『通訳案内士試験対策スクール』ESDICブログ!

ESDIC(エスディック)英語能力開発アカデミーから、通訳案内士試験受験の皆様へ最新&重要情報をお届けします!

2次対策セミナーポイント公開&<英語2次集中セミナー>受付中!

2014-10-17 17:47:00 | 通訳案内士試験対策
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第2次試験(12月7日)まで、あと51日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

本日は、東京・大阪にて開催いたしました、<2次対策セミナー>での内容(エッセンス)を
資料を基に、公開させていただきます。

特に、多くの2次受験者の方が不安を感じている「通訳」対策のポイントを
逐次通訳演習を含めて公開いたします。
是非、ご参考になさってください。

また、Intensive Seminar として、2日間(1日6時間:合計12時間)の実践式「通訳」「プレゼンテーション」徹底演習を東京・大阪にて開催いたします!

(1) まだ、具体的な2次対策を始めていない方
(2) 独習での2次対策にご不安な方
(3) 現在の2次対策をより強化したい方

上記の方々を対象に、実践式「通訳」「プレゼンテーション」徹底演習として、
2日間(1日6時間:合計12時間)<英語2次集中セミナー>を東京・大阪にて開催いたします!

★本セミナーお申込みの方へは、2次試験に向けましての学習方法を
事前にお電話にてご説明いたしますので、ご不安なく受講していただけます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】  2次「通訳」対策ポイント!
    ★「合格できるタイプ&合格できないタイプ」とは!
    ★逐次通訳問題を含む<2次対策セミナー>資料公開!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●下記の一部、もしくは、全てを無断でコピー、転載することを固く禁じます。

《2次対策セミナー説明会資料》

【1】 第2次口述試験の概要
日本政府観光局の「通訳案内士試験ガイドライン」(2014 年4 月1 日改正)による、
第2次口述試験の概要は下記の通りである。

[1]試験の目的
「通訳案内士として必要な知識及び能力を有するかどうかを判定すること」
(通訳案内士法第5条)であり、出題方針も、通訳案内の実務に沿った内容、
レベルの問題を出題することとする。

[2]試験方法
(1)総合的な外国語の能力並びに日本地理、日本歴史及び一般常識に係る正確な知識を
活用して行われる、通訳案内の現場で必要とされるコミュニケーションを図るための
実践的な能力について判定するものとする。

(2)日本の地理、歴史並びに産業、経済、政治及び文化についての主要な事柄のうち
外国人観光旅客の関心の強いものを題材として、受験者に通訳案内の業務を
擬似的に行わせることにより実施するものとする。

(3)試験時間は、1人当たり8分程度とする。

(4)通訳案内士試験委員(以下単に「試験委員」という)は、原則として、
外国語ごとに2人以上選任されるものとする。試験委員は、試験問題の作成及び
合否の判定に関する事務を行う。

(5)試験問題の作成に当たっては、問題案を作成する試験委員と
内容をチェックする試験委員を分けるなど、十分なチェック体制を確立し、
一部の受験者だけに有利になる問題や、内容に偏りがある問題等の出題を回避する。

(6)終了者からの問題の漏洩を避けるため、当該時間帯の間、終了者を未受験者と
別の部屋に待機させ、通信機器を預かる等の措置を取るとともに、時間帯に
よって大きな差が出ないように質問内容のレベルを合わせるなど、受験者間で
不公平が生じないような方法とする。

[3]合否判定
(1)口述試験の合否判定については、本ガイドラインに従い、
あらかじめ評価項目ごとに具体的な評価基準を設定した上で、
合格基準点(原則として6割)に達しているか否かを判定することにより行う。

(2)評価項目
①プレゼンテーション 
②コミュニケーション(臨機応変な対応力、会話継続への意欲等) 
③文法及び語彙
④発音及び発声

【2】 2013年度の試験内容
(1)受験者1名、試験官2名(外国人1名、日本人1名)の対面式。
試験官の前には机があるが、受験者の前に机はない。
ただし椅子が3脚あって、受験者は真ん中の椅子に座る。
片方の椅子にはA4サイズの何枚かの紙をはさんだボードと
何本かのボールペンが置いてある。
もう片方の椅子に鞄やコートを置く。

(2)日本人試験官が受験者に英語で名前(受験番号も聞かれたケースもあり)を聞く。
試験委員が日本語で話す内容を受験外国語で通訳する。

試験委員 : これから私が日本語で話す内容について、外国人観光客に
ガイドをするつもりで受験外国語を用いて、
1分程度で(⇒ガイドライン等には無かったが、試験会場で初めて指示された)お話しください。
配付した用紙と筆記用具を用いてメモをとっても結構です。

(例題)浮世絵は、江戸時代に庶民の間で人気のあった風俗画です。
浮世絵は木版画が主流で、量産が可能でした。浮世絵は、
19世紀のヨーロッパで、ヴァン・ゴッホなどの印象派の画家に大きな影響を与えました。

(3)次に、日本語によりテーマが書かれた、配付された3つのカードから、
30秒以内にテーマを1つ選択し、最初に、選択したテーマを外国語で言ってから、
2分間のプレゼンテーションを行う。

※30秒以内にテーマを1つ選択し⇒この間、プレゼンテーションの構成を考えるのだが、
この時、メモをとってもかまわない。
※2分間の途中、1分経過時に、試験官が1のポーズで合図を出す。

試験委員(日本語で): 配付されたカードの中からテーマを1つ選択し、
そのテーマについて受験外国語で 2分間程度でお話しください。

(例題)1. 東北の見所について。2. 江戸について。3. 新幹線について。

【3】 2014年度の受験対策
[1]本試験での注意点
(1)外国人旅行客を歓迎する日本の通訳案内士の立場に立って回答する。
(2)回答している時は、試験官の目を見ながら答える。
(3)質問の意味がよく理解できない時は、必ず問い直す。
(4)落ち着いて早口にならず、大きな声で話し、にこやかに対応する。
(5)自信がないことでも、とにかく話す。
(6)長い沈黙は絶対に避ける。
(7)通訳案内士になりたいという意欲を示す。
(8)評価項目を常に念頭に置き、意識する。

[2]セミナー
●東京・大阪2日間<英語2次集中セミナー>(ESDIC英語能力開発アカデミー)
●通信版<英語2次セミナー>(ESDIC英語能力開発アカデミー)

[3]参考書
●『日本事象 ESDIC 280』書籍(1,500円)、CD2枚(2,000円)( ESDIC英語能力開発アカデミー)
●『必修ガイド用語集』(1,000円)
●2014年度版<英語2次セミナー>テキスト
「通訳(81題)」「プレゼンテーション(81題)」(2,000円)
※10月第3週完成予定。

【4】 案外知らない合格の決め手
例えば、「そのハガキの内容は、どなたか大事な人に差出人の近況を知らせることです」
ということを英語で通訳してください、と言われたとする。
今まで一度もその日本語に該当する英語を考えたことがないとしよう。
それでも、きちんと英語で表現できる人とは、どのような人だろうか?
約10 年間英語を学んでいるA さんとB さんがいる。
二人とも、「ハガキ」は postcard であり、「内容」は contents であり、
「どなたか大事な人」はsomeone important であり、「差出人」はsender であると知っている。
また、二人とも英会話によく出る表現は数百個ほど覚えているので、
「最近はいかがお過ごしですか」に相当する決まり文句は “How are you getting along these days?”
という英語であることも知っている。
しかし、A さんは、上記の日本語に相当する英文を正しく組み立てることができない。
一方、B さんは、上記の日本語に相当する英文を正しく組み立てて通訳することができた。
なぜだろうか。B さんは日本語を英語に転換するための理論(文法)を知っていたので
正しい英文を組み立てて通訳することができた。しかし、A さんには
その文法力がなかったので、正しい英文で通訳することができなかった。
日本語を英語に転換するための規則に習熟していたB さんは、
次のことをさほど時間を取らずに頭の中で処理した。

① 主語は、The contents of the postcard
② 動詞はare で、その後に続く補語は to- 不定詞。即ち、are to V ~
③ 補語の to- 不定詞は「誰か大事な人に~を知らせること」に相当する英語で、
to let someone important know ~という使役動詞 let の用法にも十二分に習熟している。
④ know の後ろには「差出人の近況」に相当する英語が来る。
“How are you getting along these days?” という英会話の決まり文句から、
主語の you を a sender に変え、間接疑問文に素早く転換し、
how a sender is getting along these days にできた。
間接疑問文の仕組みもよく分かっている。

以上のことをほとんど無意識的に素早く処理して、次のような英文を話すことができた。
The contents of the postcard are to let someone important know how a sender is getting along these days.
以上のように、「自分の言いたいことを何でも表現できる」、「通訳してほしい」と
頼まれた日本語を適切に英語で表現できる」ようになるためには、
「単語・熟語などの語彙力・語法」「発音」などの他に、
「主語」「動詞」「補語」「to- 不定詞」「使役動詞」「関係詞」「間接疑問文」「修飾語句の位置」など、
「日本語を英語に転換するしくみ(理論・文法)」に対する理解が必要不可欠になる。
しかも、スピーキングに役立つためにはすぐに出てくるように習熟するための訓練が必要である。
また、語彙は何万とあるわけだが、日本語を英語に転換するしくみ・規則(理論・文法)は
限られた数しかないので、単語や熟語などの言語材料は頭の中に豊富にあるのに、
英文を生成できないという人は、日本語を英語に転換する文法規則も頑張ってもらうと、
英語力、および英会話力も飛躍的に伸びる。
このように言うと、「『英語母国語話者』は、英文を生成するための文法規則を学ばなくとも
何でも英語で表現できるではないか。なぜそんなものを学ばなくてはいけないのだ」
と主張する人がいる。そのような主張をする人々は次の3つに大別できる。

①あまり英語が分かってない人。勉強不足で英語の本質が分からないので、
素人評論家(言葉の構造と機能についてきちんとした見識を持っていない)の考えに染まっており、
そのように主張をする場合が多いようだ。外国語として10 歳頃を過ぎてから英語を学び、
英語ができる人(例えば、英検1級以上の人など)は、
そうした英文生成の規則の重要性をよく分かっている。

②国籍は日本かもしれないが、幼い時に英語圏で暮らし、「英語母国語話者」と
ほぼ同じように自然に英語が身についた人で、「外国語として英語を学ぶ学習者」が
どこでつまずくかを分かっていない人。

③英語の初心者に英語を教えている人で、「場面ごとによく出る決まり文句を
おうむ返しに言えるように、暗記を中心に教えている人(それはそれで悪いことではないが、
それだけでは生徒は初級レベルで止まってしまう)。

ただ、そうは言っても、「今まで英語で表現したことのないどんなことでも
英語で表現できる」という英語力は相当なもので、「純粋な意味で見たことも聞いたことも
考えたこともない、しかも抽象的で複雑なことをゼロから英文を話せる」というようになるには
長い年月と相当のエネルギーを要する。

★しかし、通訳案内士2次試験に合格するためには、コツがある。
つまり、プレゼンテーションにしろ、逐次通訳にしろ、「日本事象」「観光」関連が
出題されるということである。

そして、日本事象は伝統的なものにしろ、現代的なものにしろ、観光客が興味を持ち、
出題されそうなものは、無限にあるものではない。

つまり、ESDIC の2次対策で学んだ日本事象などの英語が頭の中に入っていれば、
実際の試験ではそれを応用して話せる場合が多い。

但し、一言一句変わらない、ということはないだろうから、該当の質問に対して
適切な回答になるように、頭の中にある言語材料や英文を、
上記の英文生成のための文法規則を適用して、適切な答えに変形させる必要
(=応用力の必要)がある。
そのために、「発音の正確さ」に加えて、次のことが重要である。
言い方を変えると、次の2つをきちんと学習すると合格しやすくなる。

① ESDIC の2次対策で学んだ日本事象関連の英語が、自在に応用できる形で
インプットされている(応用力のない暗記ではダメ)
② 学んだ英文や言語材料を適切に、臨機応変にアウトプットするための
「英文生成のための文法規則」が分かっている。⇒ESDICの授業に繰り返し出てくる。

【5】 合格へのアプローチ
●合格する可能性が高いタイプ
①メモ取りの練習をコンスタントにしている人。
ESDIC の通信版<英語2次セミナー>は、自宅でのメモ取りの良い練習になる。
② 言われた内容になるべく忠実に、正確に通訳する人。
逐次通訳で自分の意見を述べたり、自分なりにまとめ直してはいけない。
③ 自然で普通の英語のリズム、抑揚を心がける人。
④ 明朗に気持ちよく応答できる表現力があり、相手に良い印象を与える人。
⑤ 予習や復習の際に、なぜ自分は日本語を英語にできなかったのか(語彙の問題、
あるいは文法・語法の問題なのか)を冷静に客観的に分析する人。  
⑥ 英語に転換するのに自分に足りなかった欠点を確認する人。
⑦ 表現のポイント(発音・語句・文法)を確認しながら、
該当する問題に関して英語で言えることを確認する人。
やりっ放しではなく、確認することが重要。
⑧ 上記の欠点が本当に克服されているかどうか、定期的に点検する人。
欠点を改善するために、瞬時に英語に転換して表現ができるように、
徹底的に反復練習を行う人。
⑨上述の内容にも関連するが、中学・高校の基本英文法を
日本語を英語に通訳する場合に適用できる形で、マスターしている人。
⑩ 特に2次対策の場合、普段から発音に気をつけ、なるべく正確な発音で発話する人。
⑪ ESDIC の教材に絞って、インプット・アウトプットの練習を頻繁にする人。

●合格できないタイプ
上記で述べた【合格へのアプローチ】の逆のことをする人。
① メモ取りをしていないので、本試験の問題の日本文そのものが再現できない人。
② 通訳の際に自分の意見や関連知識をたくさん加える人。
無理にジョークやユーモアの精神を出そうとして、結果、試験官をしかめ面にしてしまう人。
③ 非常に不自然なリズム・抑揚で話して、結果、試験官が引いてしまう人。
④ 表現力がなく、回答が全般的に暗い人。
⑤ 英文を組み立てるのに必要な英文法が分かっていない人。
⑥ 決まり文句を暗唱しているが、それを応用して適切な英文を作ることができない人。
従って、適切な英文が口から出てこない。
⑦ 自分の欠点を客観的に分析できない人。英語力という観点から、
自分の欠点を認めることができない人。
⑧ 自分本位で考える唯我独尊タイプの人。
「私はこの単語や慣用句を知らない。私が知らないものは覚える必要がない。」
「私はこの構文や文法は知らない。私が知らない構文や文法はマスターする必要はない。」
「私はこの日本語を英語に転換できない。私が英語で表現できない日本語は、
英語で表現する必要がない。」
「私はこの発音で覚えている。だから、(仮に間違っていても)この発音でいい」
⑨ 怠惰なタイプで練習量が少ない人。
「自然に頭に入るものは覚えるが、エネルギーを使ってまで覚えたり、
使えるようになるために練習したくない。」
「聞くだけで頭に自然に入る勉強で十分。暗記・記憶はしたくない。」
「自分は他の人のように覚えられないので覚えることはしない。」
「アウトプットは好きだが、インプットはしたくない。」→インプットなくして、
アウトプットなし。
「英語母国語話者のように自然に英語を身についけたい。日本語から英語に通訳する
ための文法の規則は勉強したくない。」→完全に不可能な間違った考えに毒されている。
「英文生成の理論は、理解できない。頭が痛くなる。」
「他の人と自分の発音が違う場合、どちらが正しいかを知るために発音記号を
確かめるのは面倒くさい。」
⑩ 基本英文法を自在に適用できるようにマスターしていない人。
従って、使用すべき語句が出てきても、それを英文にすることができない人。
⑪ 試験中に試験が嫌になるタイプの人。
「もう英語を話したくない、もう試験は受けたくない」という気持ちになり、
その気持ちが表情や態度に出るタイプの人。
⑫ 教材を完璧にマスターしているとは到底言えないのに、いろいろと手を広げすぎて
勉強している人。

【6】 逐次通訳演習
① 徳川家康は16 世紀の戦国大名でした。彼は1600 年に関ヶ原の戦いで勝利し、
名実ともに天下を統一し、戦国時代を完全に終わらせました。彼は徳川幕府を創設し、
日本における長期の平和と安定の基礎を築きました。
Tokugawa Ieyasu was a warlord in the 16th century. In 1600, he won the Battle of Sekigahara, and unified Japan both in name and reality, and completely put the Warring State Period to an end. He established the Tokugawa shogunate, and laid the foundation for longstanding peace and stability in Japan.

② 水墨画は、すべてのものが墨で描かれる芸術様式です。
この絵画様式は画家であり僧侶である雪舟によって15 世紀に完成されました。
日本の他の多くの芸術におけるのと同様、水墨画には簡潔と微妙さに対する好みが見られます。
Suibokuga is an art form in which everything is depicted in India ink. This style of painting was perfected by the painter and priest Sesshu in the 15th century. As in many other Japanese arts, a preference for simplicity and subtlety is seen in suibokuga.

③ カラオケとは、カラオケ装置から流れてくる録音された音楽に合わせて
マイクで歌を歌うことです。カラオケは、高性能なカラオケ装置が取り付けられている
カラオケ用の個室で楽しむことができます。
Karaoke is singing songs through a microphone to the accompaniment of recorded music coming from a karaoke machine. You can enjoy karaoke at a private karaoke room equipped with a sophisticated karaoke machine.

④ 日本列島は太平洋をめぐる火山帯の上にあって火山に富んでいますが、
これらの火山は様々な種類の景観を呈しています。特に、富士山と阿蘇山は
典型的な火山で、それらは私たちが世界に誇りうるものです。
The Japanese islands, which are in a volcanic zone surrounding the Pacific Ocean, abound in volcanoes and these volcanoes offer various types of scenery. In particular, Mt. Fuji and Mt. Aso are typical volcanoes, which we can be proud of for the world.

⑤ 北海道は日本の一番北にある島です。北海道は広大な景色に恵まれているので、
四季を通じて観光客を引きつけています。冬は国内外から大勢のスキー客がやってきます。
2月に行われる札幌雪祭りは必見です。
Hokkaido is the most northern island in Japan. Since it is blessed with magnificent scenery, it attracts visitors throughout the four seasons. During winter a lot of skiers come both from Japan and abroad. The Sapporo Snow Festival in February shouldn’t be missed.

⑥ 力士はまわしを締め、まげを結って、土俵の中で戦います。
どちらかの力士が土俵から突き出されるか押し出されると、
または、足の裏以外の体のどこでも土俵に触れると勝負が決まります。
Sumo wrestlers fight in a ring, wearing a loincloth and a topknot. The match is decided when either of the wrestlers is pushed or thrust out of the ring or when any part of his body, except the soles of his feet, touches the ground.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】  10/26・11/9 大阪会場!
     11/9・11/16 東京会場!
     2日間(1日6時間:合計12時間)<英語2次集中セミナー> :東京・大阪開催!
     実践式「通訳」「プレゼンテーション」徹底演習!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この度、 Intensive Seminar として、2日間(1日6時間:合計12時間)の
実践式「通訳」「プレゼンテーション」徹底演習を東京・大阪にて開催いたします!

(1)まだ、具体的な2次対策を始めていない方
(2)独習での2次対策にご不安な方
(3)現在の2次対策をより強化したい方
上記の方々を対象に、実践式「通訳」「プレゼンテーション」徹底演習として、
2日間(1日6時間:合計12時間)<英語2次集中セミナー>を東京・大阪にて開催いたします!

★ 本セミナーお申込みの方へは、2次試験に向けての学習方法を
事前にお電話にてご説明いたしますので、ご不安なく受講していただけます。

★ 2日間の設定で、各日の内容は違います。
★ <英語2次集中セミナー>と通信版<英語2次セミナー>との並行受講もお薦めです。
★ 只今、お申込受付中ですが、各会場、定員に達し次第、締め切らせていただきます。

<英語2次集中セミナー>
●日時・場所
<東京会場>
第1日目:11月9日 (日)10:00~16:40(昼食:40分):御茶ノ水 満席
第2日目:11月16日 (日)10:00~16:40(昼食:40分):御茶ノ水
 あと2席
※11/16は1次合格発表後。

<大阪会場>
第1日目:10月26日 (日)10:00~16:40(昼食:40分):新大阪  終了いたしました。
第2日目:11月9日 (日)10:00~16:40(昼食:40分):新大阪
 あと1席

※各会場、1日のみのお申込みも可能です。

●1日の授業内容
<東京会場>
<前半3時間:10:00~13:00>
「プレゼンテーション」特訓(ネイティブ講師による英語での指導)
<後半3時間:13:40~16:40>
「通訳」特訓(日本人講師による日本語での指導)

<大阪会場>
<前半3時間:10:00~13:00>
「通訳」特訓(日本人講師による日本語での指導+ネイティブ講師アドバイス)
<後半3時間:13:40~16:40>
「プレゼンテーション」特訓(ネイティブ講師による英語での指導+日本人講師アドバイス)

●講師
<東京会場>
Ron Pompeo講師、永岡講師
<大阪会場>
Kendyl Stenning講師、小野講師

●定員
各会場:12名程度

●教材
(1)オリジナルプリント教材・・・事前に発送いたします。
(2)補足資料・・・下記の内容を事前に発送いたします。⇒ お電話にてご説明いたします。
1.逐次通訳の注意事項
2.逐次通訳におけるメモサンプル
3.2013年度 英語2次口述試験≪時間帯別問題≫&模範回答例

●費用
第1日目:合計6時間 : 20,000円(授業料・プリント教材・税込)
第2日目:合計6時間 : 20,000円 (授業料・プリント教材・税込)
※1日のみのお申込みも可能です。

★ 2日間(12時間)受講割引 : 38,000円

●お申込方法
info@esdic-academy.jp 宛、メールにて、下記の「お申込記載事項」をご記入の上、お申込みください。まずは、お電話にてお申込みの確認をさせていただきます。

【ご注意】
★ お電話でのお申込確認後のキャンセルはお受けできませんので、予めご了承ください。
★ ご入金後のご返金はいたしかねますので、予めご了承ください。

●お申込記載事項:<英語2次集中セミナー>
・お名前:
・ご住所:
・お電話番号(最もつながりやすい番号):
・お支払予定日(必ず事前の銀行振込にてお願いいたします。)
・お申込内容: ご希望の日程に(○)をご記入ください。
<東京会場>
第1日目:11月9日 (日)10:00~16:40:御茶ノ水 満席
第2日目:11月16日 (日)10:00~16:40:御茶ノ水( )
<大阪会場>
第1日目:10月26日 (日)10:00~16:40:新大阪 終了いたしました。
第2日目:11月9日 (日)10:00~16:40:新大阪( )

[振込先]
  三菱東京UFJ銀行
  阿佐ヶ谷支店
  普通口座
  0090483
  ESDIC英語能力開発アカデミー
  ※ネットバンキングでの振込先入力の場合:
「エスデイツクエイゴノウリヨクカイハツアカデミー」
入力時は、「」なしでお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】   通信版<英語2次セミナー>お申込受付中!
     ★ 現役通訳ガイド&2013年度合格者を生徒役として、「通訳」「プレゼンテーション」授業を収録!
     ★ 実際の合格レベルがわかります!
     ★ 自宅学習方法は、お電話にてご説明!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

通信版<英語2次セミナー>では、
現役ベテラン通訳ガイド、および昨年度合格者を生徒役として、
「プレゼンテーション」は、ネイティブ講師との英語での授業、
「通訳」は、日本人講師との日本語での授業をスタジオにて行い、収録いたしました。
この授業形式は、通学:秋期<英語2次セミナー>と同じです。

★ 実際に昨年度、新方式で受験し、合格したメンバーの文法、表現、話し方、間の取り方などの「合格レベル」が分かります。
★ メイン教材は、2014年度出題が予想される重要項目を収録しております。
★ ご自宅での学習を可能にする為、逐次通訳経験者が実際に取った、「逐次メモ」のサンプルを含め、補助資料も充実させました。
★ 教材お届け後、教材の使用方法・自宅学習方法をお電話にてご説明いたします!

[教材内容]
(1)通信版<英語2次セミナー>用プリントテキストLesson1~9
[1レッスンの内容]
・「通訳」6問(全問模範回答例付)
・「プレゼンテーション」6問(全問模範回答例付)

(2)CD1枚(60分)に1レッスン(「通訳」授業30分+「プレゼンテーション」授業30分)合計9枚

≪CD1枚の収録内容≫
・「通訳」授業
日本人講師と生徒役(ベテラン通訳ガイド、2013年度合格者)のやり取り、および日本語による解説授業をスタジオにて収録。
・「プレゼンテーション」授業
ネイティブ講師と生徒役(ベテラン通訳ガイド、2013年度合格者)の英語による授業をスタジオにて収録。

(3)補足資料:
1.逐次通訳の注意事項
2.「通訳」授業の板書メモ
3.冠詞の原則11箇条
4.逐次通訳におけるメモサンプル⇒後日、お電話にてご説明いたします。
5.2013年度 英語2次口述試験≪時間帯別問題≫&模範回答例
6.平成25年度通訳案内士試験口述(第2次)試験注意事項

[費用]
45,000円 (プリント教材+CD9枚+資料、送料、税込)

★ お申込は、info@esdic-academy.jp 宛、メールにて、下記の「お申込記載事項」をご記入の上、お申込みください。

●お申込記載事項:通信版<英語2次セミナー>
・お名前:
・ご住所:
・お電話番号:
・お支払予定日 (銀行振込にてお願いいたします。):
-------------------------------------------------------------------------------
<ESDICメルマガ(無料)ご案内>
※ESDICメルマガでは、受講生・関係者向けに、最新&重要&有益な受験対策情報をお届けしております。
ブログとは、部分的に内容が違っておりますので、是非、こちらもご利用ください。
→ESDICメルマガお申込みはこちら!

ESDIC英語能力開発アカデミー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

英語の予想平均点発表&英語の解答例・解説公開&<2次集中セミナー>受付中!

2014-10-07 23:52:31 | 通訳案内士試験対策
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第2次試験(12月7日)まで、あと61日
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

大変、お待たせいたしました。
本来、先月中旬には発表を予定しておりました、
英語の予想平均点(ESDIC独自調査による)に関しまして、
海外出張等のご都合により、自己採点結果のご連絡をお待ちしておりましたが、
収集し切れたようですので、発表させていただきます。

ご連絡いただきました皆様、お忙しい中、誠にありがとうございました。

また、この結果をもちまして、2次対策に進まれる方もいらっしゃると考えます。

つきましては、実践式「通訳」「プレゼンテーション」徹底演習として、
2日間(1日6時間:合計12時間)の<英語2次集中セミナー>を東京・大阪にて開催いたします!

★本セミナーお申込みの方へは、2次試験に向ての学習方法を
お電話にて詳しくご説明いたしますので、ご不安なく受講していただけます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】  2014年度 英語の予想平均点(ESDIC独自調査による)発表!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

●1次試験 英語の平均点(ESDIC独自調査による)

東京・大阪での<英語模範解答会>会場、
およびメールで頂戴しました自己採点結果を基に、
問題自体の難易度を加味した上、2014年度 英語の平均点を出させていただきました。

【ご注意】
これらのデータは、あくまで、受験者ご本人様の採点による点数を基にしておりますため、
正確ではございません。当然ながら、多少の誤差を含んでおりますので、ご了承ください。

2014年度 英語の予想平均点(ESDIC独自調査による)・・・50.3点

★従いまして、予想合格点は、上記に10点をプラスした点数となります。

【ご参考】
2012年度 英語の予想平均点(ESDIC独自調査による)・・・49.7点
2013年度 英語の予想平均点(ESDIC独自調査による)・・・60.2点

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【2】  2014年度英語筆記試験 解答例・解説公開!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【2014年度英語筆記試験 解答例・解説】

●下記の一部、もしくは、全てを無断でコピー、転載することを固く禁じます。

1.
【1-1 解答】(3点)
① Although — in — to — for

【1-1 解説】
(A) が導く文ではsmall とlargely の対比が効いているので、
(A) には逆接を表すAlthough(〜にもかかわらず)が入る。
しかし、同じ意味を持つDespite は入れることができない。
それはDespite は前置詞なので、節と節をつなぐことは出来ないからである。
(A) の後ろはsmall in scale だから節になっていないようだが、
smallの前にはit is が省略されているのだ。それではなぜ省略できるのか。
それはit は主節のnature と同じであり、is は連結詞で意味はほとんどないからである。
従属接続詞(although / when 等)の後ろの主語とbe 動詞はしばしば省略されるのである。
さらに(A) だけに限って言えば、However も正解である。
(B) に移る。the absence of major railways and highways とits late developmentの関係は、
前者が原因、後者が結果の関係である。それゆえ、(B) にはin が入る。
もし、from を入れてしまうと、立場が逆になって、主語に結果、from の目的語に原因を
置かないといけない。
(C) には、opposition(〜に反対すること)の対象がthe excessive development of land なので、
動作の対象を表すto が入る。
(D) には目的のfor が入る。手つかずの森林生態系(pristine forest ecosystem)は、
白神山地が世界遺産に指定(designation)されるための根拠(grounds)となったのである。

【1-2 解答】(5点)
(2) ② to  (7) ⑦ it  (10) ③ Japan
正しい並べ替えは以下の通り。
thanks to the distance which separates it from central Japan

【1-2 解説】
すぐつながりそうなのは、⑧のthanks と②のto である。これで「〜のおかげで」となる。
文脈は「白神山地の自然が大部分が手つかずのままなのは〜と鉄道と道路がなかったおかげなのである」
となるので、〜にthanks to の目的語が来る。
この山地は青森県と秋田県にまたがっているので、 日本の中央部からほど遠い。
となると〜に来るのは⑥と⑩をつなげたthe distance となろう。
distance にthe が付く理由は、which が導く関係代名詞節によって限定されているためである。
そしてthe distance を先行詞として次に関係代名詞のwhich をつなげる。
そうしたら次には⑤のseparates が来る。separates は他動詞だから、
その次にはit が来て、あとは残りを集めるとfrom central Japan と並べられる。
separates だが、その次にcentral Japan を持って来るのはおかしい。
今、話題の中心にあるのは白神山地である。白神山地は日本の中央部からかなり隔たっているので、
やはりseparates の目的語はit、すなわち白神山地にすべきだ。
ちなみにcentral Japan の前にthe を付けるのは間違いである。

【1-3 解答】(3点)
③ the arguments for and against

【1-3 解説】
pro はラテン語でin favor of(〜に賛成して)の意味である。ここでは「賛成意見」
という名詞の意味で使われている。con はラテン語でagainst(〜に反対して)の意味だが、
ここでは「反対意見」の意味の名詞で使われている。
③の選択肢は「賛成論と反対論」の意味だから、③が正解となる。

【1-4 解答】(3点)
③ save the beech trees — world natural heritage — pristine forest ecosystem

【1-4 解説】
空欄(1) のヒントは、第3段落2行目のextensive logging carried out by 〜
(〜によって行われる大規模な伐採)である。
それに反対する(against)キャンペーンが始まった(launched)のであるから、
そのキャンペーンの名は“save the beech trees ” campaign であろう。
白神山地はブナ林で有名である。
空欄(2) にworld natural heritage(世界自然遺産)が入るのは常識であろう。
白神山地は鹿児島県の屋久島と一緒に、1993 年に世界自然遺産に指定されたのである。
空欄(3) にはpristine forest ecosystem(手つかずの森林生態系)が入る。
pristineはやや難解な単語だが、第1段落3行目のunspoiled(損なわれていない)が
ヒントになる。ちなみにpristine は『必修英文読解用語集』(ESDIC 英語能力開発アカデミー)に載っている。

【1-5 解答】(6点)
②白神山地を横断する林道の建設計画は、高度経済成長期に中止された。

【1-5 解説】
②が正解なのは「高度経済成長期に中止された」の部分が本文の内容と
一致しないためである。本文第3段落1行目にIt was finally rejected(最終的に退けられた)
とあって、その理由は、a period of rapid economic growth and a bubble economy
(高度経済成長とバブル経済の時期)において行われた(implemented)
excessive development of land(過度な土地開発)に対するstrong public opposition
(世間の強い反対)があったためであった。だからバブル経済の時期にも
土地開発に対する反対は続いていたことになる。
①は第1段落2行目its ranges average around one thousand meters in heightが該当する。
ここのaverage は「平均すると〜になる」という意味である。
③は第3段落4行目のpractically the same site was designated 〜
as a nature conservation area が該当する。
そしてthe same site は、同段落3〜4行目an area of 〜central to Shirakami-sanchi を受けている。
④は第4段落1行目が該当する。④の「評価されている」にズバリ対応する表現は
本文にはないが、excellent ということばがあるということは、本文の筆者が
そのように評価していることなのである。

【全訳例】
白神山地は青森秋田県境にまたがっていて、日本海に面している。約13 万ヘクタールの
山がちの小さな地域で、山地は高度が平均1,000 メートル前後である。
そして、その中の最高峰が向白神岳で、1,250 メートルである。規模は小さいが、
自然はここでは大部分損なわれずに残っている。そのことは日本の中央部と
白神山地を分け隔てる距離、それに開発がなかなか進まない結果をもたらした主要鉄道と
道路がないおかげなのである。
青森県の目屋村から白神山地の森林を縦断して秋田県の八森町(現在の八峰町)まで
つなぐ道路建設計画が1970 年代後半に作られた。この計画の賛成・反対を巡る
激しい議論は1980 年代を通して続いた。
その計画が最終的に退けられた原因は、高度経済成長とバブル経済の時期に行われた
過度な土地開発に対する世間の激しい反対、それに林野庁によって行われた
広範囲な伐採に対して始められた「ブナ林を守ろう」運動であった。
この頃、林野庁は白神山地の中心部の約1万7,000 ヘクタールの地域を
森林生態系保護地域に指定した。1992 年には、事実上同じ地域が再び環境庁によって
自然保護地域として指定された。それと同時に、日本がその年に署名した
世界遺産条約の条項に従って、白神山地は自然遺産の候補になった。
そして、白神山地は、鹿児島県の屋久島と並んで、日本で初めての
世界自然遺産の一つとして指定されたのである。
白神山地は北半球冷温帯の原生度の高い森林生態系の優れた見本であることが、
その指定の根拠となったのである。

2.
【2-1 解答】(各2点×2=4点)
(3) ⑥ important  (6) ③ that  
正しい並べ替えは以下の通り。
people think important in ways that people remember

【2-1 解説】
⑦と⑧にpeople があり、①がremember で④がthink だから、
people rememberとpeople think という2つの節になることは間違いなかろう。
さて次にこの2つの節をどうつなげるかだ。③にthat があるので、
それを接続詞と見立てて、例えばpeople think that people remember として、
remember の目的語になり得るways をremember の後ろにつなげるとしても
そこでストップしてしまい、それ以上前に進むことができない。
そういう時はもう一度下線部が含まれる文全体を見ることにしよう。
そうすると、下線部以外のThey say the things だけで、この文型が第3文型であることが分かる。
ということはthings の後ろは修飾語句だけになるということだ。
すなわち、things の後ろのthat を関係代名詞と考えればよいということになる。
ここで思い出しておこう、関係代名詞節は先行詞を修飾する形容詞節だということを。
そしてそのthat の後ろにpeople remember かpeople think のいずれを持ってきたらよいのか。
⑥のimportant のことを考えたらpeople think になる。
それはthink は第5文型にできるが、remember は語法上無理があるからである。
ということでpeople think important が出来上がった。think の目的語は
the things の直後のthat である。この部分を深く理解するため、
ここまでの部分を2つに分けてみよう。そうすると第1文がThey say the things. で、
第2文がPeople think them important. である。things とthem が同じものなので、
them を関係代名詞that に変えて、第2文の文頭に持って行くと
that people think important となり、これを第1文とつなげると原文が出来上がる。
さてways をどう活用するかが最後の課題である。
ways をremember の目的語にすることができなければ、前置詞in の目的語にするしかない。
way の前にin が来るのはよくあることである。
ここまでたどりつけたらin ways の後ろは、たとえthat の品詞が分からないとしても、
that people remember と並ぶのではないか。実はthat は関係副詞である。
in ways how とは言えないので、関係副詞how の代わりに関係副詞that を持って
来たという訳である。さらに言うと、関係副詞は前置詞+関係代名詞に書き換える
ことができる。ここではthat はin which になる。またさらに付け加えると、
関係副詞は、それが導く節の動詞を修飾するということである。
in ways that people remember を直訳すると「人々がそのように覚えているそのやり方で」となる。

【2-2 解答】(各3点×2=6点)
(2) ③専門書  (4) ⑧偏狭
  
【2-2 解説】
(2) のtreatise に「(学術)論文」の意味しか載せていない辞書もあるが、
それに最も近い意味を持つのは③の専門書である。ちなみに、知恵粥とは、
11 月23 日夕方から24 日にかけて行われる民間行事である大師講の日に食べる小豆粥のこと。
(4) については、文脈判断である程度parochialism の意味が類推できる。
文脈によると「同じことわざが非常に異なった文化にある」ので、
それを考えたら「自分だけの狭い考えにとらわれていること」、
すなわち偏狭から少しは解放されるのではないか、ということである。
(parochial は『必修英文読解用語集』(ESDIC 英語能力開発アカデミー)に載っている)

【2-3 解答】(5点)
①大海は芥を択ばず

【2-3 解説】
下線部(3) の意味は「ある文化の全てのことわざが別の文化にある訳ではない」である。
別のいい方をすれば、「ある文化のほとんどのことわざは別の文化にもある」
ということである。そうすると①の「大海は芥を択ばず」が正解となろう。
このことわざは「海は塵のようにつまらないものでもそれを受け入れ飲み込んでしまう」
という意味だが、比喩的には度量の広いことを表現する場合に使う。結局、
「ある文化のことわざは、別の文化の度量が広いためにそれに受け入れられる」
ということであろう。

【全訳例】
ことわざは人々が常に言っていることである。この点ではことわざは陳腐な表現に似ている。
しかし、ことわざはちょっとした詩的美しさがある点で陳腐な表現とは違う。
ことわざはイメージを活発に使い、言語の心地よい響きに敏感である。
ことわざは、人々が覚えている彼らが重要だと思う事柄を言う。ことわざはありふれ
た事柄を表現する。それゆえ、ことわざの作品集は文化の価値観についての
コンパクトな専門書である。二つの文化圏で一致することわざがあれば、
比較社会学や文化人類学において一編の論文が作成される。
同じことわざが非常に異なった文化にあるということは、興味を抱いて当然だが、
驚くようなものではない。人類の運命は世界中似たようなものなのである。
ある文化の全てのことわざが別の文化にある訳ではないということは驚くことでもないが、
非常に興味が湧くはずである。それは2つの文化の関心事は同一ではないことを
示している。そのことによって我々は偏狭から少しは自由になれるはずである。

3.
【解答】(各1点×15 = 15点)
(1) ひしゃく  ⑫ ladle
(2) 土偶  ⑱ clay figure
(3) お守り  ⑮ lucky-charm
(4) やぐら  ① turret
(5) 出稼ぎ  ⑳ migrant labor
(6) 行楽  ⑯ holiday making
(7) パンフレット  ⑨ brochure
(8) 蓮  ⑤ lotus
(9) 仮装行列  ③ pageant
(10) 検疫所  ⑩ quarantine
(11) 大樽  ⑦ vat   
(12)(秋田の)かまくら  ⑭ snow hut
(13) 団子  ⑥ dumpling
(14) 磁器  ④ porcelain
(15) 回廊  ② corridor

【解説】
『必修ガイド用語集』(ESDIC 英語能力開発アカデミー)には「蓮」がlotus、
「磁器」がporcelain として、ズバリ載っている。
「お守り」はgood luck charm として載っている。
「検疫所」は「検疫」として載っているが、答えは同じquarantine である。
『日本事象ESDIC 280』(ESDIC 英語能力開発アカデミー)の「たこ焼き」の項目に
「団子」(dumpling)が載っている。また同じ本の「古墳」にはclay figures が載っており、
これで「土偶」の解答も容易だろう。

4.
【下線部(1) ブロック割】
1 The longer they stay, / 2 the more enigmatic / 3 the new country looks, / 4 until finally / 5 they begin to learn to observe new cues / 6 that reinforce or negate the words / 7 people are saying with their mouths.(7点)

【下線部(1) 解答例】
1アメリカ人の滞在が長くなれば長くなるほど、/3その新しい国は/
2ますます不可解なもの/3に見え、/4そして最後には、/
7人々が口で言っている/6言葉を補強したり、否定したりする/
5新たなヒントに気が付くようになり始めるのである。

【下線部(1) 文法解析】
((The longer) [S they] [Vi stay]),
アメリカ人の滞在が長くなれば長くなるほど、
[C the more enigmatic] [S the new country] [Vi looks],
その新しい国はますます不可解なものに見え、
(until (finally) [S they] begin to learn to [Vt observe] [O [先行詞new cues]
そして最後には、~新たなヒントに気が付くようになり始めるのである。
{[S that] [Vt reinforce] or [Vt negate] [O [先行詞the words]
言葉を補強したり、否定したりする
{[省略 O that] [S people] are [Vt saying] (with their mouths)}]}]).
人々が口で言っている

【下線部 (1) ポイント解説】
(1) the + 比較級 S1 V1, the + 比較級 S2 V2 の形になっているので、
その公式で和訳する必要がある。
(2) looks は「見る」という意味ではなくて、「見える」という意味の不完全自動詞。
(3) , until finally ~は、「そして最後には~」「そしてとうとう~」という意味。
(4) learn to ~「~するようになる」= come to ~
(5) , until 以下の副詞節の中の他動詞observe の目的語の中心語new cues には
thatで始まる関係代名詞節がつながっている。
(6) その関係代名詞節の中の、reinforce / negate の目的語の中心語である、
the words には更に people are saying 以下の関係代名詞節が続いている。
saying の目的語である関係代名詞のthat が省略されている。
(7) 実際の英文は、このように、節の中に更に節が入っていたり、
句の中に節が入っていたりと、節と句が入り組んでいる英文が少なくない。
しかし、でたらめに入り組んでいるわけではなくて、きちんと文法規則に従って
入り組んでいるだけなので、複雑に入り組んでいるものであっても
英文法に従って構造解析すれば(文法解析すれば)、問題はない。

【下線部(1) 表現の可否】
(1) The longer they stay, アメリカ人の滞在が長くなれば長くなるほど、
(a) ○彼らがより長く滞在すればするほど、
(b) ×より長く彼らは滞在する
(2) the more enigmatic ますます不可解なもの
(a) ○ますます謎めいたもの
(b) ○ますます得体の知れないもの
★『必修英文読解用語集』(ESDIC 英語能力開発アカデミー)にはenigma が載っている。
(3) the new country looks, その新しい国は~に見え、
(a) ×その新しい国は見、
(b) ○その新しい国は~に思え、
(4) until finally そして最後には、
(a) ○そして、とうとう、
(b) ○そして、ついには、
(c) ×結局~するまでは、
★ここでは、until を「まで」と和訳して、最初に従属節を和訳して、
主文に戻っていく和訳はできない。
(5) they begin to learn to observe new cues 新たなヒントに気が付くように
なり始めるのである。
(a) ○新たな合図[手がかり]に~
(b) ×新たな指示に~
(c) ×~を観察するようになり始める~
(d) ×~に気づくことを学び始める~
★ ここでの learn to は「学ぶ」という意味ではなくて、
「~するようになる」という意味。
(6) that reinforce or negate the words 言葉を補強したり、否定したりする
(a) ○言葉を補ったり、~
(b) ×言葉を増強したり、〜
(c) ○~、否認したりする
★ reinforce は『必修英文読解用語集』に載っている。
(7) people are saying with their mouths. 人々が口で言っている
(a) ○人々が口から発している
(b) ○人々が口にしている
(c)×この部分を、the words を修飾する形容詞節として和訳していない解答は不正解。

【下線部(2) ブロック割】
1 At this point / 2 Americans abroad may either burst with exasperation / 3 and try to withdraw as much as they can / 4 from the foreign life about them / 5 or begin to wonder, / 6 rather shrewdly, / 7 about what they must do / 8 to escape a frustrating comedy of errors.(8点)

【下線部(2) 解答例】
1この時点では、/2外国にいるアメリカ人は怒りが爆発し、/
4彼らを取り巻く外国の生活から/3できるだけ遠ざかろうとする/
2かもしれないし、/5あるいは、/8人を苛立たせるばかげた出来事を回避するために/
7彼らがしなければならないことについて、/6相当に如才なく、/
5あれこれと考え始める/2かもしれない。

【下線部(2) 文法解析】
(At this point) [S Americans abroad] may either [Vi burst] (with exasperation) and
この時点では、外国にいるアメリカ人は怒りが爆発し、(~かもしれないし、~かもしれない)
[Vt try] [O to [Vi withdraw] (as much as they can)
できるだけ遠ざかろうとする(かもしれないし、)
(from [from のO the foreign life (about them)])]
彼らを取り巻く外国の生活から
or [Vt begin] [O to [Vi wonder], (rather shrewdly), (about
あるいは、(~)について、相当に如才なく、あれこれと考え始める(かもしれない。)
[about の O [O what] [S they] must [Vt do]
彼らがしなければならないこと
(to [Vt escape] [O a frustrating comedy of errors])])].
人を苛立たせるばかげた出来事を回避するために

【下線部(2) ポイント解説】
(1) either A or B の形になっているが、A / B には動詞句が来ている。
A には、burst / try を中心語とする動詞句が来ており、B には
begin to wonder 以下の動詞句が来ている。
(2) withdraw from ~「~から引き下がる/引っ込む」という意味だが、
ここでは、どのような日本語が適切かを考える。
(3) wonder about ~は「~にあれこれと思いをめぐらす」という意味。
(4) what they must do は今回に関しては、「関係代名詞節」「間接疑問文」どちらで
和訳しても正解。
(5) a comedy of errors「ばかげた出来事」

【下線部(2) 表現の可否】
(1) At this point この時点では、
(a) ○ここにおいて、
(b) ×この点において、
★ On this point と間違えている。
(2) Americans abroad may either burst with exasperation 外国にいる
アメリカ人は怒りが爆発し、~かもしれないし、~かもしれない。
(a) ○~は怒り心頭に発し、~
(b) ×~は怒りを持って[とともに]爆発し、~
(c) × may の訳抜け。
(3) and try to withdraw as much as they can できるだけ遠ざかろうとする
(a) ○できるだけ関わらないようにする
(b) ○できる限り、引きこもろうとする
(c) ×できるだけ母国へと撤退しようとする
(4) from the foreign life about them 彼らを取り巻く外国の生活から
(a) ○彼らの周りの外国生活から
(b) ×彼らに関する~
(5) or begin to wonder, あるいは、~あれこれと考え始める
(a) ○~いろいろと思いをめぐらし始める
(b) ×~不思議に思い始める
(c) ×~疑い始める
(6) rather shrewdly, 相当に如才なく、
(a) ○かなり如才なく、
(b) ×どちらかと言えば如才なく、
(c) ○相当に抜け目なく[そつがなく]、
(7) about what they must do 彼らがしなければならないことについて、
(a) ○彼らがすべきことに関して、
(b) ○彼らは何をしなければならないのかについて、
(c) ×何に関して彼らはしなければならないのかについて、
★ 前置詞 about の目的語は what のみではなくて、what they must do 全体である。
(8) to escape a frustrating comedy of errors. 人を苛立たせるばかげた出来事を
回避するために
(a) ○人をいらいらさせる~
(b) ×挫折するような~
(c) ×~過ちの喜劇を~
(d) ○~から逃れるために

【全文訳】
日本人の誰かが「Yes」という時、そのことが肯定していることを
意味しているのでは全くない、ということはよくあることである。
そして、日本人が微笑んでいる時には、喜んでいることを必ずしも意味するわけではない。
日本を訪れているアメリカ人が役に立つ身振りをしても、彼らはすげなく拒絶される。
友好的であろうとしても、何も起こらない。日本人はアメリカ人に「しましょう」とか
「しません」とか言うだけである。アメリカ人の滞在が長くなれば長くなるほど、
その新しい国はますます不可解なものに見え、そして最後には、
人々が口で言っている言葉を補強したり、否定したりする新たなヒントに
気が付くようになり始めるのである。日本のようにあまりにも異なる国においては、
シャーロック・ホームズでさえどうしようもないであろう、
そして、彼と同じ立場にある日本人だけが名探偵の役割をすることができる、
とアメリカ人はわかるのだ。この時点では、外国にいるアメリカ人は怒りが爆発し、
彼らを取り巻く外国の生活からできるだけ遠ざかろうとするかもしれないし、
あるいは、人を苛立たせるばかげた出来事を回避するために
彼らがしなければならないことについて、相当に如才なく、
あれこれと考え始めるかもしれない。

5.
(1)
【ブロック割】
1躙(にじり)口は、茶室への小さな入り口で、/2大きさは約60cm 四方、/3縦にやや長い。
/4茶室に入るには、/5個人の富や権力、影響力に関わらず、/
6誰もが身をかがめなければならない。/7これによって、/
8茶室の中では客がみな平等になると考えられている。(8点)

【解答例】
1 Nijiri-guchi is a small door to a tea-ceremony room. / 2 The door is about 60 centimeters square, / 3 and is a little bit taller than it is broad. / 4 In order to enter a tea room, / 6 everybody must bend himself forward / 5 regardless of his wealth, power or clout, / 7 whereby / 8 everybody is regarded as equal in the tea room.

【表現の可否】
(1) 躙(にじり)口は、茶室への小さな入り口で、 Nijiri-guchi is a small door to a tea-ceremony room.
(a) ○ ~ is a small entrance to ~
(b) ○~ a small door to a tea arbor [tea room / tearoom].
(2) 大きさは約60cm 四方、 The door is about 60 centimeters square,
(a) ○ The door is around [approximately] 60 centimeters square,
(b) ○ The door is about 60 centimeters by 60 centimeters,
(c) × The size is about 60 centimeters square,
(3) 縦にやや長い。 and is a little bit taller than it is broad.
(a) ○ and is a little bit longer than it is wide.
(b) × and is rather oblong [rectangular] than square.
★ oblong や rectangular を使用すると、縦長だけでなく、
横長の長方形の可能性が出てくる。
(4) 茶室に入るには、 In order to enter a tea room,
(a) ○ In entering a tea room,
★「 茶室に入るときには」に近い意味になる。
(b) × In order to enter into a tea room,
(c) ○ Would one like to enter a tea room,
★「 茶室に入りたいのであれば」という意味合いになる。
(d) × For the purpose of entering a tea room,
(5) 個人の富や権力、影響力に関わらず、 regardless of his wealth, power or clout,
(a) ○ irrespective of ~
★「 どれだけの富、権力、影響力を持とうとも」という「譲歩」の意味が出るものは正解。
(b) × in spite of [for all / with all] ~
★「 ~にもかかわらず」という意味で、「譲歩」ではなく「背反・逆接」の意味になる。
(c) × in defiance of [in the face of] ~
★「 ~をものともせず」という意味で、「譲歩」の意味ではない。
(d) ○ ~ his wealth, power, or influence,
(6) 誰もが身をかがめなければならない。 everybody must bend himself forward
(a) ○ everyone has to ~
(b) × everybody have to ~
(c) ○ ~ must bend over
(d) ○ ~ must bend himself down [stoop down / crouch]
(e) × squat / kneel など「身をかがめる」に相当する表現が不適切な場合は、不正解。
(7) これによって、 whereby
(a) ○ by which
(b) × by this
★ (5), (6) からなる英文と、by this と (8) からなる英文を、コンマでつなぐことは
できない。接続詞なしでコンマで2つの英文をつなぐためには、後者を「関係詞節」に
しなければならない。
(8) 茶室の中では客がみな平等になると考えられている。 everybody is regarded as equal in the tea room.
(a) ○ everybody is looked on as [thought of as / viewed as / considered to be] equal ~
(b) ○ ~ in the tea-ceremony room [tearoom / tea arbor].

【別解答】
Nijiri-guchi is a small door to a tea-ceremony room. The door is around 60 centimeters square, and is a little bit longer than it is wide. In order to enter a tea room, everybody must bend himself down irrespective of his wealth, power or influence, by which everybody is looked on as equal in the tea room.

(2)
【ブロック割】
1江戸時代に日本の封建政府・幕府が真・行・草の秩序体系を採用した。/
2この概念は/3公式儀礼のみならず、日常生活のあらゆる分野/
2に引き継がれている。/4たとえば、書道では漢字が/
5楷書、/6行書、/7草書/4の三通りに書かれる。(7点)

【解答例】
1 In the Edo period, bakufu, or Japan’s feudal government, adopted the order system of shin (formal), gyou (not as informal as sou), and sou (informal). / 2 This concept is passed down / 3 not only / 2 to / 3 official ceremonies, but / 2 to / 3 every field in everyday life. / 4 For example, there are three styles of writing Chinese characters in calligraphy — / 5 kaisho (the basic, block style of writing), / 6 gyousho (the semi-cursive style of writing), / 7 and sousho (the cursive style of writing).

【表現の可否】
(1) 江戸時代に日本の封建政府・幕府が真・行・草の秩序体系を採用した。
In the Edo period, bakufu, or Japan’s feudal government, adopted the order system of shin (formal), gyou (not as informal as sou), and sou (informal).
(a) ○ During the Edo period, ~
(b) × In Edo period,
★ Edo period の前に the がない解答は不正解。
(c) ○~ , bakufu, or the feudal government of Japan, ~
(d) × ~ , bakufu, or Japan’s military regime, ~
★ 英語としても史実としても正しいが、問題の日本語「封建政府」に合わない。
(e) ○~ began to use the order system of ~
(f) ×~ adopted an order system [order system] of ~
★「制度」という意味の system は普通、定冠詞とともに用いられる。
(g) ○ shin / gyou / sou の後ろの簡単な説明はなくても正解。
(2) この概念は~に引き継がれている。 This concept is passed down (not only)
to ~ (but) to ~
(a) ○ This idea is passed ~
(b) ○ ~ is handed down (not only) to ~
(c) ×~ is inherited (not only) to ~
★ inherit の目的語は「財産・権利・地位・遺伝的特質」であるが、
この場合の目的語は「概念」である。「概念」はinherit の目的語になれない。
従って、不正解。
(d) ○ ~ is (not only) passed down to ~ (but) to ~
(e) ×~ is passed down to (not only) ~ (but) ~
(3) 公式儀礼のみならず、日常生活のあらゆる分野 not only ~ official ceremonies,
but ~ every field in everyday life.
(a) ○ not just ~
(b) ○ not only ~ , but also ~
(c) ○ not only ~ , but ~ as well.
(d) ×~ official ceremony, but ~
★ ceremony は「儀式」という意味では可算名詞なので、無冠詞単数は不正解。
(e) ○~ , but every area in everyday life.
(f) ○~ , but every field in our daily life.
(4) たとえば、書道では漢字が~の三通りに書かれる。 For example, there are three styles of writing Chinese characters in calligraphy —
(a) ○ For instance, ~
(b) ○ For example, in calligraphy, there are ~ Chinese characters —
(c) ○ ~ , there are three ways of writing ~
(5) 楷書 kaisho (the basic, block style of writing),
(a) ○ kaisho, or the basic, block ~
★ 但し、or とand が多すぎてわかりにくくなる。
(b) ○ kaisho (the standard style of writing),
(c) ○ kaisho (the basic, angular style of writing),
(d) ×kaisho の適切な英語説明のない解答は不正解。
(6) 行書 gyousho (the semi-cursive style of writing),
(a) ○gyousho or the semi-cursive style of writing,
(b) ○gyousho (the semi-standard style of writing),
(c) ○gyousho (the writing style not as cursive as sousho),
(d) ×gyousho の適切な英語説明のない解答は不正解。
(7) 草書 and sousho (the cursive style of writing).
(a) ○ and sousho, or the cursive style of writing.
(b) ○ and sousho (the running style of writing).
(c) ○ and sousho (the style of writing characters with each shape broken).
★ with each shape broken は、「おのおのの形をくずして」という意味。
(d) ×sousho の適切な英語説明のない解答は不正解。

【別解答】
During the Edo period, bakufu, or Japan’s feudal government, adopted the order system of shin (formal), gyou (not as informal as sou), and sou (informal). This concept is handed down not only to official ceremonies, but to every area in everyday life. For instance, there are three ways of writing Chinese characters in calligraphy — kaisho (the standard style of writing), gyousho (the semi-standard style of writing), and sousho (the running style of writing).

6.
【解答要領】
1. 語数について
解答欄に必ず収まるように書かないといけない。これは設問文にも書かれている。
5番は「与えられたスペースに必ずおさまるようにしなさい」という文言はない。
このことを考えると、6番は解答欄をはみ出した解答は採点されない可能性がある。
語数は25語〜40語くらいで書くようにする。その語数だと、文数は
2文か3文である。とにかくエッセンスしか書けないことを肝に命ずべし。
2. 内容について
上記の語数では、必要最小限のことしか書けない。まずは定義を下すこと。
すなわちXが与えられたらすぐそのあとにYをもってくること。
内容点をそれぞれ列挙すると以下の通りになる。
★式年遷宮
(1)定期的な神社の再建:3点
(2)古い神社から新しい神社へ神を移すこと:3点
(3)新しい神社は古い神社と瓜二つであり、神道の独特な建築様式を踏襲している:4点
最も重要なのは(1)と(2)である。(3)の代わり、遷宮の理由として、神道は清めを
大切にするというのをあげてもよい。
★だし汁
(1)だし汁は煮出し汁であること:4点
(2)だし汁の材料:3点 
(3)だし汁と日本料理の関係:3点 
3. 英語について
(1) 綴りにミスはないか。
(2) 文法ミスはないか。
※以上のミスごとに1点ずつ減点する。ただし、同じミスは2度減点する必要はない。

【解答例】(各10 点× 2= 20 点)
(1) 式年遷宮
Shikinen-sengu is the periodical rebuilding of a Shinto shrine and transfer of the enshrined deity from the old to new one. Each shrine is the exact replica of its predecessor, following a unique style of Shinto architecture. (37 語)

Shikinen-sengu is the periodical reconstruction of a Shinto shrine and ceremonial transfer of the enshrined deity from the old to new one. The reason for shikinen-sengu is that in Shinto purification is of utmost importance. (35 語)

(2) だし汁
Dashijiru is a soup stock. The ingredients most commonly used are kelp, dried bonito, and shiitake mushrooms. The success of traditional Japanese dishes depends largely on dashijiru. (27 語)

Dashijiru is broth made from sea tangle and shavings of dried bonito. In Japanese cuisine, dashijiru is used to make clear soup or to boil vegetables. (25 語)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【3】  2日間(1日6時間:合計12時間)<英語2次集中セミナー> :東京・大阪開催!
     実践式「通訳」「プレゼンテーション」徹底演習!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この度、 Intensive Seminar として、2日間(1日6時間:合計12時間)の
実践式「通訳」「プレゼンテーション」徹底演習を東京・大阪にて開催いたします!

(1)まだ、具体的な2次対策を始めていない方
(2)独習での2次対策にご不安な方
(3)現在の2次対策をより強化したい方
上記の方々を対象に、実践式「通訳」「プレゼンテーション」徹底演習として、
2日間(1日6時間:合計12時間)<英語2次集中セミナー>を東京・大阪にて開催いたします!

★ 本セミナーお申込みの方へは、2次試験に向けての学習方法を
事前にお電話にてご説明いたしますので、ご不安なく受講していただけます。

★ 2日間の設定で、各日の内容は違います。
★ <英語2次集中セミナー>と通信版<英語2次セミナー>との並行受講もお薦めです。
★ 只今、お申込受付中ですが、各会場、定員に達し次第、締め切らせていただきます。

<英語2次集中セミナー>
●日時・場所
<東京会場>
第1日目:11月9日 (日)10:00~16:40(昼食:40分):御茶ノ水★満席
第2日目:11月16日 (日)10:00~16:40(昼食:40分):御茶ノ水

※11/16は1次合格発表後。

<大阪会場>
第1日目:10月26日 (日)10:00~16:40(昼食:40分):新大阪
第2日目:11月9日 (日)10:00~16:40(昼食:40分):新大阪


※各会場、1日のみのお申込みも可能です。
※会場の組み合わせもご自由です。

●1日の授業内容
<東京会場>
<前半3時間:10:00~13:00>
「プレゼンテーション」特訓(ネイティブ講師による英語での指導)
<後半3時間:13:40~16:40>
「通訳」特訓(日本人講師による日本語での指導)

<大阪会場>
<前半3時間:10:00~13:00>
「通訳」特訓(日本人講師による日本語での指導+ネイティブ講師アドバイス)
<後半3時間:13:40~16:40>
「プレゼンテーション」特訓(ネイティブ講師による英語での指導+日本人講師アドバイス)

●講師
<東京会場>
Ron Pompeo講師、永岡講師
<大阪会場>
Kendyl Stenning講師、小野講師

●定員
各会場:12名程度

●教材
(1)オリジナルプリント教材・・・事前に発送いたします。
(2)補足資料・・・下記の内容を事前に発送いたします。⇒ お電話にてご説明いたします。
1.逐次通訳の注意事項
2.逐次通訳におけるメモサンプル
3.2013年度 英語2次口述試験≪時間帯別問題≫&模範回答例

●費用
第1日目:合計6時間 : 20,000円(授業料・プリント教材・税込)
第2日目:合計6時間 : 20,000円 (授業料・プリント教材・税込)
※1日のみのお申込みも可能です。

★ 2日間(12時間)受講割引 : 38,000円

●お申込方法
info@esdic-academy.jp 宛、メールにて、下記の「お申込記載事項」をご記入の上、お申込みください。まずは、お電話にてお申込みの確認をさせていただきます。

【ご注意】
★ お電話でのお申込確認後のキャンセルはお受けできませんので、予めご了承ください。
★ ご入金後のご返金はいたしかねますので、予めご了承ください。

●お申込記載事項:<英語2次集中セミナー>
・お名前:
・ご住所:
・お電話番号(最もつながりやすい番号):
・お支払予定日(必ず事前の銀行振込にてお願いいたします。)
・お申込内容: ご希望の日程に(○)をご記入ください。
<東京会場>
第1日目:11月9日 (日)10:00~16:40:御茶ノ水( ) 満席
第2日目:11月16日 (日)10:00~16:40:御茶ノ水( )
<大阪会場>
第1日目:10月26日 (日)10:00~16:40:新大阪( )
第2日目:11月9日 (日)10:00~16:40:新大阪( )

[振込先]
  三菱東京UFJ銀行
  阿佐ヶ谷支店
  普通口座
  0090483
  ESDIC英語能力開発アカデミー
  ※ネットバンキングでの振込先入力の場合:
「エスデイツクエイゴノウリヨクカイハツアカデミー」
入力時は、「」なしでお願いいたします。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【4】  通信版<英語2次セミナー>お申込受付中!
    ★ 現役通訳ガイド&2013年度合格者を生徒役として、「通訳」「プレゼンテーション」授業を収録!
    ★ 実際の合格レベルがわかります!
    ★ 自宅学習方法は、お電話にてご説明!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

通信版<英語2次セミナー>では、
現役ベテラン通訳ガイド、および昨年度合格者を生徒役として、
「プレゼンテーション」は、ネイティブ講師との英語での授業、
「通訳」は、日本人講師との日本語での授業をスタジオにて行い、収録いたしました。
この授業形式は、通学:秋期<英語2次セミナー>と同じです。

★ 実際に昨年度、新方式で受験し、合格したメンバーの文法、表現、話し方、間の取り方などの「合格レベル」が分かります。
★ メイン教材は、2014年度出題が予想される重要項目を収録しております。
★ ご自宅での学習を可能にする為、逐次通訳経験者が実際に取った、「逐次メモ」のサンプルを含め、補助資料も充実させました。
★ 教材お届け後、教材の使用方法・自宅学習方法をお電話にてご説明いたします!

[教材内容]
(1)通信版<英語2次セミナー>用プリントテキストLesson1~9
[1レッスンの内容]
・「通訳」6問(全問模範回答例付)
・「プレゼンテーション」6問(全問模範回答例付)

(2)CD1枚(60分)に1レッスン(「通訳」授業30分+「プレゼンテーション」授業30分)合計9枚

≪CD1枚の収録内容≫
・「通訳」授業
日本人講師と生徒役(ベテラン通訳ガイド、2013年度合格者)のやり取り、および日本語による解説授業をスタジオにて収録。
・「プレゼンテーション」授業
ネイティブ講師と生徒役(ベテラン通訳ガイド、2013年度合格者)の英語による授業をスタジオにて収録。

(3)補足資料:
1.逐次通訳の注意事項
2.「通訳」授業の板書メモ
3.冠詞の原則11箇条
4.逐次通訳におけるメモサンプル⇒後日、お電話にてご説明いたします。
5.2013年度 英語2次口述試験≪時間帯別問題≫&模範回答例
6.平成25年度通訳案内士試験口述(第2次)試験注意事項

[費用]
45,000円 (プリント教材+CD9枚+資料、送料、税込)

★ お申込は、info@esdic-academy.jp 宛、メールにて、下記の「お申込記載事項」をご記入の上、お申込みください。

●お申込記載事項:通信版<英語2次セミナー>
・お名前:
・ご住所:
・お電話番号:
・お支払予定日 (銀行振込にてお願いいたします。):
-------------------------------------------------------------------------------
<ESDICメルマガ(無料)ご案内>
※ESDICメルマガでは、受講生・関係者向けに、最新&重要&有益な受験対策情報をお届けしております。
ブログとは、部分的に内容が違っておりますので、是非、こちらもご利用ください。
→ESDICメルマガお申込みはこちら!

ESDIC英語能力開発アカデミー
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする