中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

次世代幹部育成

2011年10月12日 07時20分34秒 | 事業承継

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「次世代の幹部育成急ぐ」
・後継人材を育てることは岡田元也社長自身の危機感の裏返しだ。自ら昨秋「次の10年を担う経営者を育てる」と宣言した。
・新世代を育てることはそのまま「家業」からの脱皮にも繋がる。
・イオンには非公式の最高意志決定機関、通称「5人会」がある。岡田社長と林直樹取締役会議長、森副社長、豊島専務執行役に、岡田卓也名誉会長相談役を加えた5人が月1回、M&Aなど重要案件を話し合う。」岡田親子が激しい議論を交わすこともある」
・トヨタなど創業家の存在感が大きい企業は珍しくない。ただ、岡田社長は企業としての持続性を担保するために「普通の会社にしたい」と話す。
(引用:2011/10/10 日経MJより)

とのことです。
世襲が特に悪いとは思いません。
創業者は別として、2代目、3代目というのはそれなりに大きくなった会社を継ぐため、継ぐ難しさがあります。
ある意味、(できれば幼い頃から)帝王学を学ぶ必要もありますので、そういった意味では世襲していくというのは創業者の思いも受け継いでいきやすいのではと思います。

しかしながら、創業者を超えるのはなかなか容易ではありません。後継者一人でなく、後継者を支えるチーム編成で次世代の経営幹部をそろえて、ちょうどバランスが取れるくらいでしょう。

イオンもマルナカ、山陽マルナカを買収し、ついに業界首位に立つようです。

マルナカも後継問題が発端で、イオンに相談したようですが、そのイオン自身も後継問題は喫緊の課題です。

これだけの組織になってくると自社内で育てていくのも難しく、外部人材の登用なども検討する必要があるのではとも思います。
意志決定機関など、創業家の色濃い部分がありますが、今後どのように普通の会社として承継していくのか注目したいと思います。

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