ボランティア - 奉仕の心

　やっと週末だぁ～金曜日の帰りの足取りはやけに軽い♪

今週は暑いような寒いような訳の分からない陽気だった。
ちょっと涼しいと電車の中は冷房ナシで暑くて蒸す。
で、外が暑いと車内・社内はガンガンに冷房が効いてしまう。
羽織るものが必須！そんな季節の変わり目は苦手だ。

日中、食事に出たが、とにかく日差しがきつい。
涼をとりたくなり、少し遠出をした。店内が涼しげな内装のところ。
幸い、時間をずらしたので、人も少なくノンビリとできた。
先述の “お金がない” は深刻なはずなのに節約しなくて、反省。

さて、今日の午後、息子は時間をしっかり守って登校した。
私がいなくても、登校できるようになったのは、どうしてなのかな？
外出することが彼の気晴らしのひとつになってきたのかもだ。
「先生が忙しくて困っているから、お手伝いしてね！」
この お願いごと を、律儀に遂行しているのが、偉い！
きっと、本人も手伝って 「ありがとう」 と言われるのを 気持ちいいと感じてるんだね。

こないだは、『間に合わなくて、歯医者に行けない』 と電話してきたので、
こう話すんだよ と教えて、歯医者の受付の人に電話して、日にちを変更してもらった。
帰宅後、私を待ち構えていたのだろう、すぐに息子が話し始める。
『医者に電話したよ。ああいう風に、どう話すか教えてもらったから話せた』
『教えてもらわなかったら、どう話していいかわからず 混乱しちゃていたよ』
と、嬉しそうに話す。

　また 「できた」 が増えた。

幼い子供が言葉を覚えていくように、社会との接し方を学んでいる息子。
学校の勉強は、興味があれば、いつでもできる。
いまは家庭学習のなかで、沢山 学ぼうとしているところなんだ。
なんだか、成長している事にホッとした。

ところで、持ち帰ったプリント類の中をチェックしてみると・・・
事務室から、月々の引き落としが2回に渡ってできなかったとの文書。
「うあー、そうだったんだぁ・・・」 給食費と積み立てだ。
いますぐには 払えない！ 休み明けに電話しなきゃ。
それに、役所の職員に了承いただいた（？）国保税を滞納しているし、どうしよう？
実際、次の収入が入ったところで、今までのツケを払いきったら 終わりかもしれない。
また一時的に担保にして借りることをしなきゃか。

うぉーーー！！！ いつになったら、楽になるんだ？
当面は、お遊びナシの禁欲生活となりそう。
しかし、耐えられるの？慣れない仕事だけでは息がつまる。
気晴らししないと、すぐに心と体が病んでしまう私。

働かざるもの食うべからず、そして遊ぶべからず？働いちゃいるけれど。
「必死に やっていても、結果を出さないと 評価されないのよ」

『お母さんが、こんなに働いているのに、入るお金がちょっとだったら泣くよ』
と、“家にいない＝働いている” としてくれ、こんなにも、やさしい言葉で慰めてくれる娘だ。

「正規雇用でも、簡単な事務程度だったら月収17万円ぐらいなのよ」
「お母さんは、技術のいる事務だから、もう少しもらえるけれどね」と説明する。
『ふ～ん』 と、分かったのか分からないのか曖昧な様子だった。

給与！ それでも、とんでもなく少なーい！！
サラリー仕事も、スキルをかってもらったとしても、所詮、女なんてダメなのだ。
中途採用の新規雇用は、ボランティアみたいなもん。
先生のお手伝いに満足し、充実感を得たPUREな息子が、とびきり眩しく見える。

いくら生活とはいえ、いっぱい給与をもらいたいばかりの大人って…
ちょっと 嫌になってしまった。

あれから1年

　昨年、手術で入院をし、退院した日から 1年が経った。
それから1ヶ月間は、ほぼ病人で、社会復帰しても辛かったのを思い出す。
仕事は肉体労働で、縦社会の厳しさもあり、精神的にも大変だったが、病休をしていても給与がもらえるという、とても恵まれた待遇だったから、本当に助かった。

その後、再発もなく、信じられないほど腹痛頻度も減り快適になった。
“再発予防には太らないこと！” と、執刀医に念を押された。
実際は、1年前より、5kgぐらいは増えている。
どきどき！ …だって、何度も開腹手術なんてするもんじゃない。
下半身麻酔で様子がわかるのもそうだが、術後が辛すぎる。
もう、病気はイヤだ。

普通に、お小水や便を出すことが、どれだけ健康なのだと思ったことか。
当たり前に暮らす毎日が、とても素晴らしいことだとも…。
時間ができて、人を思いやる気持ちが自然にできた。
穏やかな時間の流れを退屈だとは思ったけど、のんびり過ごすことなんて普段の生活では、そうそうできないものだ。懐かしいなぁ、あのとき同室だった戦友達は元気に生活しているだろうか？ そう、ちょうど 安倍内閣が誕生した頃だった。

この1年の間、体は大丈夫だったのだろうか？
前の職場では、尿検査と体重・体脂肪と問診しかない健康診断のみ。
比較的 健康に働いてはいるけれど、年一回の人間ドッグは受けないと心配。
今の職場でやるとは思えないのですが…自費？

健康が幸せ。

病気になると、心からそう思えます。
考え方を変えると、今日も働かせてもらって有難いわけ！
お寺さんで法事などをすると、必ずや 住職さんがお話しすることだ。
与えられた大切なカラダ、労わって長持ちさせなきゃね

なので、仕事は無理しちゃいかんです♪