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医師の言葉の効果

2007-07-25 | 医療
生理学、脳科学が専門で著書の多い高田明和先生が,
外国での調査結果を紹介しています.

それによると,さほど重くない病気の患者に対して,
医師の言葉がけがどのような影響を与えるか調べたところ,
「数日でよくなりますよ」と告げられた患者の
6割以上が2週間以内に病状が軽快していたとのことです。
一方「あまり原因が分からないのですが」と自信なげに告げられた患者は
4割しか症状が改善しなかったということです。
このことは,医師が改善するといった内容の言葉かけは、
患者さんによい効果を与えることを物語っていると
調査チームは解釈しています。

が、このデータむしろ「分からない」と答えた事にも
問題があると読みました。

もちろん嘘やいい加減は許せませんが、
分からない事をストレートに分からないと
言い放つことは患者さんをさらに不安にさせ、
治癒とは反対側に進ませる可能性を秘めている
ことを忘れてはいけないと教訓にしました。

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