訪問販売営業を辞めたとき(^^) え？梅田で営業！

昭和54年 秋にステレオラジオカセットの訪問販売をする会社へ入社しました。(^^)

全く売れない私でしたが。
飛び込み訪問をする恐怖症にまでなってしまったのです。
『もうやめようかなぁ。』何度思った事か。
でも。心の声が。『今、辞めたらあかん！』
なんとなく。そう聞こえていたのです。
もし？辞めたら、これから何をやっても中途半端になってしまいそうだったから。

父親からの借金が30万円程になりました。

年を開けて昭和55年。チームとしてテリトリーが変わりました。
尼崎から梅田へ。
え？ホンマに？喜んだのもつかの間。
最初に担当した私の持ちテリトリーは茶屋町でした。
今でこそ街も賑わってますが。当時はまだ未開発。阪急茶屋町出口の道路沿いに少しだけ事業所が入居するビルが建ってました。
今はESTのある高架下はＪR（当時国鉄）の事務所がありましたね。
そこへテリトリー担当しいの一番に飛び込み訪問したのです。
ま、一番美味しそうな事業所でしたか。
『どうもー！こんにちは！』飛び込み恐怖症は何処かへ行ってしまい元気よく扉を開けて入ると？
いきなり
『仕事中やーー！入ってくんな！』と怒鳴られる始末。
流石に、このパターンは無かっただけに、その場で呆然としていると。
『出て行け！仕事中や！どこのセールスマンか知らんけど失礼やろ！何が？こんにちは？どうも？じゃ！』
思わず『すみませんでした！』とその場を後にしたのです。
あーぁ。
肩を落とし茶屋町の河童横丁で寒さをしのいでいました。
昭和55年1月の事でした。