ターフの風に吹かれて

一口馬主の気ままな日記です。
キャロットクラブの会員です。

見なきゃよかった

2020年07月27日 | ブログ
見なければよかったよ、シルクのパンフレットを。

前から書いている通り、もうシルクは退会予定で、だから去年も出資していないし今年も出資するつもりはなかった。だけど、シルクのパンフが届いて、暇だからと何気なく開いてしまったばかりに、ある1頭の馬に対してもう「欲しくて欲しくてたまらない」病が発症してしまったのだ。

前回の記事でも書いたように、今年の募集馬では馬体評価でA評価の馬はいなくて、B+の馬が2頭いた。つまりはその2頭が今年のツートップなんだけど、実はその2頭はこの馬たちである。

9.ピラミマの19 [馬体評価B+]
(父ロードカナロア・国枝厩舎・総額4,500万円)


18.ルールブルタニアの19 [馬体評価B+]
(父エピファネイア・宮田厩舎・総額3,500万円)


本当は公開するつもりはなかったんだけど、もうあんまりこのブログも影響力はないし、それに誰が見ても好馬体の2頭だから別にいいかなと思って晒した。ただ、ツートップといっても、この2頭の間には明確な差がある。1頭はほぼA評価だが、もう1頭はどこまで行ってもAは付けられない。この差は果てしないが、とりあえず評価としてはどちらもB+だ。まあ、ここでこの2頭の馬体を論じる気はないのだが、では、僕が欲しいのはどちらの馬かというと・・・・・・。

どちらでもない。別の馬なのだ。

何で好馬体のこの2頭じゃないかというと、まあ一言でいうと「そんなに欲しくないから」となる。いや、ぜんぜん理由になっていないが(笑)、何だろう、前にも書いたことがあるが簡単に言うと第一印象で「一目惚れ」しなかったから。ピンとこなかったと言い換えてもいい。もちろん、2頭とも良い馬だと思うし、もしかしたらGIにまで手が届くかもしれない。特にピラミマなんてGI馬の下だし、厩舎的にもアーモンドアイの夢をもう一度と考えてもおかしくはない馬だ。まあ、アーモンドアイの募集時の馬体はA評価だったから、そこは少し落ちるけれど。

だから、もちろん出資できるならしたい馬たちなのだが、もうシルクは実績のない人間には人気馬は良くて1頭しか取れないシステムだし、前述したようにそんなにどうしても欲しい!という馬でもないし、だから、とりあえず欲しい欲しい病が発症しているのは、その馬たちではない。

では、どの馬かというと、もうこれも公表しちゃおう。この馬である。

2.イスパニダの19 [馬体評価B]
(父ディープインパクト・堀厩舎・総額10,000万円)


馬体評価はB。ディープらしい馬体だと思う。ただ、僕が知っているディープの大物たち、例えばハープスターであったりコントレイルであったり、そういう馬たちの馬体とはぜんぜん違う。出資馬であったリアルインパクトとも違う。だから、大きいところまで突き抜けられるかどうか、毎年の量産型ディープのようにトライアルで善戦して本番では用無しなんて馬になるかもしれない。いや、それってサンクテュエールじゃん!(涙)

まあ馬体的にはそういうことだけど、欲しい一番の理由は「堀厩舎」だということ。僕がホーリー教の熱心な信者だということは、このブログを読んでくれている人なら知っていると思うが、久しく掘厩舎の馬に出資できていないので、ここらで何としても欲しいのである。しかも、クラシックを狙える血統で、しかも牡馬である。今回の募集馬の中でダービーを獲れる可能性がある馬はどれか?と聞かれて、この馬を挙げる人は少なくないだろう。つまり、そういうことである。

なんかダービーを獲る気がするんだよねえ、この馬。気がするだけだけど(笑)。

憎らしいのは、キャロットの募集馬が分からないこと。もしもキャロットの今年の募集馬が分かっていて、その中に同じように掘厩舎のディープ牡馬がいれば、もちろんこのイスパニダの19は見送る。だけど、今年のキャロットの募集馬はまだ分からない。うまいことやっているよ、ノーザンは、ホントに。

で、なんでわざわざ公表したかというと、これをすることによって我慢したいのよ、出資を。一人でもんもんと考えていたらきっと申し込んでしまいそうで、こうしてさらけ出すことによって逆に冷静にならないかなあなんて思ったりして。

もちろん、どうせ大人気だろうから抽選に通らなければいけなくて、一応申し込んで抽選という運に任せるという手もあるんだけど、そして、それで外れてくれたら潔くすっぱりと諦められるんだけど、こんな時に限って何だか当選しそうで(笑)。

さて、僕は我慢できるのだろうか。


*写真は、シルクホースクラブより許可をいただいて使用しています。

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