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おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「調理の技磨き熟練まとめる」
・イオンリテールが毎年開く、店舗従業員の技能コンテスト「ベストスキル全国大会」。揚げ物惣菜部門で今年、入社2年目の木村美幸さん(22)が最優秀賞を獲得した。
・熟練のパート従業員などが多く参加する中で、2年目での栄冠は13回を数える同大会で最速だ。
(引用:2016/03/25 日経MJ)
とのことです。
木村さんは正社員なので、基本的に売場やパート社員の管理が本業とのことです。それでも現場の人手が足りない時は調理を手伝うこともありますが、そもそも若い社員がベテランパートさんに指示を出そうと思うと、その説得力が問題です。
そこで、木村さんは、徹底して作業を体に覚えこませ、社内の教育担当者にも指導を仰いだところ、どの作業工程に難しさがあるか、慣れればどれくらい時間を短縮できるかといったことが感覚的にわかるようになったとのこと。また、練習中からチーム内のコミュニケーションが良くなり、大会で優秀したことでさらに話を聞いてもらえるようになったそうです。
自分自身が作業をきちんとやって見せることができるからこそ、若い社員の指示でもベテランパートさんも納得してもらえるのですね。どの作業をどれくらいのスピードでこなせるはずだということが自分でわかるからこそ、作業の指示も的確になるわけです。
私も20代の頃スーパーの店長からスタートした時は、惣菜部門のパートさんに指示を出すのに苦労しました。若いからなめられてしまうんですね。私たちがへそを曲げてやめたらあんたできないんだから困るでしょう、くらいに思っていたりするわけです。
そこで調理も覚え、包丁の使い方を練習したり、鮮魚部門では魚をきちんとおろせるようにとマスターしていってようやくものが言えるようになったのを覚えています。
まずはやってみせ、ということはリーダーにとって重要なことですね。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
藤田雅三