オトギリソウには違いないけど小さく、コケオトギリよりはうんと大きい・・・・きっと別種だろうとバシャして来た。
散歩道の足を伸ばした山手の棚田脇道・・・今の時期、嫌と言う程見掛けるキツネノマゴと仲良く咲いていた。
草丈約20cm内外、茎の頂部、花を付ける部分で分岐、花径1cm足らずの花を咲かせている。
姫と呼ばれるだけあって、確かにちょっとか弱そう・・・
オトギリソウもつくづく亜種の多い花だなあと思う。
撮影2014.9.7
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オトギリソウ科ヒメオトギリ属
ヒメオトギリは千葉県以西の日本各地、アジア、オーストラリア、ニュージーランドなどに広く分布する一年草。
沼沢地、放棄水田、山道沿いの小湿地などに生育、軟弱な草で、小さい場合には自立するが、生育がよい場合には高さ40cmほどになって、他の植物に寄り添って生育する。
しかし、茎は思いの外強靱で、細いもので引っ張ってもなかなか切れない。
茎の断面は四角で、根本から分岐するか、生育がよくない場合には分岐しない。茎は中部ではほとんど分岐せず、頂部で花を付ける部分で分岐する。
花弁の長さは3mmほどで小さく、雄しべの数は10~20。
葉には明点があるが、透かしてみても肉眼ではわかりにくく、ルーペが必要である。