木津川中洲の草叢、葭葦や葛に隠れるようにして見慣れぬ白い花が咲いていた。
園芸品種が何らかの理由でここまで運ばれたのだろう・・・・・、花は五弁花で中芯部が濃い赤褐色をしている。
草丈は約1mばかり、花径約5Cmと大型。
この花も帰化種で強そうだから木津川の定着種と成るかも知れない・・・・。
撮影2013.9.12
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矢の根梵天花(ヤノネボンテンカ)はアオイ科ヤノネボンテンカ属(パポニア属)の常緑低木で、原産地は南アメリカ、日本へ渡来した時期は不明である。 比較的寒さに強く、観賞用に栽培されているものが道端などに逸出している。
茎は直立、葉は互生し、細く、長さ3~10?の鉾型、先がやや尖り、基部が張り出し、縁に波状の鋸歯がある。
花は枝先に単生、花柄は長さ4~7?、花はムクゲに似て直径4~6?、花弁は5個、白色、中心部が赤色。
別名を高砂芙蓉(タカサゴフヨウ)という。