電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

蛍光灯を蛍光灯型LEDに改造してつけて漏電

2014-04-01 22:35:44 | 電気事故・故障例

既存の直管型蛍光灯をLED蛍光灯に取り替える場合、

 露出型の照明なら簡単ですが、

 埋め込み型の蛍光灯の場合には、

  開口面積が変わるので、天井材の加工も必要になります。

そこで、

 従来の照明器具を改造して、蛍光灯型LEDを取り付けます。

  改造方法は、蛍光灯型LEDの電源供給方法にて、

   ①安定器の配線を切り離して、

     直接、LED型蛍光灯に電源(AC100V)を送る方法

   Ledkeikouto

   ②照明器具の改造無しでそのまま入れ替えるタイプのもの

     (損失からいえば、安定器の分が含まれます)

 実際には、

  ①の照明器具の中の配線を加工するタイプがほとんどです。

ところが、

  改造照明器具の数の多くなると、

   たまに、照明カバー組み込みの際に配線を挟んだり、

    絶縁方法が悪かったりして、

  改造工事後にこの照明回路の絶縁抵抗値が悪くなり、

   漏電することが、たまにあります。

もし、蛍光灯の改造の後で漏電が発生したら、

 こんな場合もありますので、

 頭に置いておきましょう。

ちなみに、

 汎用型蛍光灯型LED照明器具(逆富士型・ベースライト等)は、

  結構安く出回ってきました。

                       ・・・・ 電管太郎【電】