思わぬところで出逢ったキンミズヒキの花。
これが本当にキンミズヒキかと疑うほどに巨大化・・・草丈は優に僕の背丈を越えて高いところで花を咲かせている。
最近雨が多く、余り歩くことが無かった木津川河川敷内、ブッシュに一塊群生していた。
キンミズヒキは本来、山道脇にひっそり咲いてるのが常だと思っていたのが大間違いだという様相。
花も、一つ一つが大きいような・・・まさか別種ではあるまいが・・・・
植物もその生育環境でこんなにも違うものかと実感させられた。
大河の河川敷は栄養過多なほどに地が肥えて居るんですね。
撮影2014.8.22
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バラ科キンミズヒキ属:多年草
北海道~九州の山野に生え、茎は高さ50~150cm、茎や葉に長毛が多いが、株によって粗密がある。
葉は互生、長さ10~16cm、大小不揃いの5~9枚の小葉からなる奇数羽状複葉、小葉は長楕円形または倒卵形、縁は鈍鋸歯があり、裏面に腺点が多い。
葉のつけ根には托葉があり、茎の上部は枝分かれして花柄の短い総状花序をつける。
花は直径7~10mm、黄色の5弁花。花柄は1.5~2mm、小さい3尖裂した2小苞をつける。
花弁は倒卵形または楕円形、幅が広い、萼筒は倒円錐形で果時には長さ幅ともに3mm内外、長毛を散生し、短毛を密布する。
萼片は5個、副萼は多数あってかぎ状、果時に3mmに達し、雄しべが8~15個。2個の雌しべは普通1個のみが成熟する。
そう果は萼筒と萼片に包まれて熟し、花期は7~10月。