映画と音楽そして旅

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(雑記帳) 古都、京都ぶらぶら散歩「百万遍」「京大11月祭」

2005-11-29 00:10:31 | 音楽
 五条東大路で百万遍へ行くために、市バスを待つことにしました。京都市民は観光客に非常に親切で、休日には主な街角などでボアンティアの人による、臨時の観光案内所が開設されますので、早速バスの系統番号を尋ねました。
 行き先などを告げると距離 方向を記した地図や、市バスの系統番号などを教えてくれるのです。
 目的のお寺は東大路を北方向に4キロにあり、正式には「長徳山功徳院」と号し、「百万遍知恩寺」と称するそうですが、一般的に「百万遍」といわれ、1213年創建のお寺です。
 元弘年間(1330年代)に病気が流行したときに、百万回の念仏を唱えて霊験があったことから、この寺号を朝廷から賜ったそうです。世界一の大きな念珠が本堂に安置されていました。お参りの後は次の目的地「金戒光明寺」へ向かうために、再び東大路を南に歩いて戻ることにしました。
 京都大学に近づいてくると、なにか周辺がざわめいてきました。和服をお召しの若い女性方を時々見かけましたが、京都では別に珍しくないし‥などと思いながら、もらったビラを見ると「京都大学11月祭」と書いてありました。
 成る程、波田陽区みたいな格好のお兄さんが、手招きしてくれるので思わず引き込まれそうになりましたが、こちらも予定がいっぱいです。でもポスターを眺めながら歩くのも結構楽しいものでした。
 目を引いたのが「京都大学交響楽団演奏会」曲目はヴェルディの歌劇「アイーダ」より「凱旋行進曲」ああ、これならサッカー好きの孫の愛唱歌だ‥。「京都大学マンドリン・クラブ」おお、明治大学に負けずに頑張ってくれ‥
「生物学部」とかスポーツ関係などのイベントが、いっぱい溢れていました。
 若い学生さんたちの、エネルギーのお裾分けを頂きながら、陽射しも穏やかな晩秋の東大路を、ぶらぶらと南へと歩きました。