一人でも順調 「登校・通院」

　以前、支援センターで話をして、毎日のお手伝いを始めた息子。
午前中に皿洗い、午後に散歩。それ以外には、食事の時間を決める…というもの。

最初の1ヶ月～2ヶ月は、きっちりこなした！
だが、今年の異常な暑さですもん
誰だって、何にもやりたくなくなるだろう。
できないことも理解した。
で、どちらか一方となり、とうとう両方とも出来ない日も

実績としては、かなり続けられたことから、本人も 『できるんだ』 と感じた。
私も 「ま、いっか！」 と、口に出して、イライラさせない イライラしない に徹する。

ところで、初回は騒いでいた歯医者の通院は、無事に一人でも行けている。
今日は、雨降りだったからか、予約時間に15分遅れたそう。
様子を聞いてみると・・・
『15分遅れたんですが、大丈夫ですか？』 と、言えたみたい。
「聞いたんだぁー偉い！！そしたら、何て？」 と、聞く私。
『小さい声で “大丈夫” って言ったと思う』
「そっかぁ、良かったね、今度は遅れないように！遅れるときは連絡するんだよ」
当たり前のことのようだが、動揺せずにできたことが、とっても嬉しい♪
息子が いつもよりも ずっと大きく見えた。

さて、今日の治療は、虫歯になっている歯を削ったそう。
麻酔をかるくかけたそうだが、とくに大騒ぎはしなかった様子だ。
『面倒だから、何度も行かないで済むように、いっぺんに済ませて欲しい』
と言う。
「そんないっぺんに、できないんだよ！先生、説明しなかった？」
『職人に徹していて、何も言わない…』
「そっかぁ、言ってくれればいいのにねー」
「型をとって、出来上がるまで時間がかかるんだと思うよ」
など、補足説明する。
「来週は出来た型をはめて、もう1本を削って、もう1回行けば終わりかなぁ」
ここまで話しておけば、混乱しないで済む。

何とか、来週も行けるだろう！ ふ～っ 安心したぁ～

息子の進歩は、それだけじゃない
昨日は月一の登校、ドクターと先生との面談だった。
私が一緒に行けないことは、大分前から伝えてある。
朝の出勤前に、バスに乗る時間を伝えて、本人も 『わかった』 と言っていた。
なのにも 関わらず、これも時間に乗れず、1本遅れてしまったのだとー。
『でも、約束の時間には間に合った！』 と、元気に伝えてきた。
まぁ、1本 早めで 伝えたのだけど…(笑)

先生にも、学校での様子を聞きたいが、勤めていると、電話一本でさえ難しい。
あんなに時間が有ったのになー。時間が あればあったで 持て余し。
時間がないと、とことん何も出来なくなる

でも、親が思うよりも、子供はしっかりしているのだ。
こうして親離れしていくのか…、喜ばしいはずなのに、寂しくなるよ。

今日もわき見をふらず、必死に家を目指して帰ってきた。
つっか、朝、家を出るときから、「早く帰ってきたい！」って思った。
“子供と離れるのが辛くて、子供の顔が見たくて、子供と話をしたくて…”
おいおい やばいだろ？ むしろ私の方が、子供より心配なのかもしれない。
やっぱり 失業期間が長すぎて、一緒に居すぎたせいだ。