昨日は枝一杯に白い花を付けた木、今日は春先でも無いのに黄色い花を一杯に付けた樹。
山一つ越えた隣集落、在所道脇に一見初春のミモザかと見紛う程に花盛り。
しかし近づいて良く見ると、見覚えのない尖ってた反り返る四枚の花弁を持っている。
花径約1cm弱、一見レンギョウの様にも見えるが芯部が朱色で大違い。
花がまるで逆さに引っくり返っているよう ・・・・
撮影2014.9.13
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ムクロジ科 ・モクゲンジ属
中国原産の落葉高木・葉は互生、2回羽状複葉、稚樹の時は小葉に鋸歯があるが、成木になると全縁になります。
花期は9月、黄色の小さな花を多数つけます。一つの花は小さいけれど、花序が大きいので、花時は、樹冠全体が黄色になって見事です。
花弁4枚は偏ってつき、花が成熟してくると後ろに反り返り、雄しべは8。
花柱1・果実は、長さ4cm程のラグビーボール形で、袋状になっています。