映画と音楽そして旅

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(雑記帖) 「古都、古寺ぶらぶら散歩 五条通」

2005-11-26 07:22:57 | 旅 おでかけ
 五条烏丸で右折する前に京都駅の方向をチラと振り向くと、東本願寺の繁みと共に京都タワーが見えました。若い頃は高層建築も少なかったので、ちょっと高いところでは南方向に東寺の五重塔がよく見えたし、これが古都の象徴と思っていたのですが、今ではすっかり変りましたね。
 五条通りは道幅は広いし、いつもは車でもスムーズに通り抜けるので、あまり気がつきませんが烏丸通りに比べると、メイン・ストリートとしては少し情緒が足りませんね。など云ううちに五条大橋に来ましたが、よく考えてみると三条大橋や四条大橋は、歩いて渡ることもありますが、この橋はクルマ以外で通ることはまずありません。歩いて通ってみて橋の袂で見つけた、昔風の欄干や「ぎぼし」は新発見でしたね。(写真)
 NHKのドラマの主人公で悲劇の武将義経と、比叡山の荒法師弁慶の出会いの場所として有名な場所です。
 このあたりは加茂川を渡ると京阪電車の踏み切りや、琵琶湖疎水(運河みたいなもの)があったのですが、電車は地下に潜り疎水の上は道路になり変りましたね。
東大路を更に東山の方へ坂道を進んで、目的のお寺へ着きました。
 あまり知られていないお寺ですが、正式には「小松谷正林寺」といい、平家の全盛時代の小松内大臣 平重盛の邸宅跡で、平家滅亡の後にお寺が造営されたそうです。このお寺は「ご詠歌」を習っている家内のリクエストによるもので、住職の奥様となにかそんな話をしてました。
 次の目的地はおなじみの「清水寺」で近道をして…という、こちらの勝手な予定も「昔は行けたのですが、清水さんの方が裏門をしめはりましたし…」という奥様のアドバイスで、元の道をまただらだらと下ることになりました。