イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

思考のレッスン

2007-07-23 00:16:46 | 
を読む。

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おそらくコンサルタントが読んでいる割合が高いであろう、
某雑誌にて勧められていたので読んでみる。
自然科学的な思考というより、いわゆる人文科学、社会科学的な思考について
述べられてる。
いや、文学的かな。
センテンスは最後まで頭の中で完成させてから書く、ということが興味深かった。

印象に残ったのは、考える必要性を説いた部分で、
「考えるのに必要な本はもう読んでいるんです。」と述べていたところ。
ああ、この人は本の時間スケールでモノを考えているのだ、ということだ。
コンサルタントや、自然科学者の時間スケールとは違うが、
あえて当てはめると必要な本云々とは、基礎体力的な蓄積であって、
その部分で自説や信念を作り上げ、個々の案件に当てはめていくということだろう。