脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

病気になって

2014年04月26日 12時57分32秒 | 病気になって
身体障害者になりました。外出の時に思うことがいくつもあります。勿論、外出は妻と一緒でないと行くことができません。病気になる前は何も思わなかった階段やエレベーター・・まだまだ障害者にとって良い環境とは言えませんが昨今のスーパーは障害者に優しい環境になりました。そのスーパーでの出来事です。ある日曜日の雨天の時にイオンモールへ妻の軽自動車で行った時のことです・・いつものように障害者専用の駐車場に向かったのですが生憎タッチの差で1台ワゴン車に先をこされてしまい妻が『う~ん残念!!今日は日曜やし車が多いから空いてるとこ探すの大変!』と言い諦めてハンドルをきりかけた、その時、先を越したワゴン車から一人の男性が下りたのですが、どう見ても健常者のようで一瞬(え?)と思いましたが『同乗者に障害者がいるのかな?』独り言をブツブツ・・しかし、どうやら男性一人みたい・・そのままイオンの入り口へと足早に傘もささず向かっていきました。私も妻も、いつもなら、すぐ車を移動させてたのですが、日曜のイオンは車でいっぱい★タッチの差で入りそこねた障害者専用の駐車スペース・・ラストの1台分だったせいか、その場で見ていたのです・・健常者が下りて障害者がいない事がわかった瞬間、悔しさから憤りへと変わりましたし、障害者エリアに止まっている車を、よく見ると障害者ステッカーを貼っている車は、ほんの、わずかでしかありません・・障害者エリアはショッピングモールの入り口に近く雨天の時は助かるのです・・イオンの1000台以上駐車出来る大半は屋外で入り口から遠く障害者にとって雨天の時は通常の場所では大変、困るのです・・その日は、やむえず他の駐車場へ車を停車させた後・・なんとなく気持ちがおさまらずイオンのサービスカウンターへ事情を言いました・・丁寧に対応してくれましたが本当に対応してくれるのかな?と半信半疑。数日後の平日、妻とイオンモールへ行きました。障害者スペースが数台空いてたのでエリアの入り口にいくと、インターフォンから『障害者手帳を、お持ちでしょうか?お持ちであれば手帳を運転席の右側にカメラがありますので、そこに手帳をかかげてください。』と言われ手帳をだしカメラに向けたところ『ありがとうございます。ではバーを上げますので、お入りください。』との対応に妻は『お父さん、この前、言った甲斐あったね♪さすがイオンやね♪』イオンはさすがですが、先日の男性が脳裏にうかびました。男性を悪く言うことを私は本当にできるか?私自身も障害者になる以前は、どうだったのか・・を考えると偉そうに言えた義理でないような気がします。電車の優先座席に平気ですわっていたのですから・・日曜の男性と何も変わらない意識であったと思い。『俺も元気やったら、この前の人みたいにしてたかもな』と妻に言うと妻は『立場かわれば・・人って、そんなモンとちゃうの?』と・・・話は少しそれますが私が札幌に転勤したての頃、帰宅途中の地下鉄の中で子供が母親に『ここ空いてるヨ』と優先座席を指さしましたが母親は優しく『ここは座っちゃだめ。身体の不自由な人や、お年寄りの人だけが座れるんだよ。』と言い子供に『だから立っていようね♪』と言うと子供も素直に『うん。』と返していたのを覚えています。気をつけて地下鉄を通勤時に見ていると優先座席は空席、座っている人は高齢者や障害者・妊婦さん・・札幌は決して優先座席に該当しない人は座りません。大阪では障害者がいなければ座っていい・・みたいな文化ですが札幌と大阪の違いを見て同じ人として恥ずかしい気持ちでいっぱいでしたが再び関西に戻ると・・ダメなんですねぇ。でも大阪の人も温かいです。次回は、その話から・・・話はそれましたが障害者になって今まで見えなかったこと感じなかったこと結構あります。立場かわれば・・を痛感した日でした。

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