脳出血で無職になった親父のブログ

株式投資に腕時計が好きなオッサンのブログです。年齢を重ねスピリチュアルにも興味を持ったお蔭で人生感も変わりました。

剣道部で先輩からの暴力2

2015年06月10日 09時21分20秒 | わが半生
道場に入るとき必ず『オーーースッ!』と大きな声であいさつしなければなりません。挨拶し顔を上げると、まだ学生服の3年生の主将がいました。学ランにボンタン姿・・左手には竹刀を持っています。『お!今日は、自分の足で来たんか?』少し笑顔がこぼれたので、よし!スグに言おう・・『あの主将・・お話があります!』私の言葉に敏感に反応した主将は『お前・・クラブ辞めたいって言うんちゃうやろな!』先を越された私は一瞬、躊躇しましたが『ハイ・・辞めさせてください。』そう言うと『そうか・・とりあえず2年、まだ来てへんし、チョット待っとけや。』静かに対応したので、てっきり了承してもらったと勘違いした私・・(そらそうかも?先輩全員にシジも通さなアカンかも?)何となく納得し道場で2年生を待つことに・・暫くすると2年生が全員、そろい3年数名も含んだ中、主将が『この1年、クラブ辞めたいって言うねんけど、お前ら、どない思う??』先ほど見せた笑顔は、どこ吹く風・・表情は厳しく声も大きい。竹刀を床に叩き『辞める??何を眠たいこと言うとんねん!おい!松本(仮名)ちょっと奥の部屋へ連れていけ!』2年の松本が他の2年生に目で合図すると2~3名の2年がわたしの周りを取り囲み『ま・・コッチ来いや!』更衣室兼防具などを置いてある部屋へ連れられ、中に入ると、いきなり・・『正座ッ!!』(は?俺、もうクラブ辞めたいんですけど?)先輩の声をよそに立っていると『聞こえへんのか?正座ッちゅうとるやろ!!』強引に近くの2年が私を床に座らせたのです。何のことやら・・訳が分からないまま正座させられたかと思うと『黙祷ッ!目ェをつむれ!!』だんだん嫌な雰囲気になってくるのを肌で感じ言われるがまま黙祷をしました・・5分くらい経過した頃『よし!目ぇ明けてええぞ!・・お前・・何で辞めたいねん?』私は単に辞めたいこと。特に理由はないけど放課後は自由でいたいことを言ったのです・・『何を甘っちょろい事、言うてんねん』さて・・ここから数時間、私は正座をさせられたまま軟禁状態・・今となっては何が原因か忘れましたが顔面数発殴られ、腹に蹴りを入れられ・・多くの先輩に自分一人・・・ここで1発殴り返したら?おそらく何倍も殴られる・・そう思うと我慢するしかありません・・また運も悪く顧問の先生も、この日はクラブに顔を出さず私は先輩から言われ放題・・殴られ放題・・『お前な・・こんな高校出ても大した大学も行かれへんし就職も小さい会社ばっかりや・・』(へ?何を説教たれとんねん?こんな学校?全員、落ちこぼれとは限らんやろ?)『せめてクラブくらい、まともに続けようと思わんか?』(は?お前の考え押し付けるな!)黙って聞いていると『何とか言えッ!』また蹴りを入れられました・・(ええ加減にせぇよ!!1対1やったら絶対に殺すゾ!)怒りがこみあげてくるのを抑え我慢するだけでした。すると・・『おいおいええ加減にしたれよ』また別の声が道場の方から聞こえてくると先輩が口々に『ちわーーッす』挨拶しているのです・・どうやらOBが来たようです・・(助かった・・)剣道部のオービーが来てくれたおかげで暴行は収まりました。『どないしてん?顔もアザあるし・・腫れてるやないか!』その卒業生が言うと『この1年、クラブ辞めるって言うもんですから・・』2年生が言うと『まだ、こんなことしてるんか?・・暴力はアカン!!ちょっとお前ら全員、ここから出ろ!下級生イビリしてる暇、あったら練習せんかい!!』先輩連中が更衣室を出たあと・・『お前・・大変やったな・・クラブ辞めたいんか?理由は何や?』私は理由を言うと卒業生は笑いながら『そうか!そうか!この学校でクラブなんかしてる奴、ほんの一部や・・もっとうまい事言えんとな・・とにかく・・今日は帰れや。俺から主将には言うとくから』ホッとした私は立ち上がろうとしたのですが、長時間の正座のため立ち上がれず・・『お・・そやな、足、伸ばしてシビレ取れるまでは仕方ないか・・』その卒業生と暫く雑談し漸く立ちあがると卒業生が更衣室に先輩全員を呼びつけ『もう・・こんな顔にしたんや、今日は帰したれ!』先輩連中の表情は納得してる様子はありませんでしたがOBの一言は絶対です。『ハイッ!!』大きな声で答えた先輩連中。卒業生は私の肩を数回ポンポンとして『気ィつけて帰れや。』漸く、私は解放されました。学校の校門を後に駅へ向かう途中、すれ違う人・・私の顔を見ているのがわかりました・・途中の京阪・京橋駅のトイレに入り鏡を見ると・・(なんじゃ?これは・・)目の周辺は紫色に腫れ頬も・・肩も痛いなぁ・・と思って学生服を脱いでワイシャツの首筋あたりから覗き込むように見るとミミズ腫れ・・(あーあ・・えらいこっちゃ)案の定、家に帰ると『何?その顔!!』母が驚きました。男の子なら・・ここで、喧嘩してきた・・とでも言うのがパターンですが私はクラブの先輩が許せず母に正直に言ったのです。『これは・・やりすぎじゃないか!!お父さんから学校に言ってもらうからね!!』母は感情的になると、やっぱり関東訛になるのです。その顔のまま、その日は空手の稽古日なので稽古に行くと・・『お前、何や?どうした?』師範より・・当然ですが事情を聞かれ『お前、空手を喧嘩の道具で使ったんか?』私は正直に事情を伝えると・・『お前、確かT高校やな?ワシ知り合いが居てる・・とにかく今日は練習は休んでご両親bに話をせぇ。それとご両親が学校に行く時はワシも行くから・・でも、よく我慢したな!』師範に励まされ・・そして、その夜・・父に事態の全てを話しました。『お前、手ェ出してへんねんな?無抵抗の人間に・・とにかく学校に行く!!』父に師範の伝言を伝えると『わかった師範の自宅に電話してから行動する!それでも、これは大問題や!マスコミに言うぞ!!』父も怒り心頭。そして・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする