岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

本の紹介【4】

2006-02-06 22:21:25 | 良書紹介


「国家の品格」藤原正彦 著  新潮新書 ¥680

久々に読んでスッキリ、の本。これまた読む人によって受け止め方も違うのかも知れないが、武士道を縦糸に、数学者らしい論理的展開をしつつ、その帰結が論理ではない所がイイ。右左の思想的心情ではなく、フツーに国を愛する心を持つ一人の著者の気持ちが切ない。
私は何度もソーダそーだ、とうなづきながら読んだのでした。
新田次郎と藤原ていの次男、という興味もありましたが。

いやぁ、「惻隠の情」なんて言葉もしばらく振りに目にしたナァ。いい日本語があるよ、日本には。

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2 コメント

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藤原先生招聘 (梅蔵)
2006-02-07 08:40:12
昨年、S学長が「おもしろいよ、この人ぁ。」と言い出して連絡とったりしたんですよねぇ。手紙書いたりなんやかやと。結局スケジュールがあわないとか、何とか、体の良い断り文句だったかもしれませんが、招聘には失敗しました。

この手で伊沢元彦は2回も来てくれたんですけどね。旨い「ふぐ」ご馳走しますからって。
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武士道とは? (オカザキ)
2006-02-10 03:10:33
手紙は、トーゼン巻紙に筆でしたか?武士道的招聘術の極意ナリ。

てなワケにもいかんわなぁ。
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