執行バレエスクール発表会

　ここの発表会は毎年恒例で観にいっている。
昨日の日曜、選挙に行ってから、差し入れを買って、会場に入った。

しかし、この規模の発表会を毎年やるということは本当に大変！！
指導者には頭が下がる、それぐらい大変・・・
大体、G.W.ぐらいからはリハーサルが始まるとのこと。
は～、暑い最中に練習って本当に過酷だ。
しかも例年、ほぼ全幕ものを持ってくるところも凄い。
今年は「コッペリア」をやる♪
バレエ演目の中でも、お芝居要素が多く、とても楽しんで観れるやつ。

一部：小品集
二部：バレエコンサート
三部：「コッペリア」全幕

4時開演で8時45分頃までと、5時間近くに渡る発表会。
小品集は見なかったが、ちいちゃい子供達が出てくるだけで可愛い★
バレエコンサートでは、大人クラス、ソロやグランパドドゥの発表。
今をときめく若手ダンサー、今勇也くん、登坂太頼くんも出演していた。
今くんは「ダイアナとアクティオン」、登坂くんは「チャイコフスキーパドドゥ」
ソロは助教師のかた、長く在籍しているかたが披露した。

そして「コッペリア」バレエ演目ではお芝居要素が多いもの。
小さい子から大人まで楽しんで観られる作品。
私はドリーヴの曲も大好きなので、好きな作品の一つだ！

今回タイトルロールを演じるのはスタジオのプリマというのじゃない。
助教師の林加奈子さんと浜口咲子さん。
他に踊れる人はいたけど、みんな巣立っていったのだろうか？
1・2幕を大ベテランの林さん、3幕の平和のパドドゥが浜口さん。
マイムが多く演技力を必要とする1・2幕、難なく見事に演じてた。
特にコッペリウスの人形工房で、人形になって踊るところで魅入った。
コッペリウス（アレキサンドル・ミシューチン）、雰囲気あって巧かった。
最近キャラクテールを観るのが楽しくて仕方ない。

3幕は鐘の祭・ディベルティスマン！
きらびやかな衣装を着て、様々な踊りが繰り広げられる。
「時の踊り」のズッチャッチャ って、ワルツを聴くと 無性に踊りたくなる。
次の「曙」は、キラキラした日差しが入るようなイントロ、
希望に満ちたメロディーで好きだ。この曲も助教師が踊った。

平和の踊りのパドドゥ、弦楽器の調べが切なくてとても好き。
アダージオはフランツ（セルゲイ・サボチェンコ）のサポートの力量あってか、何とか踊りきる。
女性ヴァリアシオン、ラスト大技のイタリアンフェッテで何度か落ちた・・・惜しい！
私はポアントを履いてだったら、過去3回しか、できたことがない。
脚を痛めていたときだったが、その後、他でチャレンジするクラスに行ってない。
なので、機会もなく、今は無理だろう。なにかと諦められるようになったもんだ。

ここのところ暑いので、バテバテだったから、鑑賞はかる～く観た。
幕間は15分の休憩、1回だけ余分に20～30分取って、ゆっくり水分補給した。

終演後、再び雨。一緒に観にいった友人と食事へ！
居酒屋『隠れ家ごはん 月の宴』 の引き戸をガラガラと開けて入った。
結局は呑み(笑) 生Beerで「おつかれ～！」
美味しいものを食べて呑んで、沢山喋った。
イラついていた面接の話をすると、「また聞きでもムカつく」って そうよねーやっぱり。
お互い いろいろ話が出来て、すっきり、爽快～♪
これで明日から又働けるよ

最終電車で帰宅後、深夜2時まで日テレの選挙速報に見入ってしまう。
ネットカフェ難民、派遣問題、非正規職員・正規職員、雇用問題、格差社会・・・
「そうよ！そうなのよ！」ほろ酔い失業者の私が頷いた。
ワーキングプア、働けど貧しい。
正社員と同じ仕事をしているのに、安い賃金で使おうとする企業！
派遣期間が延長され、製造業では無期限になった。これでは正規社員になれない。
最近では、吉祥寺・さとう精肉店で、中国人の不法就労があった。
また 知的障害者を雇っていたクリーニング店は、障害者への賃金不払いが発覚した。
“いったい何が悪いのか？”個人の意識や努力では解決されないものな気がする。
経緯を見ていくと、どうやらやっぱり社会が悪い。

「頼むよ、フレッシュ若手議員達」むにゃむにゃ・・・・と娘の横に倒れた。