見たことも無い黄色い小さな豆花を付けた野草を木津川河川敷で見掛けた。
この区域に限って見られた野草、検索したところシナガワハギ(品川萩)と判明・・・・。
この区域は去年から河川工事が進められ、搬入した土砂に混じっていた種子が発芽、この時期花を咲かせたと思われる。
草丈約1.5mほど、萩に似た葉を茂らせ、分枝した枝先に黄色い豆花を一杯に付ける。
花は長さ約4~5mm、少しの風にもゆらゆら揺れて撮影しづらい。
これもやっぱり帰化植物、江戸時代末期に東京の品川付近で見つかったことからシナガワハギ(品川萩)の名が付けられた。
隣の枝にはもう青い実が一杯成って居た。
撮影2013.8.29
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マメ科シナガワハギ属
アジア原産で海岸近くに生育する帰化植物、茎は高さ30~100cm、多数分岐し、葉は3小葉の複葉で、小葉は青緑色で長さ1.5~3cm、幅0.4~1cmのくさび状楕円形。
枝の先や葉腋から長さ3~5cmの総状花序をだし、黄色で長さ4~6mmの蝶形花を多数つけ、旗弁は広楕円形で翼弁とほぼ同長。萼は5裂する。
果実は豆果、長さ3~4mmの広楕円形で、表面に凸凹したしわが多いく、中に1~2個の種子が有り、花期は5~10月。