西予市宇和町山田に、小森古墳と呼ばれる遺跡がある。
場所は、県道宇和・三瓶線から少し入った小丘の上。
目下、宇和盆地の石城(いわき)地区では、赤坂古墳や笠置古墳の発掘をはじめ、「古代ロマンの里構想」ということで、里山をイメージした文化ゾーンの創出が企図されている。
この小森古墳は、前方後円墳として、古来からこの辺りの首長墓と目されてきた。今月、愛大の考古学チームによりその実測調査がいよいよ始まる。本格的な発掘調査は、そうした基礎調査が情報整理されてからだから、来年以降ではあるが、今後の全容解明が待たれるところだ。
昔から地元には国木長者の伝説もあり、また、古代人が海(九州)からやってきて、山越しに平地のあるのを眺めて住みついた、とか、あるいは肱川を遡って来たのではないか、とか色々な想像が巡らされて来た。
その意味では、明らかにされることを望みつつも、ロマンのままであることの面白さも捨てがたく、岡目八目は少し矛盾した気持ちになっている。
因みに、看板に宇和町指定文化財とあるのは、現在は西予市指定文化財となっている。
場所は、県道宇和・三瓶線から少し入った小丘の上。
目下、宇和盆地の石城(いわき)地区では、赤坂古墳や笠置古墳の発掘をはじめ、「古代ロマンの里構想」ということで、里山をイメージした文化ゾーンの創出が企図されている。
この小森古墳は、前方後円墳として、古来からこの辺りの首長墓と目されてきた。今月、愛大の考古学チームによりその実測調査がいよいよ始まる。本格的な発掘調査は、そうした基礎調査が情報整理されてからだから、来年以降ではあるが、今後の全容解明が待たれるところだ。
昔から地元には国木長者の伝説もあり、また、古代人が海(九州)からやってきて、山越しに平地のあるのを眺めて住みついた、とか、あるいは肱川を遡って来たのではないか、とか色々な想像が巡らされて来た。
その意味では、明らかにされることを望みつつも、ロマンのままであることの面白さも捨てがたく、岡目八目は少し矛盾した気持ちになっている。
因みに、看板に宇和町指定文化財とあるのは、現在は西予市指定文化財となっている。