嫌われ者の帰化植物・・・・・、これは木津川河川敷の竹林の竹に巻きついて居たもの。
全国の河川敷等で大繁茂し、河原の固有種との競合や駆逐のおそれから、長野県では駆除が実施されている。
取り敢えず物凄い繁殖力で在来種を駆逐しかねず、侵略的外来種ワースト100に選定されている。
蟻が高い枝先の花に蜜を吸いに来るようです???。
撮影2013.8.13
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アレチウリ(荒れ地瓜)はウリ科の大型のツル植物で1年生草本、北米原産で日本では本州以南で帰化植物として知られ、特定外来生物に指定されている。
また、日本生態学会によって日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている。
雌雄異花、雌花は淡緑色で直径約6 mm、球状に集合、雄花は黄白色で直径約1 cm、総状に咲き、花期は8月から9月で、花の後には白いトゲに覆われた実がなる。
繁殖力は凄まじく、1株当たり25,000個以上の種子をつけていた例も報告されている。果実は長さ1センチほどで長くて鋭い棘が密生し、金平糖のような形にかたまって結実する。触ると痛く、棘は細くて硬くしなやかなので、ジーンズ程度の服ならば貫いて刺さったりする。
長野県千曲川で7月のアレチウリの現存量と在来植物の種数との関係を調査した結果、アレチウリが大量にある場所では、他の植物がほとんど生育しないことが示された。
全国の河川敷等で大繁茂し、河原の固有種との競合や駆逐のおそれから、駆除が実施されている。