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2013年度通訳案内士試験 第1次試験(8月25日)まで、あと122日
2013年度通訳案内士試験 第2次試験(12月8日)まで、あと227日
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2013年度英語1次試験受験予定の方へ、英語筆記試験対策のポイントをご案内します。
毎日の学習の中で、復習の要素も含めた内容ですので、参考としていただければ幸いです。
ESDIC英語能力開発アカデミー講師
小野良行
平成25年度から適用「通訳案内士試験ガイドライン」(抜粋)
●試験方法
(1) 試験は、通訳案内士の業務を適切に行うために必要な読解力、日本文化等についての説明力、語彙力等の総合的な外国語の能力を問うものとする。
(2) 試験の方法は、記述式とする。
言語によっては、多肢選択式(マークシート方式)による出題を組み合わせることとする。
この場合によっても、外国語文和訳問題1題、和文外国語訳問題1題、外国語による説明問題1題は記述式により出題するものとする。
・英語・・・記述式とマークシート方式の併用
・フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語・・・記述式
(3) 試験時間は、120 分とする。
(4) 毎年の出題レベルをできる限り同じにするため、満点を100 点とし、平均点が60 点程度となるような出題に努める。
(5) 出題は概ね、
外国語文の読解問題2題(配点35点程度)、
外国語文和訳問題1題(15点程度)、
和文外国語訳問題1題(15点程度)、
外国語による説明(あるテーマ、用語等について外国語で説明する)問題1題(20点程度)、
単語外国語訳問題1題(15点程度)を基準とする。
●既出試験問題の傾向(2011年度、2012年度の問題より)
★語彙(実際に訳を求められたり、訳が分からないと答えることができない単語の中で主なもの。)
* adversity(逆境) / ferment(発酵する) / meander(蛇行する) /
* packet(小袋)/ *pillar( 柱)/ * soothe( なだめる)/
* sprinkle( 振りまく)/ vicinity(近所)
*印:約5,400 語(大学生・社会人に必要な単語)
無印:その他(一般語)
(上記の分類は「ジーニアス英和大辞典」(大修館)による)
通訳案内士試験に出題される単語は大体1万語レベル、英検では準1級レベルである。
※因みに英検1級レベルは、1万5千語レベル。
通訳案内士試験に出題される約1万語レベルとは、以下の①~③を合わせた数である。
(1)約3,500 語(中学・高校基本語、大学受験語)
(2)約5,400 語(大学生・社会人に必要な単語)
(3)その他(一般語)
(上記の分類は「ジーニアス英和大辞典」(大修館)による)
≪対策≫
下記の単語集を使って積極的に単語を覚える一方で、忘れないようにするには、
英語を常に読み、英語ニュース等を通して英語を常に聴くことが必要である。
【推薦図書】《必修英文読解用語集》(ESDIC 英語能力開発アカデミー)
★2012年度英語1次試験では、『必修英文読解用語集』から数多くの単語が出題されました。
ズバリ的中!<ESDIC教材からの出題問題>
http://www.esdic-academy.jp/category/1782644.html
≪1次試験対策講座≫補助教材としてご案内 ⇒ 単独でも販売中!
http://www.esdic-academy.jp/article/14600629.html
★文法
only が文頭に出た場合は倒置が起きる。
その際、助動詞を主語の前に持ってゆく。これが原則である。
しかし、2011年4番の問2の並び換え問題で、netで見かけた、ある解答はこうなっていた。
Only when fish (lose freshness they would be cooked with such flavorings as shoyu or miso as a last) resort.
かっこの中が並び換えられた部分だが、they would be の部分は正しくはwould they be にしなくてはならない。
ともすると、プロでも間違ってしまうかもしれない、ということである。
他に2012年では連鎖関係代名詞節絡みの問題が出題されるなど、
難度の高い文法知識を問う問題が目立っているが、これらは英文読解の問題である。
和文英訳の場合は、基本文法を土台に英文を構成すればよいので、文法をむやみに恐れる必要はない。
≪対策≫
英文読解のためには、やはり基本的な動詞の語法(regard A as B、result in 〜等)や前置詞句(because of、irrespective of 等)、
並びに基本的な名詞の語法(have an influence on 〜、place emphasis on 等)はマスターしておく。
【推薦図書】「ESDIC 必修英文法」講座(ESDIC 英語能力開発アカデミー)
※通訳案内士試験における必須文法事項をまとめた文法講座です。
http://www.esdic-academy.jp/category/1673194.html
★用語
用語は3つの分野から出題される。2012年の問題では、以下の通り。
・日常生活用語(代金引換、老眼鏡、体重計、軒、コンセント)、
・ガイド用語(ヒアシンス、踏切、家紋、鳥居、ピーマン、酒粕、スッポン、印籠、東京証券取引所)、
・時事用語(除染)
用語英訳問題が初めて出題されたのが1986年で、2012年まで合計286問が出題された。
その中で再出題されたものを以下に列挙する。
(1)光化学スモッグ(1986、1995)
(2)搭乗券(1986、2008)
(3)人間国宝(1987、2005)
(4)漆器(1988、2011)
(5)敬語(1989、1997)
(6)五重塔(1989、2007)
(7)書道(1990、2007)
(8)シルバーシート(1991、2009 ※ただし、2009 年は「優先席」として出題された)
(9)原子力発電所(1992、2011)
再出題率は3パーセント。
最近の問題からは出題されていない。最も新しいものでも20年前の「原子力発電所」である。
≪対策≫
もちろんこれからも出題され続けるが、なにげない言葉だけれど
英語で言おうとするとなかなか英語が出てこない用語(2012年であれば、老眼鏡や体重計)を
辞書を参照しながら英語に直し、それをまとめて一覧表にしておくとよいだろう。
【推薦図書】《必修ガイド用語集》(ESDIC 英語能力開発アカデミー)
最近よく耳にする単語の英訳も取り入れており、1次試験対策のみならず、2次試験対策にも、大いに役立ちます。
★2011年度 通訳案内士 英語1次試験の5番の単語英訳問題では、14題中8題と実に57%が『必修ガイド用語集』1冊に収録されています。
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【ご案内】
2013年度予想用語英訳問題は、
メール講座「直前ポイント学習メール」(5月初め詳細発表)の英語対策の内容に、掲載の予定です。
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2013年度英語1次試験受験予定の方へ、英語筆記試験対策のポイントをご案内します。
毎日の学習の中で、復習の要素も含めた内容ですので、参考としていただければ幸いです。
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小野良行
平成25年度から適用「通訳案内士試験ガイドライン」(抜粋)
●試験方法
(1) 試験は、通訳案内士の業務を適切に行うために必要な読解力、日本文化等についての説明力、語彙力等の総合的な外国語の能力を問うものとする。
(2) 試験の方法は、記述式とする。
言語によっては、多肢選択式(マークシート方式)による出題を組み合わせることとする。
この場合によっても、外国語文和訳問題1題、和文外国語訳問題1題、外国語による説明問題1題は記述式により出題するものとする。
・英語・・・記述式とマークシート方式の併用
・フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語・・・記述式
(3) 試験時間は、120 分とする。
(4) 毎年の出題レベルをできる限り同じにするため、満点を100 点とし、平均点が60 点程度となるような出題に努める。
(5) 出題は概ね、
外国語文の読解問題2題(配点35点程度)、
外国語文和訳問題1題(15点程度)、
和文外国語訳問題1題(15点程度)、
外国語による説明(あるテーマ、用語等について外国語で説明する)問題1題(20点程度)、
単語外国語訳問題1題(15点程度)を基準とする。
●既出試験問題の傾向(2011年度、2012年度の問題より)
★語彙(実際に訳を求められたり、訳が分からないと答えることができない単語の中で主なもの。)
* adversity(逆境) / ferment(発酵する) / meander(蛇行する) /
* packet(小袋)/ *pillar( 柱)/ * soothe( なだめる)/
* sprinkle( 振りまく)/ vicinity(近所)
*印:約5,400 語(大学生・社会人に必要な単語)
無印:その他(一般語)
(上記の分類は「ジーニアス英和大辞典」(大修館)による)
通訳案内士試験に出題される単語は大体1万語レベル、英検では準1級レベルである。
※因みに英検1級レベルは、1万5千語レベル。
通訳案内士試験に出題される約1万語レベルとは、以下の①~③を合わせた数である。
(1)約3,500 語(中学・高校基本語、大学受験語)
(2)約5,400 語(大学生・社会人に必要な単語)
(3)その他(一般語)
(上記の分類は「ジーニアス英和大辞典」(大修館)による)
≪対策≫
下記の単語集を使って積極的に単語を覚える一方で、忘れないようにするには、
英語を常に読み、英語ニュース等を通して英語を常に聴くことが必要である。
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★文法
only が文頭に出た場合は倒置が起きる。
その際、助動詞を主語の前に持ってゆく。これが原則である。
しかし、2011年4番の問2の並び換え問題で、netで見かけた、ある解答はこうなっていた。
Only when fish (lose freshness they would be cooked with such flavorings as shoyu or miso as a last) resort.
かっこの中が並び換えられた部分だが、they would be の部分は正しくはwould they be にしなくてはならない。
ともすると、プロでも間違ってしまうかもしれない、ということである。
他に2012年では連鎖関係代名詞節絡みの問題が出題されるなど、
難度の高い文法知識を問う問題が目立っているが、これらは英文読解の問題である。
和文英訳の場合は、基本文法を土台に英文を構成すればよいので、文法をむやみに恐れる必要はない。
≪対策≫
英文読解のためには、やはり基本的な動詞の語法(regard A as B、result in 〜等)や前置詞句(because of、irrespective of 等)、
並びに基本的な名詞の語法(have an influence on 〜、place emphasis on 等)はマスターしておく。
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※通訳案内士試験における必須文法事項をまとめた文法講座です。
http://www.esdic-academy.jp/category/1673194.html
★用語
用語は3つの分野から出題される。2012年の問題では、以下の通り。
・日常生活用語(代金引換、老眼鏡、体重計、軒、コンセント)、
・ガイド用語(ヒアシンス、踏切、家紋、鳥居、ピーマン、酒粕、スッポン、印籠、東京証券取引所)、
・時事用語(除染)
用語英訳問題が初めて出題されたのが1986年で、2012年まで合計286問が出題された。
その中で再出題されたものを以下に列挙する。
(1)光化学スモッグ(1986、1995)
(2)搭乗券(1986、2008)
(3)人間国宝(1987、2005)
(4)漆器(1988、2011)
(5)敬語(1989、1997)
(6)五重塔(1989、2007)
(7)書道(1990、2007)
(8)シルバーシート(1991、2009 ※ただし、2009 年は「優先席」として出題された)
(9)原子力発電所(1992、2011)
再出題率は3パーセント。
最近の問題からは出題されていない。最も新しいものでも20年前の「原子力発電所」である。
≪対策≫
もちろんこれからも出題され続けるが、なにげない言葉だけれど
英語で言おうとするとなかなか英語が出てこない用語(2012年であれば、老眼鏡や体重計)を
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2013年度予想用語英訳問題は、
メール講座「直前ポイント学習メール」(5月初め詳細発表)の英語対策の内容に、掲載の予定です。
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