『通訳案内士試験対策スクール』ESDICブログ!

ESDIC(エスディック)英語能力開発アカデミーから、通訳案内士試験受験の皆様へ最新&重要情報をお届けします!

2014年度通訳案内士試験 地理・歴史・一般常識の予想合格点&各問ごとの解説発表!

2014-09-14 12:00:32 | 通訳案内士試験対策
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第2次試験(12月7日)まで、あと84日
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先日の<2次対策セミナー>では、東京、大阪ともに満席となりましたが、
更に定員以上のご出席となり、誠にありがとうございました。

ご感想の一部をご紹介いたします。

●「2次試験の内容、合格に向けての重要ポイント、求められている力が的確に分かりました。」
●「2次対策にも、文法の基礎力が大切だと再確認できて良かったです。」
●「昨日は、当日になって急きょ出席をさせていただいたにもかかわらず、 
温かく接していただき 席まで設けていただき本当にありがとうございました。
<2次対策セミナー>は、私の想像以上に有意義な時間でした。
また他の方々の熱意に触れ、気もちが引き締まりました。」

会場での配布資料の内容は、近日、公開してまいります。

また、皆様へお願いしておりました、
<自己採点結果>&<受験のご感想>に関しましては、
昨年を大幅に上回る件数を頂戴し、誠にありがとうございました。
この場を借りまして、心より御礼申し上げます。

頂戴しました<自己採点結果>を基に、
日本地理・日本歴史・一般常識の難易度、
および予想平均点=予想合格点(ESDIC独自調査による)を発表させていただきます。

尚、<受験のご感想>に関しましては、
これから受験の方にも大いに参考としていただけますので、
近日、ホームページにアップさせていただきます。

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【1】   日本地理・日本歴史・一般常識の難易度、
     および予想平均点=予想合格点(ESDIC独自調査による)発表!

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【日本地理・日本歴史・一般常識試験の概観】

難問も含め、各問題解法のポイントと、今後の学習ポイントは、
後述の各問解説を確認していただきたい。

全体的には、出題形式に変わりはなかった。
難問を除いては、各科目とも「通訳案内士試験ガイドライン」の内容が反映されている。

今年の科目難易度は、
一般常識が難しく、日本歴史が比較的容易で、日本地理は両者の中間と言えるだろう。

以前は、毎年の3科目の平均点の変動を知り、
例えば一昨年の日本地理の平均点が低く、昨年は少し高くなったから、今年は低くなるだろうと、
何の客観的根拠にも基づかないで予測する声も聞こえてきたが、
受験生の心境として、やむを得ないとは思うものの、
そもそも、この種の予測に客観的根拠を提示することなど不可能である。

何故なら、試験官が毎年難易度が全く同じ問題を作成することは不可能であるし、
受験者のレベルも当然毎年違ってくる。
「通訳案内士試験ガイドライン」には、「毎年の出題レベルをできる限り同じにするため、
満点を 100 点とし、平均点が 60 点程度となるような出題に努める」と明記してあるが、
これはいわば努力目標なのである。

「平均点が60点程度」とは、58~62点の範囲内に平均点が納まることを
意味するものと思われるが、現実に、ある年では一般常識で、
自己採点で50点に達しなかった受験者が合格したことがあり、
日本地理・日本歴史でも似たようなことが起こっている。

「平均点が60点程度」と幅を持たせていても、
その範囲内に平均点を納めることは至難の技なのである。

今回の試験でも、各大問の難易度にかなりのばらつきがある。
実はこれは意図的に行なっていると思われる。
受験者の3~4割が解くことができるような簡単な問題ばかりだと、
平均点が60点を軽く上回ってしまう(択一式では常にそういう危険性が伴う)。

しかし、それは作問者としては避けなければならないことであり、
だから難問をところどころに配置して、平均点が60点を超えないようにしていると思われる。

かなり難しい問題、すなわち受験者の1割程度しか解答できない問題を出さざるを得ないのである。
難問というのは、平均点を押し下げる、いわば重石のような、
結構重要な役目を果たしているのだ。

只、その難問の割合が、各科目で違う為、
科目間の難易度の差が生じていると思われる。

これから受験しようとする方に特に申し上げたいことは、
難問にまで対処するため、かなり難しいことをどんどん覚えていかなければならないということは決してない。

そうではなく、大切なことは、
受験者の3~4割以上が解くことができる問題の取りこぼしをいかに少なくするか、ということである。
平均とは人並みということである。平均点をとれば合格なのであるから、
人並みの知識を広く浅く集めて覚えておく、これが最も重要である。

ESDIC英語能力開発アカデミー
小野良行


●「通訳案内士試験ガイドライン」の日本地理・日本歴史・一般常識の合否に関連する事項

ご参考:「通訳案内士試験ガイドライン」
http://www.jnto.go.jp/jpn/interpreter_guide_exams/pdf/guideline26.pdf

(1)毎年の出題レベルをできる限り同じにするため、満点を100点とし、平均点が60点程度と
なるような出題に努める。

(2)合否判定は、平均点が60 点程度となることを前提に、概ね60 点を合格基準点として行う。

(3)筆記試験の合否判定については、科目ごとに合格基準点を設定し、すべての科目について
合格基準点に達しているか否かを判定することにより行う。受験者には筆記試験の合否のほか、
科目ごとに合格基準点に達したか否かを通知する。

(4)筆記試験の各科目については、ガイドラインに従い、科目ごとに目標とする平均点を
設定して問題作成を行い、あらかじめ合格基準点を設定しておき、当該合格基準点に
達しているか否かを判定することにより行う。

(5)実際の平均点が、目標とする平均点から著しく乖離(かいり)した科目については、
当該科目の試験委員と試験実施事務局から構成される検討会を開催する。
その結果、必要があると判断された場合には、合格基準の事後的な調整を行う。
この調整は、平均点の乖離度及び得点分布を考慮して行う。

【重要】
ガイドラインには、「合否判定は、平均点が60点程度となることを前提に、
概ね60点を合格基準点として行う。」とありますが、
年度により、また科目によっても、難易度に違いがある為、
60点という点数そのものには、あまり意味はありません。
★ポイントは、平均点=合格点という考え方です。


●3科目の難易度

今回、皆様から頂戴した<自己採点結果>、および問題自体の難易度を加味した上、
<年度別難易度比較>および<各科目予想平均点概要>を出しました。

<年度別難易度比較>(左から難しい順番:2014年度は一般常識の難易度が最も高い)

2009年度 (難易度が高い順)日本地理→一般常識→日本歴史
2010年度 (難易度が高い順)一般常識→日本地理→日本歴史
2011年度 (難易度が高い順)一般常識→日本歴史→日本地理
2012年度 (難易度が高い順)一般常識→日本歴史→日本地理
2013年度 (難易度が高い順)日本歴史→一般常識→日本地理
2014年度 (難易度が高い順)一般常識→日本地理→日本歴史


●2014年度<予想平均点=予想合格点(ESDIC独自調査による) 概要> 

一般常識:50点前後(50点を切る可能性あり)
日本地理:50点台前半
日本歴史:50点台半ば

★ご参考に、2014年度<地・歴・常メール講座>、
および「2014年度通訳案内士試験対策講座」受講生の平均点は、以下の通りでした。
各科目にズバリ的中箇所が多くありました為、非常に高い平均点となりました。

一般常識:61.7点
日本地理:70.3点
日本歴史:71.0点

★もしかしますと一般常識は50点を切るかもしれません。
従って、自己採点で大体半分出来たと思う受験者の方は、
1次試験の合否発表を待たないで、
2次試験の準備をしておくことをお勧めいたします。
2ヶ月以上、2次対策の訓練ができれば、
合格の可能性は非常に高くなります。

・第1次試験の合格発表:11月13日(木)
・第2次試験(口述試験)実施日:12月7日(日)

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【2】   日本地理・日本歴史・一般常識 概要&各問ごとの解説発表!
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2014年度日本地理・日本歴史・一般常識<解答速報(ESDIC作成)>をご参照ください。
http://www.esdic-academy.jp/category/2006224.html

●下記の一部、もしくは、全てを無断でコピー、転載することを固く禁じます。

【2014年度日本地理概要】

1番は気候とかの自然に関する問題で例年通りである。難易度も例年通りである。
2番は写真に関する問題で、これも例年通り。
中津城の写真が出たのは、NHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」の影響と思われる。
問10の人物を選択肢にするのは、出題者のミスである。
設問は「中津城の城主として~」のように、「歴代の」を入れるべきではなかった。
3番は農業に関する問題である。ここでは難易度のばらつきが大きい。
問2のようにほとんどの受験者が解けるような極めて容易な問題があるかと思えば、
問9のように極端な難問もあった。
4番は大問4つの中では最も難しい。
比高計算と距離計算は昨年も出題されている。
地図記号とならんで、前記の2つの計算方法はマスターしておくべきである。
更に地形用語の理解も必要である。

【2014年度日本地理問題解説】

問1. 常識問題。日本の夏は特に蒸し暑いことを考えるとよい。
問2. 本文の「〜周期的に日本周辺を通過する。それにともなって天気も変わる〜」がヒント。
問3. 日本上空には偏西風が西から東に吹いているので、当然、低気圧や高気圧も
西から東に移動する。
問4. アメダスは雨、風、雪などの気象状況を時間的、地域的に細かく監視するために、
降水量、風向・風速、気温、日照時間の観測を自動的に行っているが、湿度は観測しない。
問5. (3) か(4) かで迷うところだが、(4) は6月の平均気温である。
問6. 新潟県など日本海に面する県では雪がよく降る。新潟県には苗場などの
有名なスキー場がいくつもある。
問7. 日本は、世界でも有数の多雨地帯であるアジアモンスーン地帯に位置しているため、
日本の年平均降水量は約1,700 ミリメートルで、
世界の年平均降水量約810 ミリメートルの約2倍である。
問8. 夏は、九州や四国・本州の太平洋に面する地域に雨が多いので、高知県魚簗瀬(やなせ)が正解。
問9. 常識で解ける。
フェーン:元々はアルプスを越えて吹く乾いた暖かい風のことである。
やませ:東北地方の中・北部の太平洋側(特に三陸地方)で、
梅雨期から盛夏期にかけて吹く北東風。オホーツク海高気圧がもたらす冷湿な風で、
長く続くと冷害の原因となる。
竜巻:積乱雲の下で地上から雲へと細長く延びる高速な渦巻き状の上昇気流。
トルネードとも呼ばれる。
問10. 常識問題。
火砕流:火山の爆発で生じた火山ガスや水蒸気に、軽石や火山灰などが混ざり合って、
雲のような外観の流動体になって山腹を高速で下る。
土石流:谷の源流部や上流部で、谷底や谷壁斜面に堆積していた大量の岩屑(がんせつ)が、
水を含んでそれと混然一体となって一挙に谷や斜面を流下する現象。
地すべり: 地表が急にすべり動く現象。
傾斜がゆるやかで含水量の少ない地質は大ブロックのゆっくりした移動、
含水量が飽和状態であると急激な移動を示す。
鉄砲水:急傾斜の谷川で、集中豪雨をはじめ、雷雨でも短時間に強い雨が降ると、
谷川の水位があっという間に何m も増え、水流が堰(せき)を切ったように押し寄せること。


問1. 東大寺大仏殿は奈良県にある。
問2. 東大寺の南に隣接するのが春日大社。この2つは「古都奈良の文化財」として
世界文化遺産の登録を受けている。伊勢神宮は三重県伊勢市、熱田神宮は愛知県名古屋市、
三嶋大社は静岡県三島市にそれぞれある。
問3. この大仏殿は東大寺大仏殿である。興福寺に大仏殿はなく、同寺は、藤原氏の氏寺。
問4. 鮒ずしは滋賀県の郷土料理。せんべい汁はせんべいを入れた汁物で青森県八戸の郷土料理。
五平餅は中部地方南部の山間部の郷土料理で、潰した飯を串焼きにしたもの。
問5. 柴又帝釈天は東京都葛飾区にある。
問6. 帝釈天は仏教の守護神であるから、柴又帝釈天は城下町ではなく門前町である。
問7.「 矢切の渡し」は、江戸時代初期、地元住人専用に幕府が設けた渡し場のうちのひとつ。
都内に残っている渡しはここだけ。「六郷の渡し」は、多摩川にあった渡し。
「佃の渡し」は隅田川河口付近にあった。「矢口の渡し」は多摩川にあった。
問8. 中津城は大分県中津市にある。
問9. 中津城は黒田官兵衛[黒田如水]が築城し、細川忠興が完成させた。
問10. 加藤清正は熊本城を築城した。福島正則は豊臣秀吉子飼の大名。
浅野長政は養女おねが豊臣秀吉に嫁いだ。豊臣政権の五奉行の筆頭。


問1.2011 年の食料自給率(農林水産省試算)によると、
韓国は41%、カナダは258%、フランスは129%、オーストラリアは258% である。
問2. これはボーナス問題。
問3. これもボーナス問題。
問4. 大豆の自給率は8%(2012 年度、重量ベース)である。
問5. 2011 年、日本は飼料用トウモロコシを1,060 万トン輸入した。
問6. 2013 年の農家一戸あたりの経営耕地面積は全国平均で2.4ha となっている。
問7. 北海道では、大規模農家を中心に農地の集積が進んだ結果、耕作放棄地の割合が小さい。
問8. フードマイレージは、「食料の輸送距離」という意味で、
食品の生産地と消費地が近ければフード・マイレージは小さくなり、
遠ければ大きくなる。
問9. バーチャルウォーターとは、食料を輸入している国において、
もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したものである。
日本はアメリカから莫大な量の小麦・大豆・トウモロコシなどを輸入している。
問10.「地産地消」とは生産された地域で消費する、
すなわち生産地と消費地が近いこと。


問1.
海食崖:波浪の作用によって形成される海岸の急崖。
※現在は海岸から離れているが、元々は海食崖として形成された。
崖錐:がけや急斜面の下に、落下した岩屑が堆積してできた半円錐状の地形。
自然堤防:川の両側に土砂が堆積して自然にできた堤防状の高まり。
断層崖:断層運動によって生じた急斜面。
問2. 比高とは、ある地点と別の地点との高度差のことである。
2 万5,000 分の1 の地図では主曲線という等高線が10m おきに引かれる。
「崖の上の平坦な場所」を「崖の上の畑の記号のある等高線の間隔が最も広い場所」とすると、
等高線が17本~18本あるので、標高は170m~180mとなり、
「道の駅」の標高によって、比高は違ってくる。
解答は、JNTOへ確認中。
問3.
海成段丘:海岸線に発達した階段状の地形。
河岸段丘:河川に沿う階段状の地形。浸食作用により、もとの河床が現在の河床より
高い台地になっているもので、土地の隆起や水量の変化などにより生じる。
扇状地:川が山地から平地へ流れ出る所にできた扇形の堆積地形。
問4.「 道の駅」周辺に桑畑の地図記号は見当たらない。
問5.
路村: 道路に沿って長く伸びた集落。ふつう家屋が両側に1 列に並ぶ。
散村:広大な耕地の中に民家が散らばって点在する集落形態。
円村:中央に円形の広場があり、それを取り囲むように家屋が配置されている集村。
塊村:民家が不規則に集り、塊状に形成された集落。
問6. 2 万5,000 分の1の地図では、1km は4cm だが、1.5 倍に拡大しているので、
1kmは6cm となる。地図上で当該距離は約9cm なので、約1.5km が正解となる。
問7. 高知県東部、東洋町や室戸市には、ウバメガシやカシが群生し、
この原木を利用した土佐備長炭の生産が行われている。
問8. この地図記号は墓地を表し、墓石をモチーフにしている。
問9. 阿蘇ジオパーク、箱根ジオパーク、三陸ジオパークの3つは、
日本ジオパークに認定されているが、世界ジオパークには認定されていないので注意を要する。
問10. 室戸岬から高知龍馬空港まで直線距離で約55km だが、
徳島阿波おどり空港までは約100km で、高松空港や松山空港はもっと遠い。


【2014年度日本歴史概要】

1番は地図を絡めた問題で、この種の問題はいつも1番である。
全体的に難しい問題が多い。特に(2)の首里城を当て、
その位置を沖縄島の3つの黒丸から選ぶ問題に苦労した受験者も多いと思われる。
2番は説明文にふさわしい人物を選ぶ問題で、この種の問題は2番が定位置である。
ここでは唯一神道を作り出した人物を選ぶのが難しい。
3番は著作物と作者の組み合わせに関する問題だが、
この種の問題は3番が定位置である。昨年、契沖の「万葉代匠記」が出ているので、
(3)のヒントになった。日本歴史は類題が出る度合いが、日本地理・一般常識よりもずっと高い。
従って、日本史に合格するためには、過去問を理解しておくことが欠かせない。
4番は政治に関する事項の問題で、(1)と(4)が難問。
(5)は常識問題と言ってもいいくらいだが、
歴史問題の中に入っているとは驚きである。
5番は文化・貿易に関する問題である。(2) (3) (4)が難問である。
(5)は世界遺産に関する問題で、世界遺産は日本地理や一般常識でも出題されることがある。
6番は写真問題が出ることになっているが、昨年よりも難しくなった。
(2)の遺跡の写真は意外であった。(5)は見慣れない建物だが、
問題文の「湯島聖堂」から、東京にある建物であることが分かり、
日本史の問題なのだから、「国立科学博物館」ではないだろうという常識を働かせるとよい。

【2014年度日本歴史問題解説】

(1) 「西海道」がヒントである。これは九州とその周辺の島々を指す言葉である。
よって正解は大宰府である。現在の福岡県太宰府市に政庁が置かれた。この市は県中部にある。
(2) 中山王尚巴志は琉球王国最初の統一王朝を成立させた。首里城は那覇市にあった。
(3) 彦根藩を治めていたのは譜代大名トップの井伊氏である。幕末に井伊直弼が大老となった。
城は滋賀県彦根市に残っている。
(4) 八幡製鉄所の操業は20 世紀が始まった1901 年である。場所は現在の福岡県北九州市である。
(5) いわゆる大阪万博が開かれたのは、高度経済成長真っただ中の1970 年であった。
場所は千里丘陵で、現在跡地は万博記念公園になっている。


(1) 東大寺南大門の建築様式は大仏様と言われている。
運慶:平安末~鎌倉初期に活躍した仏師。名匠定朝の系統である慶派に属す。
東大寺南大門金剛力士像の作者。運慶は本試験に時々出題される。
快慶:鎌倉時代に活動した仏師。東大寺南大門金剛力士像の作者。
湛慶:鎌倉初期の慶派の仏師。運慶の長男。
空也:平安中期の浄土教の民間布教僧。
(2) 反本地垂迹説:神を本地,仏を垂迹とする思想。
一条兼良:室町時代の公卿・学者。『公事根源』『花鳥余情』『樵談治要』など多くの本を著した。
北畠親房:南北朝時代の公家・武将・学者。『神皇正統記』の作者。
吉田兼倶:室町時代の神道家。本地垂迹説に対して神主仏従説を唱え、
陰陽五行説などを加えて吉田神道を大成。
卜部兼方:鎌倉中期の神道家で、『釈日本紀』を著した。
(3) 坂上田村麻呂:平安初期の武将。桓武・平城・嵯峨の三天皇に仕え、
征夷大将軍として蝦夷地を平定。薬子の乱鎮定にも功を立てた。京都清水寺を創建。
文室綿麻呂:平安初期の廷臣。中納言。薬子の変に荷担して捕らえられたが許され、
坂上田村麻呂とともに蝦夷平定に活躍。
源頼義:平安中期の武将。頼信の長男。子の義家とともに前九年の役を鎮定。
東国における源氏の勢力を強化。
源義家:平安後期の武将。頼義の長男。八幡太郎と号す。前九年の役に活躍。
後三年の役を鎮定し、東国武士の信望を集めた。
藤原清衡:平安末期の陸奥の豪族。後三年の役で源義家に味方して異父弟清原家衡ら
を討ち、奥州藤原氏の基礎を築いた。平泉に中尊寺を建立。
(4) プチャーチン: ロシアの提督。1854 年日露和親条約、58 年日露修好通商条約を締結。
ビッドル:アメリカの海軍軍人。1846 年浦賀に来航して開国を求めたが失敗した。
レザノフ:ロシアの政治家。1804 年長崎に来航した。しかし交易は拒絶された。
クルーゼンシュテルン:ロシア海軍提督。ロシアで最初に世界周航(1803 年〜 1806 年)を行った。
「日本海」を最初に命名した人物。
ポンペ:オランダの軍医。1857 年長崎海軍伝習所医学教師として来日。
幕府に要請して61 年西洋式病院長崎養生所を設立させた。
(5) 吉田茂:戦後首相となり、サンフランシスコ平和条約と日米安全保障条約に調印。
片山哲:政治家。1946 年日本社会党委員長。47 年連立内閣の首相となったが、翌年退陣。
幣原喜重郎:戦前の外相時代には米英との協調外交を貫いた。戦後首相となり、憲法改正に着手した。
岸信介:石橋湛山のあと内閣総理大臣となり、日米安全保障条約改定をなし遂げた。
東久邇宮稔彦:1945 年8 月17 日に首相に就任し憲政史上最初で最後の皇族内閣を組閣。


(1)『新古今和歌集』:鎌倉初期成立。
『古今和歌集』:最初の勅撰和歌集。醍醐天皇の命により、紀貫之・紀友則らが撰した。
『後撰和歌集』:第二番目の勅撰和歌集。
『拾遺和歌集』:古今・後撰に次ぐ第三番目の勅撰和歌集で、いわゆる「三代集」の最後にあたる。
『後拾遺和歌集』:『拾遺集』の後継たるべく編まれた勅撰和歌集である。
(2)『風土記』:奈良時代初期の官撰の地誌。
『和名類聚抄』:平安時代中期の漢和辞書。
『峰相記』:中世播磨の地誌。鎌倉時代~南北朝時代の社会を知る上での重要な書。
『日本霊異記』:平安初期の仏教説話集。日本の説話文学集の始祖的作品。
『東関紀行』:鎌倉時代の紀行。鎌倉への旅のありさまを道中の歌枕にちなむ故事などを
豊富におりまぜて、歌とともに記したもの。
(3) 井原西鶴:江戸前期の大坂の浮世草子・人形浄瑠璃作者、俳諧師。代表作は『世間胸算用』
『好色一代男』『好色五人女』など。
近松門左衛門:江戸前期の元禄期の人形浄瑠璃・歌舞伎の作者。代表作は『曾根崎心中』
『冥途の飛脚』『国性爺合戦』『心中天網島』など。
戸田茂睡:江戸前期の歌人。『梨本集』は歌論集。
契沖:江戸時代前期の国学者。「万葉集」を注釈し、『万葉代匠記』を著す。
松尾芭蕉:江戸時代前期の俳諧師。蕉風と呼ばれる芸術性の極めて高い句風を確立し、
日本史上最高の俳諧師の一人。紀行文は『おくの細道』『野ざらし紀行』など。
(4) 山崎闇斎:江戸前期の儒学者・神道家。垂加神道を創始した。主著『文会筆録』。
浅見絅斎:江戸中期の儒学者。主著『靖献遺言』。
新井白石:江戸時代中期の政治家・学者。六代将軍・徳川家宣の侍講として幕政を実質的に主導し、
のち正徳の治と呼ばれる政治改革を行った。『折たく柴の記』は自伝的要素の強い随筆。
山鹿素行:江戸前期の儒学者・兵学者。山鹿流兵法及び古学派の祖。
主著『聖教要録』『中朝事実』『武家事紀』
熊沢蕃山:江戸初期の陽明学者、中江藤樹門下。主著『大学或問』
(5) 小林多喜二:日本のプロレタリア文学の代表的な作家。代表作『蟹工船』。
葉山嘉樹:プロレタリア文学の作家。代表作『海に生くる人々』
横光利一:小説家・俳人。川端康成と共に新感覚派として活躍した。
谷崎潤一郎:近代日本文学を代表する小説家の一人。代表作『痴人の愛』『春琴抄』『細雪』など。
川端康成:小説家。代表作『伊豆の踊子』『雪国』『千羽鶴』『山の音』など。ノーベル文学賞受賞。
志賀直哉:小説家。唯一の長編小説である『暗夜行路』は近代日本文学の代表作の一つ。
有島武郎:小説家。代表作は『カインの末裔』『或る女』や、評論『惜みなく愛は奪ふ』


(1) 正解のヒントは「警備や刑事裁判をつかさどり」という箇所。侍所長官は警視総監のようなもの。
管領:室町幕府における将軍に次ぐ最高の役職。将軍を補佐して幕政を統轄した。
鎌倉府:室町幕府によって関東10 か国( いわゆる関八州と伊豆,甲斐を加えた10 か国)支配のために
鎌倉公方足利氏を頂点として組織された政庁。
政所:室町幕府における政務機関の一つ。財政事務を管掌した。
問注所:室町幕府の訴訟機関。
(2) 白村江の戦い:663 年、白村江での唐・新羅軍と日本・百済軍との戦い。百済を救援した日本軍は敗れた。
承和の変:842 年、伴健岑・橘逸勢らが謀反を企てたとして、二人が流罪となり、
仁明天皇の皇太子恒貞親王が廃された事件。藤原良房の陰謀といわれ、事件後、
良房の甥の道康親王が皇太子となった。
応天門の変:866 年、応天門が放火され、大納言・伴善男は左大臣・源信の犯行であると告発したが、
太政大臣・藤原良房の進言により無罪となった。その後、密告があり伴善男父子に嫌疑がかけられ、
有罪となり流刑に処された。これにより、古代からの名族伴氏(大伴氏)は没落した。
藤原氏による他氏排斥事件のひとつとされている。
安和の変:969 年に起きた藤原氏による他氏排斥事件。謀反の密告により
左大臣源高明が失脚させられた。
(3) 得宗専制:鎌倉幕府において執権を務める北条氏の惣領である得宗に幕府権力が
集中して専制政治が行われたこと。またその時期を指す。鎌倉幕府の歴史を3 つに分けた場合、
源氏将軍・執権政治に続く第3 の時期にあたる。
執権政治:北条氏が執権の地位によって、幕府の実権を掌握した政治体制。
荘園公領制:日本の中世における重層的土地支配構造。「荘園」(公家や寺社などの権門が支配した私領)と
「公領」(国の役所である国衙の領有地)とに分割領有されており、
それぞれの荘園や公領の内部には、類似した支配構造が存在したという見方。
院政:在位する天皇の直系尊属である太上天皇(上皇)が、天皇に代わって政務を直接行う形態の政治。
上皇は「院」と呼ばれたので、院政という。
(4) 日本人の海外渡航および帰国の禁止(1635 年)、島原の乱(1637 年)、
ポルトガル船の来航禁止(1639 年)、オランダ商館を出島に移す(1641 年)、
これら4つの出来事は全て家光が将軍の時に起こった。オランダ人に通商許可を与えたのは家康である。
(5) 常識問題。北朝鮮という日本と国交のない国に日本の首相が訪問したのは
小泉首相が初めてである。


(1) 日本で最初に栄えた仏教文化は飛鳥文化。7世紀後半から8世紀にかけてが白鳳文化、
8世紀が天平文化、平安初期が弘仁・貞観文化、そして平安中期が国風文化となる。
(2) 日本は火山国なので硫黄はたくさんある。だから硫黄は輸入していたのではなく輸出していた。
(3)「松林図屏風」は長谷川等伯である。その息子が長谷川久蔵である。狩野永徳は「唐獅子図屏風」である。
尾形光琳が「紅白梅図屏風」で、「洛中洛外図巻」が住吉具慶である。
(4) やや難しい問題だが、「蒸気機関を用いた」あたりからイギリスという答えが出てくる。
(5) 中尊寺・毛越寺といえば岩手県平泉である。


(1) 戦いのシーンで、左に描かれている兵士は甲冑をまとっておらず、
日本人の顔立ちではない。これは蒙古が日本に攻め込んできた文永の役を描いたものである。
(2) 銅鐸と銅矛が写っている。これは弥生時代の荒神谷遺跡(島根県)である。
(3) 口から6体の阿弥陀仏が出ているのが最大の特徴。これは空也上人像で、
所蔵するのは京都の六波羅蜜寺である。
(4)「黒き猫」は菱田春草の作品である。
(5) コンドル:イギリス人。お雇い外国人。
工部大学校(現・東京大学工学部建築学科)の教授として辰野金吾ら、
創成期の日本人建築家を育成し、明治以後の日本建築界の基礎を築いた。
ラグーザ:イタリア人。お雇い外国人。工部美術学校で彫刻指導にあたった。
フォンタネージ:イタリア人。工部大学校のお雇い外国人教師で、日本人に洋画を指導した。
フェノロサ:アメリカ人。お雇い外国人。日本美術を評価し、紹介に努めた。


【2014年度一般常識概要】

1番は経済に関する問題で、問5を除けば難しくはない。
日頃新聞を読んでいれば解ける問題である。
2番は産業に関する問題で、文字通り常識を働かせれば解ける。
3番は交通・産業に関する問題が主で、難問が少し混じる。問1はとりわけ難しい。
一般常識は新語が出されることが多く、問4では「ビッグデータ」が問われている。
4番は観光に関する問題である。難問が揃っている。
問2は訪日外国人の国別順位だが、この問題は頻出する。
5番は政治に関する問題である。難問が多い。
新聞を日頃から丹念に読んでいると解きやすくなるが、正確な知識がベースにないとなかなか解けない。
新聞をスクラップしておくとよいだろう。
問3、4で分かることだが、一般常識には日本と直接関係がないことでも出題されるという特徴がある。
6番は主に文化に関する問題である。断片的な雑多な問題が多い。
一般常識はある意味、雑学に関する問題であるとも言える。
7番は2020年東京オリンピック開催と無縁ではないだろう。問2がかなりの難問。

【2014年度一般常識問題解説】

(1)
問1
マネタリーベースを2012 年末を基準として2年以内に2倍にするというのは、
黒田日銀総裁の言葉では「量的にみても質的にみても、これまでとは全く次元の違う
金融緩和を行う」となる。このことから、安倍政権の大胆な金融緩和を「異次元金融緩和」と称する。
問2
日本と直接関係ないことでも問われるのが一般常識である。日頃新聞、特に国際経済の
分野を読んでいれば、イエレン議長の名前は出てくる。
問3
TPP とはTrans-Pacific Partnership(環太平洋経済連携協定)のことである。TPP は新
聞紙上でよく見かけるので、新聞を読んでいれば簡単な問題である。
問4
例えば1ドル80 円だった為替レートが1ドル100 円になったとしよう。そうすると海
外でそれまで80 円出せば1ドルの商品が買えたのに、円安になったおかげで100 円を
出さないと同じ1ドルの商品が買えないことになる。だから円安では日本からの海外旅行は
割高になるのである。
問5
アベノミクスのおかげで2012年末から2013年末にかけて日経平均株価は約1.5 倍値上がりした。
(2)
問6
例えば同じ100 円の商品を買うにしても、1,000 円しか持っていない人は、その10%を
払わないといけない。しかし、1万円を持っている人は、その1% しか払わなくていい。
すなわち所得の少ない人ほどその負担割合は高くなるのである。これを称して消費税は
逆進的であるという。


問1
最近の日本の雇用システムに関して「労働者の若年化」というのはあてはまるのだろうか。
これは無理だろう。第一、日本では少子化が進行中なのだ。では「労働者の高学歴化」はどうだろう。
そんな話も聞かない。若い労働者が増えない中では、労働者の平均年齢は上がっていくのではないか。
またバブル経済のあと、日本企業はコスト削減に躍起になった。そのため正社員に比べ、
コストのあまりかからないパート従業員を多く採用したのである。
本文でも「非正規雇用労働者の増加」と書かれており、(イ)に「正社員」を入れるのは容易だろう。
問2
「職種別労働組合」と「企業別労働組合」が対立する概念で、正解はこのどちらかであろう。
日本は戦後、終身雇用が普及したので、労働者の企業に対する帰属意識が強くなったため、
労働組合についても企業単位で捉えることが一般化したのである。というわけで正解は
「職種別労働組合」である。これは日本的雇用慣行に馴染まない。
問3
「ワーク・ライフ・バランス」は文字通り「仕事と生活の調和」ということであるから、
(1)の「雇用者が仕事に専念できる社会」とは相容れない。常識に照らして考えれば、
この問題はすぐ解けるだろう。


(1)
問1
これは難問。いすみ鉄道は千葉県中東部を走る列車である。観光列車を走らせるなどして
赤字からの脱却を図っている。
問2
「ななつ星in 九州」に関してはテレビ等で何度も取り上げられたので、知名度はかなり高い。
拠点が博多駅であるというのも常識の範囲である。
(2)
問3
バニラ・エアは、それ以前はエアアジア・ジャパンという社名だった。
(3)
問4
総務省の推計では、顧客情報やウェブサイトの閲覧履歴といったビッグデータの活用により、
2012 年の国内全産業の売上高を60.9 兆円押し上げた、これは全産業の売上高(1335.5 兆円)の
4.6% がデータ活用の効果だったという計算になる。60.9 兆円の5割近い28.1 兆円は流通業だった。
(4)
問5
正解の(2) を除くと、他の選択肢はすべて同じもの、あるいは同じサービスを
提供しているのであるから、「誇大表示」には該当するであろうが「優良誤認表示」には当たらない。
(2) は、いわば安い偽物を高い本物のように表示していたので、「優良誤認表示」にあたる。


(1)
問1
訪日外客数は2003年から2013年の10年間で、ほぼ倍増したことになる。
問2
訪日外客に関する問題は本試験では頻出する。またタイからの訪問客も急増している。
(2)
問3
サービス収支は運賃・旅行・保険料・情報・特許等使用料などサービスの受取り、
支払の収支を表す。貿易収支は衣類とか自動車とかIC など有形の財貨の輸出入の収支を表す。
所得収支は雇用者報酬・投資収益の収支を表す。経常移転収支というのは、資金援助や
資金協力での収支を計上するもので、日本は経済大国としての責務を果たすために、
多くの国や国際機関に対して、多額の資金援助や資金協力をしている。日本は援助や
資金協力で大きく貢献しているので、経常移転収支は常に赤字になっている。


問1
(3) が間違っているのは「逮捕には検察官または警察官が発行する令状が必要である」の
部分である。「検察官または警察官」を「裁判官」にすると正しい文になる。
問2
(4) は「内閣を国権の最高機関としている」の部分が誤っている。
「国会を国権の最高機関としている」とすれば、正しい文になる。
問3
日本と直接関係ない事柄でも出題されるのが一般常識の分野である。選択肢の中では
アルバニアとトルコが未加盟となっている。
問4
インドはASEAN に加盟していない。
問5
PFI(Private Finance Initiative」とは、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、
経営能力及び技術的能力を活用して行う新しい手法である。指定管理者制度は、
それまで地方公共団体やその外郭団体に限定していた公の施設の管理・運営を、
株式会社をはじめとした営利企業・財団法人・NPO 法人・市民グループなど法人その他の団体に
包括的に代行させることができる制度。
問6
第1類でもネット販売が解禁されるようになった。
問7
4大臣会合のメンバーは、内閣総理大臣、官房長官、外務大臣、防衛大臣である。
問8
一般の電子メールを通して特定の候補者への投票を呼びかけることができるのは、
候補者や政党であって、有権者ではない。
問9
復興特別所得税は2013 年1月から25 年間に渡って徴収される。


問1
プロジェクションマッピングとは、投影(projection)して、描く(mapping)ことである。
問2
SUMMER SONIC は毎年8月に、千葉と大阪で開催される都市型ロック・フェスティバルのこと。
問3
隈研吾:自然の素材、特に木組みを利用した建築は独特である。
問4
「日本文化を知る場」にふさわしいのはエキスポ(博覧会)であろう。
問5
山鉾巡行といえば祇園祭。京都の三大祭りの他の2つは、葵祭と時代祭である。
問6
「光を通し、吸水性がない」という特徴をもつのは磁器である。逆に、陶器は光を通さず、
吸水性がある。
問7
難問。わびを一言で言うと「閑寂な落ち着いた美」、さびは「古びて味わいのあること」であろう。
問8
欧米人は「罪の文化」、日本人は「恥の文化」であると、ルース・ベネディクトは説いた。


問1
クーベルタン男爵はフランスの教育者である。
問2
「レガシー(legacy)」は文字通り「受け継がれるもの」である。
「ヘリテージ」(heritage)は「文化的・景観的に受け継がれるもの」以外に
「相続される財産」の意味もあるので、「次世代に継承する」のにふさわしいのはレガシーであろう。
問3
オリンピック憲章第5 章オリンピック競技大会の39 条には
「OCOG(オリンピック競技大会組織委員会)は、短くともオリンピック村の開村期間、
複数の文化イベントのプログラムを計画しなければならない。このプログラムは、
IOC 理事会に提出して事前の承認を得るものとする」とある。

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2013年度の出題傾向分析を基に、
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9/24,10/1,8,15,22,29,11/5,12,19

●金曜日「プレゼンテーション」(夜19:00~21:00:合計9回)ネイティブ講師★満席
9/26,10/3,10,17,24,31,11/7,14,21

●金曜日「プレゼンテーション」(午前10:00~12:00:合計9回)ネイティブ講師 ★満席
9/26,10/3,10,17,24,31,11/7,14,21

●金曜日「通訳」(午後13:00~15:00:合計9回)日本人講師 ★満席
9/26,10/3,10,17,24,31,11/7,14,21

●土曜日「プレゼンテーション」(午前10:00~12:00:合計9回)ネイティブ講師 ★満席
9/27,10/4,11,18,25,11/1,8,15,22

●土曜日「通訳」(午後13:00~15:00:合計9回)日本人講師 ★満席
9/27,10/4,11,18,25,11/1,8,15,22

増設 土曜日「通訳」(午後15:00~17:00:合計9回)日本人講師★満席
9/27,10/4,11,18,25,11/1,8,15,22

増設 土曜日「プレゼンテーション」(午後17:30~19:30:合計9回)ネイティブ講師★満席
9/27,10/4,11,18,25,11/1,8,15,22

【場所】
庚申(こうしん)文化会館 ※JR高円寺駅北口より徒歩3分
東京都杉並区高円寺北3-34-1
【回数】1クラス:全9回
【定員】1クラス:9名様まで
【費用】
●授業料:
・1クラス(「通訳」または「プレゼンテーション」:1回2時間 全9回(18時間)
50,000円 (授業料のみ)※教材費別。
・2クラス(「通訳」+「プレゼンテーション」:1回2時間 全18回(36時間)
100,000円⇒70,000円 (授業料のみ)※教材費別。
※2クラスご受講の場合、全18回の授業で、1回約3,900円です。
●教材費:
・<英語2次セミナー>プリントテキスト:1,500円
・補助教材「日本事象ESDIC280」書籍:1,500円
小計:3,000円
●合計費用:
授業料(2クラス:70,000円/1クラス:50,000円)+教材費(3,000円)
・2クラス受講の場合:73,000円
・1クラス受講の場合:53,000円
※「日本事象ESDIC280」書籍を既にご購入済の場合は、 上記合計費用より、1,500円を引かせていただきます。
※「日本事象ESDIC280」CD2枚(別売り):2,000円もございます。

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【秋期<英語2次セミナー>大阪会場】

★大阪会場は、増設クラスもすべて満席となりました為、締め切らせていただきます。
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<大阪会場>

●金曜日クラス(12:50-14:50:合計9回) ★満席
9/26,10/3,10,17,24,31,11/7,14,21

増設 土曜日クラス(10:20-12:20:合計9回) ★満席
9/27,10/4,11,18,25,11/1,8,15,22

●土曜日クラス(12:50-14:50:合計9回) ★満席
9/27,10/4,11,18,25,11/1,8,15,22

増設 土曜日クラス(15:10-17:10:合計9回) ★満席
9/27,10/4,11,18,25,11/1,8,15,22

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「プレゼンテーション」は、ネイティブ講師との英語での授業、
「通訳」は、日本人講師との日本語での授業をスタジオにて行い、収録いたしました。
この授業形式は、通学:秋期<英語2次セミナー>と同じです。

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[教材内容]
(1)通信版<英語2次セミナー>用プリントテキストLesson1~9
[1レッスンの内容]
・「通訳」6問(全問模範回答例付)
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(2)CD1枚(60分)に1レッスン(「通訳」授業30分+「プレゼンテーション」授業30分)合計9枚

≪CD1枚の収録内容≫
・「通訳」授業
日本人講師と生徒役(ベテラン通訳ガイド、2013年度合格者)のやり取り、および日本語による解説授業をスタジオにて収録。
・「プレゼンテーション」授業
ネイティブ講師と生徒役(ベテラン通訳ガイド、2013年度合格者)の英語による授業をスタジオにて収録。

(3)補足資料:
1.逐次通訳の注意事項
2.「通訳」授業の板書メモ
3.冠詞の原則11箇条
4.逐次通訳におけるメモサンプル⇒後日、お電話にてご説明いたします。
5.2013年度 英語2次口述試験≪時間帯別問題≫&模範回答例
6.平成25年度通訳案内士試験口述(第2次)試験注意事項

[費用]
45,000円 (プリント教材+CD9枚+資料、送料、税込)

★お申込は、info@esdic-academy.jp 宛、メールにて、下記の「お申込記載事項」をご記入の上、お申込みください。

・件名:通信版<英語2次セミナー>
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・お支払予定日 (銀行振込にてお願いいたします。):

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