電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

動力回路に仮設電源を入れてみる。

2014-04-16 04:19:30 | 電気ネタ

停電作業を行う時に、

 どうしても必要な動力回路(3相200V回路)

  仮設電源を入れこむ時があります。

3相200Vが必要なのは、

 大型モーターを回すためです。

   ⇒750W以上のモーターは3相モーターになります。

  ※停電作業の時に、止められない場合に電気を送ります。

    ⇒常時、モーターを回さなければならない機械など。

この動力用の仮設発電機は、

 購入するにはとても高い(3相4kVA発電機でも60万円クラス)のと、

 頻度の問題がありますので、

  大体リースして持ってきます。

 ただ、結構大きいので、

   発電機+トラックの組み合わせです。

Hatudenki

発電機を設置して使う時には、

 相回転を確認して繋ぎます。

  そうしないと、モーターが逆に回ってしまいます。

 そこで登場するのが、検相器です。

Kensouki

  これを使って、相回転方向を確認します。

   これは、負荷側発電機側の2か所共です。

  こうして、確実に接続して、

  初めて動力電源の仮設の発電機が使えます。

  ※電圧が200Vと高いので、

    取扱いには十分注意が必要です。

ちなみに、大型発電機の使用に当たっては、

  電気関係の免状を持った方と

    国に対しての届け出が必要となります。

                       ・・・・ 電管太郎【電】