岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

新緑の岩松。

2006-05-07 01:15:35 | 季節感
「岩松横っちょストーリー」をそぞろ歩きながら、もう一つの気分良さについて書いてみたい。

時は五月初旬、丁度いい季節での催しで、特に岩松の魅力の一つに、この写真の新緑の美しさがある。町並みの背後にすぐ山が迫り、居住街区としての広さには難のある岩松だが、その分自然の緑が間近にあることで、川と山と町並みとの関係の程よさが、得がたい個性ともなっている。特に、桧や杉の人工林ではなく、その殆どは、カシ、ナラ、クスなどの照葉樹林である。
甍の波の間に、そうした緑(翠)の部分が見え隠れする、というのは、今となっては地方都市でも以外に少ないロケーションと言っていい。
町並みは、建物だけで構成されるものではなく、周囲の自然環境との関係性も重要な成立ファクターであることを、この風景が教えてくれる。

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