電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

電気機器の防水・防滴・防湿

2014-04-22 08:09:54 | 電気ネタ

電気機器を使用するところで、

 結構気になる水の存在。

水のかかり方で、

 ◆防水型(水に浸かってもOK)

 ◆防滴型(雨水など上から水には大丈夫!)

 ◆防湿型(湿度が極端に高い場所での使用はできます)

  と、ある程度の規格を持って電気製品が作られている物があります。

使用状況に応じて使い分けをします。

 例えば、

   ここに、通称:防水コンセント

  があります。

  Bousuicon

 名称は防水でも、あくまで『防滴』の機能しかありません。

  雨水を避けるためのひさしのような形状になっています。

   このため、

    あまり、壁の下の方に付けますと、

     下からの雨水の跳ね返りで、

       コンセント部分に水がかかります。

  Bousuiame

       ⇒漏電の可能性があります。

 防水ソケット付蛍光灯は防湿型ですので、

   湿度には強いですが、雨水には弱い。

  Bousuikeikoutou

    ※器具本体は、通常の蛍光灯と同じ。

防水能力のあるカバータイプを使います。

  Kabatuki

 雨に当たることが多い屋外の照明器具は、

   結構、絶縁不良から来る漏電もあります。

   水の濡れ方を考えて取り付けるようにします。

                       ・・・・ 電管太郎【電】 


電柱の上のクルクルって?

2014-04-21 00:06:45 | 電気ネタ

電柱の上にクルクル回っている物があります。

  Kurukuru

 実は、鳥が巣を作らないように、

  取り付けています。

電力会社が風の向きを調べているわけではありません。

 しかし、

  鳥の方も大したもので、

   1つくらいのクルクルが付いていても

     鳥の巣を作ります。

  そうなると、

  Kurukuru2

    クルクルの数が増えてきます。

そう、

  鳥なのに、『鳥ごっご』ならず、

    『いたちごっこ』とは 、これいかに・・・

              ・・・・ 電管太郎【電】


リレーを使って、車の電源を自由に使う。

2014-04-20 10:42:00 | くるまネタ

車の鍵を外すと、アクセサリー電源が切れます。

 ”ちょっとした充電(携帯電話・パソコン)

  車から離れても続けたい。”と考えてしまう。

そこで、

 ”車の電源(DC12V)を使いたい時に使うようにする。”

   ことを考える。

  ※一度使うと結構便利なので、

    他にも色々使ってしまう。

   (100Vインバーター・プリンターの電源など) 

ここで、

 車用のリレーを使います。

  購入部品は、

  ◆車用のリレー(ヒューズ付)+ライト付リレースイッチ

    Rire

  ◆DC電源用ソケット

    Dcsoketto

  ◆LEDのスポットライト(消し忘れ確認用)

  ◆若干の配線

   を準備します。

電源をバッテリーから直接取り出します。

 エンジンルームから車内への引込みは、

  下回りを覗くと結構穴が開いていますので、

    ここから配線を貫通させます。

こうすると、リレーのスイッチを入れると、

  いつでも電源(DC12V)を使うことができます。

  Rire2

 いざ、やってみると結構便利です。

ただし、

 入れっぱなしでは、

  バッテリーの電気が無くなってしまいますので、

   リレー動作時には、スポットライトを繋いでおきます。 

  Rire3  

そうすると、

  ライトの光で、電源の切り忘れが無くなります。

                       ・・・・ 電管太郎【電】


カミさん、魚の骨がのどに刺さる(T.T)

2014-04-19 07:47:46 | マっちゃんの部屋

夕食の時の話です。

 今日の夕食は、鯛の塩焼きサラダでした。

【カミさん】  『魚の骨に気を付けなさい!』

  Sakanatyuui 

  と家族に注意を促した。

しばらくすると・・・

 『うえっつ、うえっつ・・・』と、

  【カミさん】が、それは恐ろしいうなり声を出し始めた。

 どうやら、魚の骨がのどに刺さったようです。

水を飲んでも、ご飯を流してもだめ、

 とうとう、涙目で

 【カミさん】 『どうしよう・・・・』

 とおろおろし始める。 

で、

 【電】は、ライトを持ってきて

  【カミさん】ののどを照らしてみた。

Hone

  『刺さっているぞ!』

   ◆のどチ〇コの奥の右側に刺さっていた!

 状況が分かれば、後は取り出しにかかる。

  ピンセットスプーンを準備して、いざ取り出し。

スプーンで舌を押さえて、ピンセットでゆっくりと・・・

      ・・・・・・・・・(*.*;)

 Hone2  

  すっきりした顔は、やり終えた感激で満たされています。

魚の骨には、十分注意して食べましょう。

                    ・・・・ 電管太郎【電】


電灯回路に仮設電源を入れてみる

2014-04-17 05:31:07 | 電気ネタ

停電作業の時に、

 100Vの電気機器が停電をすると困るので、

 『これを使いたいので何とかなりませんか?』

 と、お客様からお願いされることがあります。

  特にお願いされることが多いのが、

  ◆電話の交換機

  ◆ナースコール(病院・老人ホームなど)

  ◆一部の照明回路

  ◆パソコン用の電源(滅多にありませんが)

  ◆レジの電源(本当に稀です)

    があります。

どれも、電気の容量的には少ないので、

  ハンディタイプの発電機(9A)で十分です。

それも、コンセント付の物なら、

 延長コードを使って切り替えますが、

  時々、ブレーカーから直接繋がっている機器があります。

その場合には、

   Kasetu

    このようにして、

 ブレーカーを投入しないようにビニールテープで封印をします。

  ※誤ってブレーカーを入れると、高圧側に電気が伝わり、

   とても危険です。

<説明>

  Kasetu2

  ※停電で高圧1次側 を切り離しても、

    トランス2次側から電圧(100V)が印加すると、

    トランス1次側に6000Vが発生し、

     停電と思って作業している方が、

       誤って感電する。

   ⇒これは、非常に危ない!

そう、

 仮設電源と思っても、

  最新の注意が必要です。

                  ・・・・ 電管太郎【電】