さて。そしてわたしはここに何をしに来ているかというとですね。
イギリスらしい、小さい可愛い村であるアルフリストン観光ということもあるのだが、
何しろちっちゃい村なので、見どころとしては2ヶ所くらいしかない。
アルフリストンでのより大きな目的は“ウォーク”です。
トレッキングと言った方がわかりやすいだろうけれども、そこまでいうほど本格的でもない。
しかし散歩というよりはもう少し長め&ハードめ。
イギリスではちょっと田舎の方に行くと、ウォークに向いたフットパス(foot path)がたくさんある。
このフットパスというのもあんまり日本ではぴたりとハマる概念もないのだが、
遊歩道、ハイキングコース、登山(低い山の)を全部ひっくるめたような感じ。
郊外の住宅街でも「この道フットパス」という看板があって、公園に続いていたり、
今回のように林や牧場の脇を抜けていく道がフットパスだったりする。
アルフリストンはサウス・ダウンズ・ウェイという南イングランドを横切る長大なフットパス沿いにある。
……このサウス・ダウンズ・ウェイというのも、ちょっと全体像がよくわからないのだが、
イーストボーン辺りからウィンチェスターhttps://www.nationaltrail.co.uk/south-downs-wayまで続いているというから相当でしょう。
直線距離だと100キロくらいなのかなー。もちろんアップダウンもあり、曲がりくねった道なので、
全部歩こうと思えば……200キロじゃきかない感じ?
もちろんわたしはサウス・ダウンズ・ウェイを歩きとおそう!とか全く考えておらず、
端っこをちょこっと歩ければいいや、程度。
ただ日本にいるうちに調べても、この辺をどう歩くかという細かい情報はあまりわからず……
Jもサイトをいくつかメールで送ってくれたんだけれども、何しろ英語で書かれているページは
読むのに時間がかかって、自分に必要な情報をざっと浚うということが出来ない。
まあいいや。現地に行ったら周辺地図なりなんなりあるだろう。
でもアルフリストンって小さすぎて、ツーリストインフォメーションすらないっぽいなー。
この辺りのことを調べている過程で、ヒル・フィギュア(丘絵)の存在に気づく。
……というか、ヒル・フィギュアという名前すら知らなかったけど、
こういうの「世界ふしぎ発見!」とかで見たことある!
へ~、これこの辺にもあるんだ!もっと辺境に行かなければ見られないと思っていた!
じゃあ、ヒル・フィギュアを目指して歩けばちょうどいいんじゃない?
アルフリストンの徒歩圏内には「ウィルミントンのロングマン」https://en.wikipedia.org/wiki/Hill_figure#/media/File:Long_Man_of_Wilmington.jpgという丘絵と、
「リッティントンの白馬」があるらしい。どっちにも行けるかな。それともどっちかしか行けないだろうか。
その場合、どっちに行けばいいだろうか。
そんなことを思いつつ、現地まで来たけれども、やっぱりツーリストインフォメーションはなく……。
ホテルのフロントでフットパスの地図かなんかないか訊いてみる。丘絵のことも。
そしたら、さすがにその目的で来る人も多いらしく(泊まるような人はおそらく大多数がそうだろう)、
「ロングマン」と「白馬」への行き方のガイドをコピーしてくれた。
それを部屋に持って帰って詳細を検討する。
うーん……。ロングマン往復は8キロ、白馬往復は10キロだって。
思ったより距離があるな。5、6キロくらいのつもりでいたのだが。これはどっちかしか行けない。
というよりも、10キロ歩くのは自信がないなあ。もう少し控えめでいいんだが。
うう~~~ん。と思いながらアルフリストンの観光絵地図のパンフレットとにらめっこ。
ロングマンの方が近くて丘絵としての興味も湧くのだが、林や丘の中を行く道っぽい。
見通しは利かないだろうし、ちょっと一人で行くのは微妙。
白馬は、海側に向かっていくので海の景色もちょっと見えるだろうし、カックミア川沿いを歩いた方が楽しそう。
でも10キロもある。うううう~ん。
しかし観光絵地図を眺めているうちに、白馬の方はバス通りに近いことに気づく。
もしかしてこれは、白馬までタクシーで行って、帰りだけ歩くということが出来るか!?
フロントのお姉さんにタクシーを呼んでもらう。
タクシーのおにいちゃんに絵地図を見せて「白馬に行きたいんだけど……」と言ったら、
「たしかこの辺に駐車場があった筈だな」とか言ってて。筈って何、筈って。
この辺、運転手さんだったら庭じゃないんかい。
一抹の不安を抱えつつ、タクシー出発。そして天気はなんだか不穏なのであった……。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今回はホテルで熟考しているだけなので動きがない。
あ、朝ごはん食べた後、無事に水を買ってきたんだった!

この村唯一の?店。
ちなみにこの店は、グーグルマップだとコンビニって書いてあるところですから。
表側はこんなんで、お土産屋さん以外何物にも見えないが、
入ってみると洗剤からパンから肉からお惣菜から文房具から、なんでも置いてあるよろず屋さん。
看板からして郵便局でもあるらしい。わりと奥が広いし、(空いてる棚もあったけど)2階もある。
……コンビニって、文字通りの意味でコンビニかも。
昨日は閉まっていたので存在に気づかなかった。日曜日は17時までなんだって。
イギリスらしい、小さい可愛い村であるアルフリストン観光ということもあるのだが、
何しろちっちゃい村なので、見どころとしては2ヶ所くらいしかない。
アルフリストンでのより大きな目的は“ウォーク”です。
トレッキングと言った方がわかりやすいだろうけれども、そこまでいうほど本格的でもない。
しかし散歩というよりはもう少し長め&ハードめ。
イギリスではちょっと田舎の方に行くと、ウォークに向いたフットパス(foot path)がたくさんある。
このフットパスというのもあんまり日本ではぴたりとハマる概念もないのだが、
遊歩道、ハイキングコース、登山(低い山の)を全部ひっくるめたような感じ。
郊外の住宅街でも「この道フットパス」という看板があって、公園に続いていたり、
今回のように林や牧場の脇を抜けていく道がフットパスだったりする。
アルフリストンはサウス・ダウンズ・ウェイという南イングランドを横切る長大なフットパス沿いにある。
……このサウス・ダウンズ・ウェイというのも、ちょっと全体像がよくわからないのだが、
イーストボーン辺りからウィンチェスターhttps://www.nationaltrail.co.uk/south-downs-wayまで続いているというから相当でしょう。
直線距離だと100キロくらいなのかなー。もちろんアップダウンもあり、曲がりくねった道なので、
全部歩こうと思えば……200キロじゃきかない感じ?
もちろんわたしはサウス・ダウンズ・ウェイを歩きとおそう!とか全く考えておらず、
端っこをちょこっと歩ければいいや、程度。
ただ日本にいるうちに調べても、この辺をどう歩くかという細かい情報はあまりわからず……
Jもサイトをいくつかメールで送ってくれたんだけれども、何しろ英語で書かれているページは
読むのに時間がかかって、自分に必要な情報をざっと浚うということが出来ない。
まあいいや。現地に行ったら周辺地図なりなんなりあるだろう。
でもアルフリストンって小さすぎて、ツーリストインフォメーションすらないっぽいなー。
この辺りのことを調べている過程で、ヒル・フィギュア(丘絵)の存在に気づく。
……というか、ヒル・フィギュアという名前すら知らなかったけど、
こういうの「世界ふしぎ発見!」とかで見たことある!
へ~、これこの辺にもあるんだ!もっと辺境に行かなければ見られないと思っていた!
じゃあ、ヒル・フィギュアを目指して歩けばちょうどいいんじゃない?
アルフリストンの徒歩圏内には「ウィルミントンのロングマン」https://en.wikipedia.org/wiki/Hill_figure#/media/File:Long_Man_of_Wilmington.jpgという丘絵と、
「リッティントンの白馬」があるらしい。どっちにも行けるかな。それともどっちかしか行けないだろうか。
その場合、どっちに行けばいいだろうか。
そんなことを思いつつ、現地まで来たけれども、やっぱりツーリストインフォメーションはなく……。
ホテルのフロントでフットパスの地図かなんかないか訊いてみる。丘絵のことも。
そしたら、さすがにその目的で来る人も多いらしく(泊まるような人はおそらく大多数がそうだろう)、
「ロングマン」と「白馬」への行き方のガイドをコピーしてくれた。
それを部屋に持って帰って詳細を検討する。
うーん……。ロングマン往復は8キロ、白馬往復は10キロだって。
思ったより距離があるな。5、6キロくらいのつもりでいたのだが。これはどっちかしか行けない。
というよりも、10キロ歩くのは自信がないなあ。もう少し控えめでいいんだが。
うう~~~ん。と思いながらアルフリストンの観光絵地図のパンフレットとにらめっこ。
ロングマンの方が近くて丘絵としての興味も湧くのだが、林や丘の中を行く道っぽい。
見通しは利かないだろうし、ちょっと一人で行くのは微妙。
白馬は、海側に向かっていくので海の景色もちょっと見えるだろうし、カックミア川沿いを歩いた方が楽しそう。
でも10キロもある。うううう~ん。
しかし観光絵地図を眺めているうちに、白馬の方はバス通りに近いことに気づく。
もしかしてこれは、白馬までタクシーで行って、帰りだけ歩くということが出来るか!?
フロントのお姉さんにタクシーを呼んでもらう。
タクシーのおにいちゃんに絵地図を見せて「白馬に行きたいんだけど……」と言ったら、
「たしかこの辺に駐車場があった筈だな」とか言ってて。筈って何、筈って。
この辺、運転手さんだったら庭じゃないんかい。
一抹の不安を抱えつつ、タクシー出発。そして天気はなんだか不穏なのであった……。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
今回はホテルで熟考しているだけなので動きがない。
あ、朝ごはん食べた後、無事に水を買ってきたんだった!

この村唯一の?店。
ちなみにこの店は、グーグルマップだとコンビニって書いてあるところですから。
表側はこんなんで、お土産屋さん以外何物にも見えないが、
入ってみると洗剤からパンから肉からお惣菜から文房具から、なんでも置いてあるよろず屋さん。
看板からして郵便局でもあるらしい。わりと奥が広いし、(空いてる棚もあったけど)2階もある。
……コンビニって、文字通りの意味でコンビニかも。
昨日は閉まっていたので存在に気づかなかった。日曜日は17時までなんだって。