近年の発掘調査で一乗の谷の城下町の全容が
明らかになってきた
NHK大河ドラマ「麒麟が来る」でも登場していたね
織田信長軍によって焼き尽くされた浅倉氏百年の都
浅倉氏皆殺しの里だ
この城から身一つで逃げおうせた
数少ない者達の中に
今回の「塞王の盾」の主人公がいた
匡介という名「王を護る」という漢字(上手いネーミングセンス)
この悲惨な戦国期の城の護をテーマに
この物語は描かれてある
それにしても久し振りに読みでのする
分厚い本だ
それなりに面白い本であれば良いのだが
第166回直木賞受賞作がこの時代小説だと知って
新刊を買う気になった
山本兼一作の「火天の城」は織田信長伏見城の大工のはなしだったが
今度は信長に対抗する城造りの石工職人のはなしの様だ
分厚い本で読了するのに少し根気がいるかも知れない
どんな槍も防ぐ盾の存在と どの様な槍も破れない盾という存在
「矛盾」と云う言葉を小学校で習った
さてさて石垣と鉄砲
本当はどちらが強いのか?
これからじっくりと読ましてもらおう
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