イマカガミ

こころにうつりゆくよしなしごとを・・・

先週の

2007-07-22 22:40:44 | 
テレビニュースで、豊島区の中央図書館が新しくなったと報道されていた。
そして新設された自動読み取り式の貸出機で本を借りている人の映像が写っていた。

うすうす感づいていましたよ。
というのは、通常祝日になると図書館のホームページがNot Foundになるわけだが、
(これはホームページが格納されているサーバーが公的施設にあるため、
職員が自らの休日には電源を切るためだと推測していた。)
今回は平日になっても復旧しなかったから。
案の定検索してみると、何の予告もなく移転していた

というわけで遅ればせながら行ってみる。
旧大勝軒の向かいにできたビルの中だ。
見ると、
周りにとめてある全ての自転車に駐輪禁止を警告する札が貼ってある。
高まる緊張感。

よく見ると、地下に駐輪所があるようだ。
・・・2時間無料だって。
ありがたやありがたや。
2基あるのに1基しか動かない、3台しか自転車を積めない、
恐ろしく遅いエレベーターで地下へ。
スロープなんていう前近代的な施設はないのです。
見たところ、9人待ってましたよ。

既にアレな雰囲気が漂ってきましたが、
めげずに自転車を止め、
(狭くて隣の自転車にぶつかるので一台おきにしかとめられない)
上へ。

エレベーターに乗ったものの、図書館が何階か分からない。
エレベーター内に案内なんて前近代的なものはないもんね。

何とか、たどり着いた。長かった。
見ると、むちゃくちゃ人がいるね。
自動貸出機があるのに、3箇所にカウンターがあり、30人くらいの司書が
大声で
貸し出しカードを作った人の呼び出しをしている。

でも広いからしばらく行くと声も気にならなくなった。
本は、以前のものを引き継いでいるので代わり映えしないな。

最近興味を持っている靴の本を探してみる。
それらしき棚の前で立ち止まり、目を走らせてみると、
PCR法の発見、男の服装術、Eclipse入門・・・。
斬新な配架方式ですな・・・

一通り本を借りて、世界遺産のビデオも借りて、
ついでにとあることを調べてみた。
冒頭に書いたNHKニュースの中で自動貸出機で借りられていた本は、
かの林望氏がイギリス滞在中にホームステイした家の
オーナーの、ボストン夫人の自伝だった。
(メモリー-ルーシー・M・ボストン自伝)
利用状態を調べてみると・・・
一冊のみ所蔵されており、それが在架ですか・・・。
ま、ちょっとした演出だったんですね。