脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

入院生活にも慣れ始め・・

2014年05月17日 13時52分57秒 | 病気になって
7月下旬に回復期の病院へリハビリ入院し、おかげでリハビリの成果もあって漸く人らしい?日常を過ごせるようになったころ・・9月の上旬でした。いつものように入浴のため看護師さんが病室まで迎えに来て車椅子で風呂場まで・・(毎週水曜と金曜は入浴日です)良くなったとはいえ1カ月少しのリハビリでは、未だ自分で脱ぎ着ができないので看護師さんが脱がせてくれるのですが当方の恥ずかしい気持ちをよそに『すっきりしましょうね♪』といいながら素っ裸にされシャワーの前へ移動・・気が付いた時には既に数名の人達が脱衣場にいて看護師さんに脱がされています・・中にはベッドに寝たまま運ばれベッドの上で脱がされている方もおられました。その方は70歳を超えた老人ですが・・二の腕から肩にかけて綺麗な柄?の絵が描かれてました。おそらく背中も一面に入っているのでしょうね。その爺さんが『あーーーー』と叫んだので『お風呂ですよ。シャワーで流しますねぇ。』と子供に話しかけるような言い方で看護師さんがベッドのままシャワーの前に移動。気の毒に寝たきりになってしまわれたんやなぁと思いつつ左側に目をやると・・40歳前後の男性が隣で看護師に頭を洗ってもらってるのですが・・なんと、その人の背中にも鯉が綺麗?に描かれており、足もくるぶしまで、手も肘の先くらいまで墨入り状態・・おまけに顔を見ると眉毛も青く墨入り・・結構、いるんですねぇ。この男性も脳疾患らしく失語症の後遺症もあるようでした。看護師は全くビビル事もなく、その男性に『Tさん、お風呂、久しぶりでしょ?体調、こわしてはったから・・』と言いながらシャンプーしています。男性は笑顔でうなずくだけ・・そうこうし、私も身体も洗い終えて浴槽へ・・左半身麻痺なので機械風呂へと風呂用車椅子で移動し浴槽の横にあるリフトのような椅子に誘導されると椅子についてあるベルトを装着。看護師がボタンを押すとリフトがウィ~ンと上に上り看護師が浴槽の真上までリフトを動かしボタンを押すとリフトが下がり私は浴槽の中へ・・温度も丁度よく結構、気持ちいいのです。看護師さんに『なんで看護師になったん?』と聞くと『お母さんが看護師なんですぅ』と・・急性期ッ病院でも良く聞いたのですが結構、親が看護師って多いみたいです『彼氏いてるん?』とさらに聞くと『私、結婚してます。子供も居て旦那も看護師してるんです。高校の同級生だったんですよ♪』と嬉しそうに応えてくれました。そんな他愛もない雑談をしつつ私も風呂から上りドライヤーで頭を乾かしてくれ病室まで連れて行ってくれました。『○○さん、サッパリしました?水分よく取っておいてくださいね』と言い看護師さんは次の入浴患者の部屋へと出て行き私も読みかけた本、『半沢直樹』の原作者の池井戸氏の描いた『7つの会議』を読み始めました。1時間くらい経ったでしょうか・・看護師が病室にやってきて『今日から、お一人、東病棟から、この部屋に来られますので宜しくお願いしますね♪』といいながらベッドにシーツをかけたり迎える準備を始めました『わかりました。』と返事をし、また本に目をやるのですが、その東病棟から来る人・・・結構ストレスになるとは、この時点では想像もつかなかったのです。そして、その日の夕方・・東病棟からご両親と一緒に入室されたのです。『初めまして今日から、ここで、お世話になりAと申します。』とお母さんらしき人が挨拶され、隣には歩行器を使って立っいる30前半くらいの男性・・が掠れた声で『よろしくお願いします・・』というので『こちらこそ宜しくお願いします。』と笑顔で返しましたが・・この男性・・結構、私にとって入院中のストレスになることは、この時は想像もしていませんでした。

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