電管太郎

電気の事が大好きです。仕事もちゃんとしています。

新旧の高圧トランスを見てみると・・・

2014-08-14 07:35:27 | 電気ネタ

最近の高圧トランス(6600V⇒100/200Vへ変換)は、

 変換効率を上げて、損出を減らす省エネ型を使用します。

  ◆トランスの効率アップの名称の履歴◆

   通常トランス⇒トップランナー⇒スーパートップランナー

 トランスの損出は、

   電圧変換に伴って「銅損」「鉄損」が発生します。

    この分を軽減すると、熱の放出が激減します。

見た目の一番の変化は、

  この放熱部分が少なくなっていることです。

この前、トランスの容量アップに立ち会いました。

 古いトランス(単相50kVA)をチョット大きく(75kVA)します。

旧のトランスは、

  Toransu_3

    ◆放熱フィンがこんな感じです。

新しいトランスは、

 Toransu_2 

  容量が大きくなるにもかかわらず、

   大きさが変わりません。

  一番の変化は、

 Toransu_1

  放熱フィンが

   こんなんでいいの?

   思うくらいの 小ささになっております。

 それほど、熱の損出が少なくなっています。

こんなところに、

 省エネの努力が見えます。

                  ・・・・ 電管太郎【電】


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