里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

マルバツユクサ(丸葉露草)・・・画像更新

2014年09月17日 | 8月の花

幹線国道沿いの法面で初めて見掛けたツユクサ。

 葉の割には小さな花を付け、それも時間帯が悪かったのか?殆どが花を閉じていた。

 花径約1cm程、通常のツユクサに比べると明らかに小さく・・・

 

 2枚の大きな花弁がf痛のツユクサよりも離れて居る様な気がする。

撮影2014.8.16

先日、近くで完全なこの花を見かけたのでここに追加UPしておきます。

撮影2014.9.16

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ツユクサ科ツユクサ属

アジア、アフリカに自生し、世界中に広く帰化している。

 海岸に多いと解説されるのが普通だが、内陸の幸田町内などでも群生している。

葉は長さ3~7㎝、幅2~4㎝の卵~広卵形、平行の葉脈が目立ち、わずかに毛が生え、縁は普通、波打つ。

葉には短い柄があり、基部は筒状の鞘となる。茎頂の2つ折りになった苞の中に花をつけ、苞の外に花柄を伸ばして通常2個、開花する。

花は直径約2.5㎝、青~淡青色で、まれに白花もある。

花が終わると花茎が曲がり、苞の中で果実(果)が花の数だけできる。

果実には長さ3~4㎜の大型の種子が1個と長さ約2㎜の小型の種子が1~4個できる。

マルバツユクサは通常の結実のほか、地下に閉鎖花をつけ、自家受精して種子を作る特殊な形態を示すことで知られている。

地下でできた果実も大型と小型の種子をもつ。

ツユクサと似ているが、葉がツユクサより丸味を帯びて大きく、花はツユクサより小く、色はやや薄めのものが多い。


カエデドコロ(楓野老)

2014年09月17日 | 8月の花

夏の終わりから秋の初めの山裾散歩道にはこの手の花が多い。 

木の枝から垂れ下がり黄色い花を一杯に付けているのがカエデドコロの雄花

カエデドコロ,は、雌雄異株(しゆういしゅ) 隣同士に生えて居たりもするが概して花の方が多くよく目立つ。

花は房状、大量にぶら下がり花径3mm、花被片(かひへん)は濃黄色で6弁、うるさいほどにハナアブが寄ってくる。

 雌花も花色、花型は変わらないものの、あの軍配の様な翼のある果実(子房)の先に一輪づつ花を咲かせ、雄花ほど大量にはつかない。

良く似た花を持つものにオニドコロがあるが、こちらは花が白い。 

撮影2014.8.23

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ヤマノイモ科ヤマノイモ属:つる性多年草
中部地方~九州の山野に生え、葉は互生し、卵心形で3~9裂し、長さ6~12cm。両面に毛があり、中央裂片の先は長く尖るが、側裂片の先は尖らない。

葉柄は長さ約10cm、基部に1対の小突起があり、雌雄異株、雄花序は枝分かれして多くの花がつく。

花被片は長さ約1.4mm、黄色で平開し短い柄があり、雄花には完全雄しべ6個、雌花序は葉腋から1~2本が下垂し、花がまばらにつく、花被片は雄花と同じ大きさ。橙黄色で柄はない。

雌花は3室の下位子房を持ち、さく果は倒卵状円形で3翼があり、幅1.5~1.8cm、下垂した穂軸に上向きにつく。

種子は全周に翼がある。花期は7~10月