中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

中小企業こそ顧客に密着しやすい

2010年09月24日 07時02分08秒 | マーケティング・販促


業績好調な中小飲食店こそ、大手チェーンがなかなか手が行き届かないところで頑張っていますね。

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「”お客様は神様”貫く」
・カタラタス(渋谷)~藤田さんは27歳で大手外食企業を退社して妻の祐子さんと新婚旅行をかねて世界1周の旅に出かけた。帰国後に夫婦でダイニングバーの開業を目指していたので開業準備旅行でもあった。
・旅行中は飲んだビールや食べた料理をブログにつづった。
・いつしかビール好き、旅行好きの読者を集め、開店時には200人が集まった。
・「旅とビールの2つで仲間が広がっていく感じ」
・スタッフも店が負担して世界旅行に事前研修に出かける。

・「なんでもわがまま言ってください!」大阪心斎橋の”トリベーネ”のカウンターボードには手書きでそう書かれている。
・大規模な外食チェーンをまねず顧客にひたすら密着する。
・究極の目標はすべての顧客の名前を覚えることという。
・決算情報や社長の報酬も公開。店の内装決定には社員の意見を取り入れる。誇りと自覚を持って働き、経営への参加意識を高めるためだ。
(引用:2010/09/22 日経MJより)

とのことです。
カタラタスの例では、店をオープンする前からブログによってファンやコミュニティによる見込み客が形成されていてすばらしいですね。
ビールと旅行という共通の趣味で繋がっていますから、「他店との競争」などという次元からは一線を画していると思われます。

また、イタリアンのトリベーネでは、お客様が要望されれば、わがままに応えた料理を提供しています。
チラシ配りなどをするよりも、とにかくお客様の名前を覚えきることで、顧客に添うようにしています。

こうした、顧客密着の飲食店経営をするためにはどれだけ良いスタッフがいるかというのも重要となります。
すばらしいのは、そうした従業員へのケアや配慮にも大変気を遣い、経営への参加意識を高めていることです。

さあ、あなたのビジネスでも、顧客に密着して大手のやりにくいところを徹底してみませんか?

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