停電作業を行う時に、
どうしても必要な動力回路(3相200V回路)に
仮設電源を入れこむ時があります。
3相200Vが必要なのは、
大型モーターを回すためです。
⇒750W以上のモーターは3相モーターになります。
※停電作業の時に、止められない場合に電気を送ります。
⇒常時、モーターを回さなければならない機械など。
この動力用の仮設発電機は、
購入するにはとても高い(3相4kVA発電機でも60万円クラス)のと、
頻度の問題がありますので、
大体リースして持ってきます。
ただ、結構大きいので、
発電機+トラックの組み合わせです。
発電機を設置して使う時には、
相回転を確認して繋ぎます。
そうしないと、モーターが逆に回ってしまいます。
そこで登場するのが、検相器です。
これを使って、相回転方向を確認します。
これは、負荷側と発電機側の2か所共です。
こうして、確実に接続して、
初めて動力電源の仮設の発電機が使えます。
※電圧が200Vと高いので、
取扱いには十分注意が必要です。
ちなみに、大型発電機の使用に当たっては、
電気関係の免状を持った方と
国に対しての届け出が必要となります。
・・・・ 電管太郎【電】