岡崎直司の岡目八目

歩キ目デス・ウォッチャー岡崎が、足の向くまま気の向くまま、日々のつれづれをつづります。

郡中線岡田駅 ⑨

2008-01-09 23:55:22 | 建見楽学


線路側から見る。
花崗岩の石積みプラットホーム。

松山市中心部と郊外を結ぶ伊予鉄道には、高浜線、横河原線、郡中線の三本があり、その中のレトロ駅舎としては、三津駅・高浜駅(高浜線)、横河原駅、岡田駅・松前駅(郡中線)などがある。
何れも、何故かそれぞれスタイルの違いがあり、岡目八目的には気になる“ナゾ”である。

郡中線岡田駅 ⑦

2008-01-09 01:58:54 | 建見楽学


天井の中心には、何やらかつてのレトロな電燈の木型が残存している。

モチロン、この蛍光灯は後から取り付けたものだから、当初はどういう形の照明具だったのだろう。
小さいながらも、近代和風建築の様相を帯びている。

郡中線岡田駅 ⑥

2008-01-09 01:53:20 | 建見楽学


待合室の天井の意匠が変わっている。

棹縁天井(さおぶちてんじょう)の形状が、通常よく見られる一方向のものではなく、対角線に四分割とした手の込んだ仕上げとなっている。

郡中線岡田駅 ③

2008-01-09 01:32:06 | 建見楽学



岡田駅のプレート。

よく見ると右書きで「駅田岡」、それも“駅”の字は旧字体がうっすらと見える。
戦前期の看板をある時期に書き換えられたものに違いない。
こういうのは、是非このままの状態で使い続けてもらいたいもの。

ややもすると、勘違いをしてキレイにやり替えられている場合も、時には起こり得るので、“転ばぬ先の杖”的発想をついしてしまう。
これは言わば私の“持病”デス。

伊予鉄郡中線岡田駅

2008-01-09 01:15:44 | 建見楽学


昨年の暮れに、所用で出かけた伊予鉄道の「岡田駅」。

このレトロな佇まいが、岡目八目は気に入っている。
現在は伊予鉄郡中線の途中駅となっているが、元々は郡中経済人が興した“南予鉄道”に起因する。