イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

これまた

2005-10-23 20:14:05 | 
今話題のニュースに関連した、
小林よしのり作「靖国論」を読む。amazonの該当ページ

もちろん、戦死を望んだ人たちはいないのだろうけれど、
遺書などを見る限り、当時の日本人は戦死することに誇りを持っていた、
というのが根底にある主張のようだ。

でも、誰が見るか分からない遺書は本心を述べたものとして信用できるのだろうか。
弱音をつづった遺書だってあるのではなかろうか。
だって、ほら、今ではすっかり"正義の味方"のちょうにち新聞だって
大本営発表に加担していたじゃないか。
きっと圧力のために意に沿わぬ記事を書き続けていたんだよね?

歴史解釈や国際的な立場について
どうやら日本は20世紀からいろいろ負け続けていることは分かる。
現在の欧米やアジアの某国々の不条理な主張や要求を見ると、
彼らは過去においてもきっとそうだったのだな、と
納得できてしまう気がするので危険だ。
しかし、原資料に平等にあたってみる時間もないし、
なにより不偏な資料を探すのは難しい。
尤も、某国のように戦死者数がたいした検証もなしに、
時間とともに級数的に増えていくと信頼性は明らかですけど。

それにしても、あんなに適当な参拝だったらかえって誰にも逆効果な気もしますな。
単に形式的な政治的パフォーマンスであって、
別に信念があるわけではないのだからいいんですかね。
私はキリスト教徒じゃないけれど、教会に紛れ込んだときにミサをやっていたら
見よう見まねでおとなしくしてますよ。
そこで無理矢理2礼2拍手1礼なんてするわけもない。

最新の画像もっと見る