映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(映画音楽)「ロック・アラウンド・ザ・クロック」(映画「暴力教室」) ①

2006-10-05 00:04:05 | 映画音楽
 先月末頃にハリウッドの老優が」ひっそりと亡くなりました。
 その人の名は…グレン・フォード…彼の映画はとは馴染みが薄かったので出た映画についてはよく知りませんでした。
 記事によれば『女優リタ・ヘイワースと共演した「ギルダ」(1946年)で有名になり、39―91年の間に「暴力教室」(55年)、「パリは燃えているか」(66年)、「スーパーマン」(78年)、「JFK」(91年)など80本以上の映画に出演、ロマンスからコメディーまで幅広い役どころを見せた。』
と云う老優の死でした。
 記事の中の映画で一作だけ私は観てませんが、私の記憶の片隅に残っている映画と音楽がありました。それは90歳で去る8月30日に他界した、グレン・フォードが出演していた「暴力教室」と云う映画です。
 この頃は我が国でもまだ学園紛争なども見られず、それほど大きな問題もなく平和な時代でした。敗戦後十年ほど…少し落ち着いて来たばかり…の時代でした。
 それだけに暴力に揺れるアメリカの教育の場の実態に、我が国ではかなり衝撃的な映画だったのでは…と思われます。

あらすじは
 ニューヨークのの高校に赴任した教師ダディエ(グレン・フオード)は、陰惨な暴力に荒れる凶暴なクラスを担当することになります。生徒たちの反抗は彼のみならず彼の妻にさえ暴力を加えようとします。
 理想と反した実態に彼も遂に「目には目を…」つまり「暴力には暴力」で対抗するようになりますが…

 荒れる学校がまだ大きな社会問題ではなかった時代、公開当時は何分「校内暴力」や「学級崩壊」などと云う言葉すら、なかった時代ですからとても衝撃的な映画だったようです。
  
  1955年 アメリカ 101分 日本公開:1955年8月 原題 Blackboard Jungle
監督 リチャード・ブルックス
キャスト グレン・フォード、アン・フランシス、ルイス・カルハーン、
ヴィク・モロー、シドニー・ポワチエ
Music Composed by Charles Wolcott
音楽:チャールズ・ウォルコット
   主題歌 「 Rock Around The Clock」Bill Haley and His Comets
     「ロック・アラウンド・ザ・クロック}(歌 ビル・ヘイリー)
 
このキャスト見て思い出しました。
 アン・フランシス…ブロンドの可愛いい女の子だったかな?出てた映画は思い出せませんが… 
 シドニー・ボアチエ…初期の作品のようです。暴力学生の役かな? 
 ヴィク・モロー…ひょっとしてテレビで「コンバット」に出てませんでしたか?   遠い記憶のことですからアテにはなりませんが…。
内容もさることながらこの映画を更に盛り上げたのは、あの主題曲ではないかと思います。             (続く)
 

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2 コメント

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こんばんわ (kju96)
2006-10-05 21:51:16
TBありがとうございます。

この映画は、不良少年と先生の学園ドラマだけど、ロックン・ロールの時代の幕開けを高らかに宣言した映画でしたね。



S・ポワチエもリーダー役のB・モローも若いですね。

B・モローは映画会社と喧嘩してTVドラマ

コンバットに出たと利いています。



今もコンバットは見ます。
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ロック元年 (たそがれ)
2006-10-05 22:42:58
 そのときは気づきませんでしたが、今から思えばこれがスタートだったのですね。

 「こんばっと」はまだ黒白テレビの時代ですね。 最初に出てる人の名が、紹介されますね。それで覚えてるのですよ。それでまだやってますか。

 息の長い番組ですね。 
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