えみち in East Lansing, Michigan

Michigan State U. 大学院生えみちの怒濤の日々。(読逃&アドレスを第三者に教える事はご遠慮下さいませ)

Virgin Mobile:新規参入市場での価格設定

2007年10月30日 | 大学院授業
再びMarketing Managementの授業関連のエントリーです。
Markstratと並行して課された別のグループワークについて。
(→10/25のブログ「Markstrat-戦略的マーケティングシュミレーション」

Markstratの時と同じくニコル&ニッキーとチームを組み
あともうひとりをオープンにしていたら
今回はヨンリ(♀)というChinese girlと一緒になった
彼女はAccounting専攻。
数字を扱う専攻だけに私達とは随分雰囲気が違ったけど、
(私達ホラ、何でもドンブリ勘定でいい加減だから
でも基本的にはいい子でした

私達に与えられたお題はイギリスのVirginグループの携帯事業
イギリスではうまくいっているそれをアメリカに持って来たい
すでに市場が飽和しているように見えるアメリカの携帯市場
成功を収めるためにはどうしたらいいのか?
というのを特に価格に焦点をあてて戦略案を検証していきます。
つまりテーマは「新規参入する市場での価格設定」です。
新規に参入するからといって市場自体がNewとも限らないわけで
今回のようにすでに成熟している市場ってこともあるわけです。

これはケーススタディなので実際の話、過去の話です。
当時(2002年)、アメリカのティーンの携帯普及率は
イギリス、フィンランド、日本に比べて低かった
イギリス:約70%、フィンランド:約80%、日本:約75%、
それなのにアメリカはなんと15%ほど。

じゃあティーンをターゲットにしましょう、
その場合の価格を設定するのに必要な6項目で評価して
価格弾力性(Price Elasticity)を算出して
価格案を評価するという流れになりました。
どうでもいいが、このElasticityという単語が
とても発音しにくくて。。。エラスティシティと読む)
私のパートにやたらこいつが登場するのでプレゼンの時困ったさ

ま、要するにニッチ市場を狙おう、という戦略だったわけだけど、
私はそれで日本の携帯のシニアマーケットを思い出していました
いいところに目をつけたもんだよねー
ニッチだけどポテンシャルはすごい高い
それで彼らのニーズに合うシンプルな機種を開発したりして。
いつかアメリカでも教材として使われる日も来るんじゃないだろうか

ところで5年経った今、Virginはやっぱり苦戦しているみたい
私はVirginが携帯やってるなんてこの教材で知ったくらいだし
クラスで教授がVirginの携帯使ってる人?って聞いても
50人中誰もいなかったし。。。
ミシガンで主流なのはT-mobileかVerizonですね。
T-mobileの人が多いかな。
これは全米的な傾向?それともミシガン的傾向?


あ、余談ですがVirginは京セラの機種を採用していたそうです。
グループメンバー3人とも京セラを知らず、ちょっと驚いた。。
京セラのためにもVirginさんがんばってください。。

↓Virgin Mobileの機種。2006年のモデル。
結構かわいいんでないかしら?これも京セラ製でした。



Markstrat - 戦略的マーケティングシュミレーション

2007年10月25日 | 大学院授業
Mid-termが終わった後、Marketing Managementのクラスでは
いよいよMarkstratというシュミレーションが始まりました
Markstratについては以前ちょろっと触れましたね
8/28のブログ「授業紹介:Marketing Management」
Markstratのページ(日本語)
改めてご紹介すると、Markstrat(マークストラット)は
マーケティングシュミレーション・ソフトウェア
各グループが一企業を構成しているというイメージで
学生達がグループに分かれて行います。

SoniteとVoditeという製品が与えられていて、
各期ごとに与えられた情報(っていうか自分達で買う)を元に
どれだけ生産するか、人事配置はどうするか、
流通経路はどうするか、研究開発(R&D)はどうするか、
広告はどうするか、などなど意志決定をしていきます。

その決定が適切なものかどうかによって
売上だとかマーケットシェアだとか株価だとかが変動します。
成績はこの株価がどれだけ上がったかも考慮されます。
(最初はどのグループも一律1,000ドル)
4つのIndustryに別れて各Industryに4グループ、
同じIndustryに配置されたグループ同士で7期に渡って競い合います。

いくら自分達がよくっても敵チームがさらに良かったら
マーケットシェアなんかは上がらないわけ
そしてどのグループが同じIndustryにいるのかわからないので、
「この好調なグループってどこよ。。。すごーい
「ケ、このグループってばなんでこんな株価下がってんの
ヒソヒソ言いながら、あのグループか、このグループか。。
と授業中に見回したりして
(ちなみにこれらのシュミレーションは授業中ではなく、
授業外の時間で各グループがシステムにアップロードします。)

Sonite(ソナイト)とVodite(ボダイト)については
それが一体どんな製品なのか全く情報がありません
でも基本的な情報のところに「ワット」とか「ヘルツ」とか
っていう単位が見受けられたので多分電化製品なのかと。。
それ以上の詳細が与えられてないってことは
マーケティングの意志決定においてそこまで重要な情報ではない、
っていうことなんでしょうかね
ま、あんまり枝葉末節にこだわられるとこちらも混乱しますけど。

各グループは4人~5人で構成されます
今更どんな性格かわからない人と組んで苦労するのもイヤなので
気心の知れているお馴染み台湾人のニコル、
そして同じく台湾人のニッキーと組みました
ニッキーは先学期からMSUに入学したPR専攻の人。
芯の強い頑張り屋さんです。

あと1人は見つからなかったのでオープンにしておいたら
同じく台湾人のフィービーが仲間入りしました。
彼女はAdv修士の1年生。すっごく細くてかわいい子です。
最初は不思議ちゃんな感じで(笑)、議論しててもすぐ
「今それ関係ないだろー?」的な方向に逸れるので
イライラしてしまいましたが、段々自覚したのか、
最終的にはとてもいい働きをしてくれて感動しました

Markstratについては少なくともあともう1回は書くつもりなので
続き&詳細はその時に譲りたいと思います

これがMarkstratの意志決定場面。

ちょっとR/3を思い出しました。。。(^^)

ゲストレクチャーをコーディネイト

2007年10月22日 | インターン&就職活動関連
OTCAのインターンのうち、大学院生は私ひとり
(もっと言えば留学生も私ひとりなんだけど。)
何かこの立場を活かした貢献ができないかしらと考えて、
Dr. Mにゲストレクチャーを提案することを思いついた
彼女が毎秋学期に担当するPR PlanningはPRメジャーの必修で、
私も去年履修していましたが、
(→2006/9/18のブログ「授業紹介:PR Planning」
よくゲストが来てレクチャーをしてくれていたんだよね。
そのゲストというのはランシングエリアでPR業務に携わっている人達。
ここでOTCAの私のボス、ジェイミーがレクチャーをしたら
学生のOld Town認知度はあがるし(これは前々からの課題)、
学生にとっても実務の話を聞くのはプラスになるはず

そう思ってまずDr.Mに打診したところ、興味を持ってもらえて、
「一度ゆっくり相談しましょう」という返事をもらった。
その返事を持って今度はジェイミーに話を持っていく。
もちろんOKの返事。(まあNoとは言わないと思ったけど。。

次のインターンまでに本件に関する企画書を作って、
細部までジェイミーと詰めた後、
まず私からDr.MへOTCAのことを説明するMtgを持つ。
基本的な大枠では合意
でもひとつ予想外だったのが、
「Grad(大学院)のクラスだけじゃなくて
アングラ(学部)でも話してもらえないかしら」と言われたこと。
もちろんですとも、機会は多いほうがいいからね
(って自分が話すわけじゃないから気楽なもんです、笑)

次のステップはDr.Mとジェイミーの顔合わせ
これもアレンジして同席しました。
実際にどんな話をするのか2人で詰めてもらいました。
Dr.Mの強い希望IKEAのグランプリ受賞について
主に話すことになったんだけど。
実は私はあんまり賛成じゃなかったんだよねー
もちろん旬の話をするのは大事だけども、
瞬間的な話をしてもしょうがないと思うので。
OTCAっていうのはどんな団体で、何を目指しているのか、
そこをキチっと押さえた上でIKEAの件を話すならいいけど、
多分そうはならないと思ったから。。

IKEAの話をしちゃうと極端な話、
「グランプリ取りました!イェイ!で終わってしまいかねない。
Rヒルズの広報をしていた時も同じことをいつも考えていた。
有名になればなるほど表面的なことばかり取り沙汰される
Rヒルズは昨日今日偶然にポっと生まれたわけではなく、
確固とした思想に基づいているし、
そこに至るまでにいろーんなプロセスがあったし、
いろーんな人が携わっている。
いわば生まれるべくして生まれたのである。
たとえ紙/誌面・画面に直接現れなくても
そこをきちんと作り手に理解させること、
可能な範囲でそれらを滲みださせることが
広報担当としての私のミッションでした。
(一番いいのは直接反映させることなんだけど
それは1時間番組でもないと不可能だし、
作り手に主張をゴリ押しする広報担当は最低。)

んーと、失礼、なんか話が横道にそれちゃいましたが
まあ、そうなんです。
そうならないように気をつけて誘導していたつもりでしたが、
ちょっと力及びませんでした
ジェイミー自身も多分話したかったんだろうと思うしね。。
これはこれでよいのかなと

そんな経緯があって、本日10/22にまずは
アングラの授業でジェイミーの講師デビュー
(本当は10/6のOktoberfestの前に実施して集客につなげたかったんだけど
もうフルフルで調整できなかったのです。残念。)
私も同行しましたが、そんなに盛り上がらなくてちょっと拍子抜けした。。
11月にGradのクラスで講演した時には私はテスト前で同行しなかったけど、
もっと盛り上がったみたいでジェイミーは満足気でした

そうそう、Gradのクラスは私の友人達も履修してるので
IKEAのトップページに掲載されているビデオを上映して
私がチラリと写った時にはビックリしたそうです。
あとで複数の友人達がわざわざ教えてくれました。
「エミチのインターン先がやっとわかったよ!」だと(笑)。

今日は写真がないので前回載せそびれたIKEAの写真をアップします。


リーダーシップイベントで出たスパークリングジュース。美味。


入り口。


入って右手のスペース。かわいい。

IKEA: Learned Leadership Lessons

2007年10月15日 | インターン&就職活動関連
私のインターンシップ先であるOTCAが
IKEAのグランプリを受賞したことは以前書いた通りですが、
(→9/11のブログ「IKEAグランプリ受賞! Part1」
9/12のブログ「IKEAグランプリ受賞! Part2」
IKEAのミシガン州内の店舗(カントン店)で、
IKEA USAの社長を招いたイベントを開催するので、
(そのイベント名が今日のブログタイトル:Learned Leadership Lessons
それにゲストとして10ビジネスの皆さんで出席してほしいとのこと。

ボスのジェイミーが私のことも誘ってくれました。
IKEAには日本でも行ったことがなかったし、
(日本での1号店ができたのがちょうど私が渡米する頃で、
慌しくていけなかったのです。。
今回の件もあるから行きたいと思っていた矢先だったので
お言葉に甘えて連れて行ってもらいました

ランシングからカントンまでは車で1時間と少し。
皆で車で行くのかと思っていたら、IKEAがバスを出してくれました
おおおお、太っ腹!しかも!サロンバスって言うんでしょうか?
トイレやテレビはもちろん冷蔵庫までも。。。
車内はラウンジみたいになっていてシャンデリアもあった。
もう一度言っちゃう、IKEAってば太っ腹!


これがそのバスなんですけど。。。外身は全然普通ですね。。
中の写真撮り忘れました。。ダメじゃん


IKEAは今回の一連の流れ(グランプリ受賞~改装完了まで)を
Making Videoにおさめることにしたらしく、
今日のこのバスからカメラクルーが我々と一緒に行動します。
カナダ人のエイドリアン君っていうんだけど、
かなり上品な感じのイケメンでした。うふふ

広報担当としてTV密着系はよく担当してたんだけど、
そういう時はいつもうっかり画面に入らないようにしてたので、
(このうっかり画面に入ることを「見切れ」と言う
ついそのクセが出てしまってカメラの前で挙動不審でした。。

そうこうしているうちに、、到着。


鮮やかな青と黄色が目立つー。


スウェーデン国旗とアメリカ国旗。

我々はイベントが始まるよりかなり早く会場について、
本日のメインゲストであるIKEA USA社長のペネラさんと懇親会
ひとりひとり自己紹介したあと、健闘を称えていただきました


この○で囲った方がペネラさんね。

そろそろイベントが始まるので会場へ。。

会場は駐車場に張られた巨大テント。

まずは立食パーティ。これらはスウェーデン料理です。おいしいです。
ほとんどIKEAで買えます。食器とかもIKEA製。











お料理を堪能した後は着席して講演を聴きましたが、
その中でグランプリ受賞者がミシガンから出ましたー!
紹介され、Old Town一行全員起立して拍手を受けて、
ジェイミーがスピーチをしました。ちょと照れくさい

講演のあとはIKEAの店内を見学しました


コインロッカー。鍵の取って部分が帽子(?)みたくなっててかわいい。


倉庫みたいだああ。






レジの辺り。

さっきグランプリ受賞者として大宣伝されたもんだから、
店内を歩いていてもスタッフや他のイベント参加者から
「Lansingの皆さんおめでとうーと祝福してもらった。
ちょっとした有名人気分ですな

そしてまた、豪華なバスに乗ってランシングに戻りました。
楽しかったけどすっかり1日遊びほうけて翌日の予習終わりませんでした。。


10月のお仕事関係

2007年10月13日 | お仕事 in US(広義)
10月は結構お仕事の呼び出しが多かったですね

10/12 International Coffee Hour
学期中は毎週金曜日に留学生オフィス(OISS)主催で
インターナショナル・コーヒー・アワーが開催されています。
とってもカジュアルな会で、式次第とかあるわけではなく、
ドリンクとちょっとしたおつまみが用意されているだけで
あとは皆勝手に集まってドリンク片手にお喋り相手を見つけます。
一番最初の学期に一度参加して以来、Mtgだナンだで忙しく
今学期は毎週金曜日にインターンもあるし、でご無沙汰でしたが
今日は久しぶりに行ってみました。行ってよかった
いろんな新しいネットワークができたからね♪。

10/13 VIPP Tailgating
今年のホームカミングゲームの留学生向けTailgatingパーティは
私がお仕事をしているVIPPがスポンサーになっていました。
(Tailgaitngパーティについては→2006/9/30のブログ 「Tailgating Party」)


ホームカミングの時はキャンパス内至るところにテントができてTailgating花盛り


緑・緑・緑。

だから私もテントに行ってきたんだけど、、、、
何をするでもなく、ブラブラしていました
あとは最近MSUにいらしたばかりという
Visiting ScholarのKさんとお知り合いになって
いろいろお話したりMSU生活のご相談に乗ったりしました。


これがVIPPスポンサードの留学生向けTailgatingパーティテント。


例によってハンバーガーとかホットドッグとか。。。ま、いいけど。

10/16 O津市から視察団
ミシガンは湖つながりで日本の滋賀県と姉妹関係なのですが、
その州都・県庁所在地同士、であるランシング市とO津市も
姉妹都市関係にあります。

そのO津市から姉妹都市視察団(仮名)がミシガンにいらしていて、
VIPPがある日のランチのホストを務めました。
だから呼ばれたんだけどさー
主に視察団のオヂ様方の通訳とお話し相手をしました。
(EL市長さんもいらしてたよ、ご挨拶しました。)
時に食事に夢中になって仕事を忘れること有。。。
その度にハっとしてそーと様子を伺うのですが
しばらくするとまた忘れる。。。
貧乏学生の前においしいお食事をチラつかせながら
仕事をさせようとするのは酷ですよ。
ま、ともあれランチはつつがなく終了しました。
あー楽しかったーと思ったらサンスーから
「マイク(ボス)の名前でThank you letter作ってね
英語と日本語で。」と言われてしまった
そうだよね、、お仕事だもんね。。

10/16 留学生歓迎パーティ
視察団の方々とのランチの後、教授と打ち合わせ
そしてその後はMSUのプレジデント(理事長)主催
留学生歓迎パーティに行ってきました。
今日は忙しかったしも降ってたのでパーティは
行くのやめようかと思っていたのだけど、
教授が車で送ってくれると言うのでお言葉に甘えました
(去年のパーティの様子→2006/10/11のブログ「イーストランシング市長と」
でも行ってよかったです
留学生オフィスのDirectorのピーターが
エミチに紹介したい人がいるんだ。来てくれてよかった。」
って言ってたから。。その割りに「多分その辺にいるから
とかってどの人か教えてもらえなかったんだけど(笑)。
一体どうすりゃいいのさ、とモグモグしてたら(また食べる)
「えみちさんですかっ!と日本人男子に声かけられた。
その方、Hさんは周りの人に聞き聞き、私に辿りついたらしい。
よかったわー。(それにしてもよくわかったね。。

10/18 LEAPプログラムのHさん
↑で書いたHさんは文部科学省のプログラム(LEAP)
派遣されてきた方で、大学の国際交流について調査している。
MSUってその分野ではかなり進んでいるんですって
その調査の一環でVIPPについても話が聞きたいとのこと。
じゃあWelcomeを兼ねてランチに行きましょう!と
マイク、サンスー、Joe先生とともにお寿司屋さんへ。。
おいしかったし楽しかったからよかったんですけど、
なんか和気藹々になりすぎた気が。。
Hさん、知りたい情報ゲットできたのかなあ。ちと心配

10/25 International Trade Symposium
マイクから「勉強になるし、VIPPで席を確保してあるから」
と言われてVIPPが後援するシンポジウムに行ってきました。
あいにく授業があるので午後からの参加になって、
セットになってるランチは食べられなかったんだけど、
(マイクはそれを聞いてすごく残念そうにしてた。
そもそも最初彼は「せめてランチだけでも食べてくれば」
って言ったのだ。私に栄養取らせてくれようとしてる?


会場はExecutiveMBAの研修所として使われている場所でグレードが高い
こんなことでもなければ来るチャンスない。



この研修所はゴルフ場と牧場のそばにあるので人気(ひとけ)がない。
バスから降りた後道に迷ってすごく心細かった。。。。


テーマは国際貿易について。
ミシガン州政府の農産物マーケティングのお話が面白かったな
日本でも展示会に出展したりしたんだそうです。
そういうのも面白そうね。政治的なしがらみが多そうだけど。。。

今月はよく働いた??
(あんまり仕事しているようには見えない、、、???)


Weber Shandwick デトロイトオフィス訪問

2007年10月09日 | 広報
PRSSAの活動の一環で、世界的に有名なPR会社
Weber Shandwick(ウェーバーシャンドウィック、WS)の
デトロイトオフィスを訪問してきました
最初に断っておきますが、今回のネタに関して
写真1枚も撮ってません、ごめんなさい
(だって誰も撮ってなくて撮りにくかったんだもん。。
グーグルのイメージ検索にもヒットしなかった。。)

今回はいつもお世話になっているセントラルミシガンPRSAではなく、
デトロイトPRSAのご厚意で実現したイベントとのこと。
デトロイトPRSAはStudent Development Committeeなる部会があり、
学生、ウェルカム!って感じでサポート体制が整っているそうな。
セントラルミシガンPRSAとの共同イベントには何回か参加したけど、
いくら州都のランシングをカバーするエリアとはいえ、
やっぱり経済規模が規模だからダイナミックさに欠けるし
出てくるメンバーもいつも同じだし、、、うーん、、と思ってたのよね。
そんな中、違う支部の人達に会うのはなかなか新鮮

今回の主旨はかつてPRでインターンを経験して、
今はPR会社OrPR部門でバリバリ働いています!
っていう4名が自分達の体験談を語る、というものでした。
目新しいことは特になかったけど、
忘れかけていた大事なことをRemindしてもらえたという感じ

それよりも、ミーハーな私はオフィス見学が楽しかったです。
デトロイトオフィスはデトロイト郊外のバーミンガムというところにあります。
グループ会社のAd Agency、マッキャンとともに一棟借り切って
空間をとってもオシャレに使っていましたー
ホントはねえ、写真撮りたかったんだよね。。

会が終わった後、デトロイトPRSAの方とお話している時、
WSのStudent Recruiterのジャッキーから、
「エミチ、日本から来てるのね。
GMのワールドワイドのプロジェクトが時々人を募集するから、
その時のためにぜひレジメを送って」と言われた。
(注:デトロイトのWSはGMのために存在しているようなもので、
約半数のメンバーがGM専任スタッフなのだそうです
だから時々WSの人なのかGMの人なのかわからなくなる。苦笑)
ひょー、「送ってもいいですか?」とこちらから聞くことはあるけど
「送って!と言われることはほぼないので、
びっくりしてしまいました
まあ、ストックしておくだけだろうからあまり期待しないでおく。。。

<後日談>
その後すっかり忘れていたのですが、ほぼ1ヵ月後、
朝けたたましく鳴る電話のベルで起こされました。
10時くらいです、まだ眠いっての。。。
寝ぼけ声で「ハロウゥ。。。」と出るとWSからの電話でした
ホントにちゃんと検討してくれてたんですねえ、レジメ。。
ただ、向こうが来てほしい時期と私の都合のいい時期が合わず、
その話は残念ながら先には進まなかったのですが。。
朝でかなりシドロモドロな対応しちゃったので冷や汗ものでしたよ。
やれやれー。

不規則な生活のツケ -- 貧血

2007年10月07日 | アメリカンライフ
10月の始めは中間テストがあって、
それがどっちもIn Class Examだったから大変で、
熱中すると寝ない・食べないという悪い癖を持つ私は
結構ヘロヘロになっていました
でもま、このくらい平気だろーと思っていたんだけど、
それは過信だったと悟ったのがAPRRの卒業写真撮影の後。

この日は10月のミシガンなのに暑くて
半袖でちょうどいいくらい。
しかも蒸し蒸しとしていて変な気候だった。
後で知ったんだけど30度越えてたらしい。異常

卒業写真の撮影の後、予定があったので一足先に帰ったんだけど、
学部から寮まで歩いて戻る20分くらいの間の後半、
何だかおかしい、、、、
呼吸が荒くなってきて、目の前がチカチカしてきて、足も重い。
背中には変な汗をかいている。
あれ?あれ?これって。。。。。?????
上半身は前のめりになっているんだけど足がなかなか動かない。。
ううううー、倒れるぅぅぅぅ。


でも、何とかがんばって寮にたどり着いて、
クーラーの効いているカフェの椅子に座ったら、
もうそこから立ち上がれなくなり、突っ伏してしまった。。
こりゃー、完全に貧血です。

そうだよね。。睡眠不足・栄養不足の上にあの気候じゃね。。
(ちなみにこの日も朝から何も食べてなかった。)
少し落ち着いてきたのでヨロヨロと部屋に戻って、
次の予定まで休もうと服だけ着替えて、
(だって撮影用にオシャレしていったからシワにしたくないしw)
そこから昼寝したら少しは楽になりました。。
でも、やっぱり大事を取ってその後の予定はキャンセルした。
というのは翌日はOktoberfestに行くことになってたから、
少しでも休養しようと思ったのです。

そして翌日。目覚めがあまりよくなかったので、
やっぱりまだ本調子じゃないのかなーと思いつつも
これ以上休むわけにはいかないのでインターンへ。
今日も昨日と同じくらいに異常に暑いお天気。
そんな中、Festival of the Sunの時と同じく、
今回も会場設営要員としてアサインされていた。
セッセセッセと肉体労働ですよ。。
メイガンと組んでVIP用のテントの準備をしていて、
なるべく気をつけて水分を取ったり日陰にいるようにしたものの、
バナーを設置する作業の時に「あ、来るかも、、、、」
って思っていたら案の定。
目の前がチカチカしてきてマズイ!と慌てて日陰に入ったけど、
座っているのが精一杯で、(突っ伏しそうになる)
自分のペットボトルがあるところへすら動くことができない。
懸命に深呼吸してるとシャナンに「エミチ、大丈夫?」と
声をかけられたけど。。今は、、、放っておいてくらはい。。

少しよくなってきたので水を取りに行って、
そのままそこで座って水を飲んでいたらボスのジェイミーが
「エミチ、ちょっとこれを手伝って欲しいんだけど、、
と言ってきたので、「ジェイミー、実は気分が悪いんだけど」
と力ない声で告げると彼女が初めて私の顔をマジマジと見た。
「エミチ!!!顔が真っ青よ!
オフィスに行って少し休んでらっしゃい!!!いいわね!」
と強制的にオフィスに戻された。
で、でも、、オフィスまで歩くのが辛いんですけど。。。
ほんの3-4分の距離がとてつもなく遠く感じられた。

クーラーがガンガンきいているそこにいたら、
随分と楽になったし、もうOktoberfestも始まったので、
また会場に戻って手伝おうとしたらジェイミーから
「今はもう手も間に合ってるし、
今日は気にしないでもう帰った方がいいわよ」と言われた。
確かにまあ、私なんてオマケみたいなもんだし、
いつまた気分が悪くなるかもわからないし、
失礼させてもらうことにした。(何しに来たんだか。)
でも相変わらずノロノロと、休み休みでないと歩けないので、
とても時間がかかったよ。
栄養補給のために韓国料理屋に寄ったり、
カフェでお茶を飲んだりしながら帰ったもんだから、
ドアツードアで3時間くらいかかった
(いつもはスムーズにいけば40分くらいなのに。)

貧血ってタチが悪いからこの後もしばらく引きずりました。。
睡眠と栄養はしっかり取らなくちゃいけないなと実感。
あー、昔はこれくらい平気だったんだけど、、
と思いかえすと最近ガクっと体力が落ちた気がするんだ。。
やっぱりもう若くないってことなのよね。。しょっく。。

Oktoberfest

2007年10月06日 | インターン&就職活動関連
正確には昨日のインターンは卒業写真のために
サボったのではなくって出勤日を変更しただけ
今日、土曜日にOktoberfest(オクトーバーフェスト)
っていうイベントをOTCAが開催するので、
その手伝いに行くことになっていました
Old Town全体は夏の間結構いろいろイベントが続きましたが、
OTCAが手がけるものとしては6月のFestival of the Sun以来
久しぶりのイベントになります。
6/23のブログ「Festival of the Sun」
8/4のブログ「Lansing JazzFest」

オクトーバーフェストはは、ビールの都・ドイツで、
毎年9月上旬から10月初旬まで16日間にわたって繰り広げられる
世界的に有名なビール祭りのこと
(詳しくはこちらご覧くださいまし。)
最近は町おこしの一環で世界各地でも開催されるようになった。
Old Townでは今回で2回目
私のボスであり、OTCAのExecutive Directorのジェイミーは
大学時代の専攻がドイツ語(とファミリーセラピー)で、
ドイツへの留学経験もあるので、多分彼女の発案だと思われます。

お昼頃出勤して、Festival of the Sunの時と同様、
手弁当で会場セッティング。。
今日はね、10月とは思えないほどの猛暑で、
ビールを飲むにはもってこいの天候だったのだけど、
そのお陰で私が泣きを見ることになっちゃったのよね。。
ま、その詳細は後ほど。


受付でお金を払うと食券入りのオリジナルビアマグをもらえます。
食券とビールを交換。なくなったら追加で購入できます。



カウンターにはスタッフが待機していて。。。


左)ビアマグにビールをついでくれます。 
右)ビア!下戸の私は残念ながらおいしそう!とか全く思えないのですが。。



オリジナルコースター。


会場の様子。




左)カンパーイ!!! 右)醸造所の方?


会場は秋っぽく装飾。


Communiation Directorのシャナン。美人。背もすごーく高い。

<おまけ>
最近OTCAのサイトがリニューアルしたんだけど、
そこにフォトギャラリーっていうコーナーができて、
Festival of the Sunのところで
知らないうちに私の写真載せられてた


お金払った人にグラスを渡す係りだったのさ。

APRR卒業写真

2007年10月05日 | アメリカンライフ
何度か書いているように本来であれば今学期が最終学期、
つまりクラスメイトの大部分が今学期卒業していきます。
卒業前に皆で記念に写真を撮ろうよ!という話で盛り上がり、
ほとんどプロ同然のジュンファが私達を撮影してくれることに


構図作り・スタンバイに余念のないジュンファ。

折角だから教授にも一緒に写真に入ってもらおう、と、
うちの学科の教授会がある日に撮影日が設定されました。
(あ、ちなみにAPRRっていうのはうちの学科のことね。
Dept. of Advertising, PR, and Retailingの略です。)
割と直前に決まったことと、日程が平日なのとで、
全員が集まるのはムリだったのが残念。。
私もホントはインターンがあったんだけど、
一緒に写真写りたさにサボってしまったのよ。あはは

教授会が終わるまでの間に早く来たメンバーで早速撮影大会
折角撮影するんだからドレスアップしてこいと
ジュンファ先生のお達しだったし、
カジュアルな服装の写真ならもういっぱいあるし、
日本から持って来ているのに
これまで出番のなかったお気に入りのドレスを着たかったし、
ということで、チャイナ風のツーピースを着用。
評判よかったですよ




私達女子がきゃあきゃあ楽しんでいる間
男子は引き続き撮影の準備。。


怪しい行動ではない。。ジャマな灰皿を脇にどけているのです。

そうこうしている間に教授会が終わったらしく、
教授達がゾロゾロと降りてきました
それまで晴れてたのに教授達が降りてきたら急に雨!
この中に強力な雨男か雨女がいるに違いない。。。


待ってる間に隣にいたクンジラに腕つつかれて、
何かと思ったらこんな構図の写真に収まる。。。



雨の中でカメラを構えるジュンファ。
この後走って私達に合流しましたのでご心配なく。


でもジュンファ君、突然の雨とたくさんの教授陣を前にして
(っていうか知らない教授の方が多かったんですけど。。)
緊張してしまったらしく、手元が狂って。。。
こんな写真になっちゃった後日恐縮しまくってましたが、
ま、これはこれでいい思い出かな(笑)。



そして教授達が戻っていった後、
それを待っていたようにまた太陽が出てきたんですよね。。
雨男Or女は誰だ。。。

その後は集団写真と個人写真を撮りました。





今回来られなかったメンバーも多いからまたやろうよ
っていう話が出ています。でももう寒いぞー
初雪も間もなくだろうし。


<おまけ>
私はこの後予定があったので途中でバイバイしたんだけど、
私が帰ってから合流したメンバーもいたので
結構いつまでも撮影は続いたみたいで(笑)。
その中の1枚で気に入ったものを載せます。
なんだかうちの学科の入学案内とかに使えそう。
(え?ベタ過ぎ?)


芸術の秋

2007年10月04日 | アメリカンライフ
10月の第1週はMidterms(中間試験)があって、
どちらもIn Class(クラス内)でClose Book(持ち込み不可)、
マルチプルチョイス形式というものでした。
そうなるとね、、準備が大変なのよね。。すごい疲れた
最初このMidtermsのことでひとつ書こうと思ったけど、
全然面白い内容にならないのでやめた
代わりにテストの後堪能した「芸術の秋について書きます

10/4 High School Musical
10/4にMarketing Managementのテストが終わってその夕方、
お馴染みWharton Centerにミュージカルを観にいきました
今回来ているのは「ハイスクール・ミュージカル」


今回は初の2階席。

アメリカで大ヒットしたテレビドラマのミュージカルバージョン。
とある高校が舞台になっていて、主人公2人の恋愛と、
2人が応募したミュージカルのオーディションの行方を追う。
このドラマ、ほんとにほんとにアメリカで大ヒットして、
特にティーンの間で絶大な人気なんだよね。
そのせいもあって、小学生~高校生の観衆がエライ多く、
いつものミュージカルの客層と随分違ってました。。
高校生たちは(いや、中学生かも?)とてもオシャレしてて、
パーティに着ていくような露出の多いドレスを着用。
これまたいつものWhartonの風景と違って目の保養になった(笑)。

実はテスト疲れで途中寝てしまったのだけど
ストーリーは単純なのですぐ話の筋に追いつけました。
それから高校を舞台にしているだけに歌もダンスも
キャッチーでポップでノリがよく、楽しかったよ。

10/14 Saltimbanco by Cirque du Soleil
MSUにはBreslinというイベントホールがあります。
ここはバスケの試合会場として認識されていますが、
時々ショーがやってくることもあります。
(ちなみに卒業式が行われるのもここ。)
今回はシルク・ドゥ・ソレイユという
カナダのサーカス集団の演目、
「サルティンバンコ」を観にいきました。



Chia-Yuからどうする?行く?って聞かれたときには
もちろん行くよ!と答えました。
学生時代、Aちゃんがお父さんのお仕事の関係で
招待券をもらったからーと私達も呼んでくれたのに、
何でだか私いけなかったんだよね。。
それをずっと残念に思っていたのにまさかミシガンで見れるとは!


舞台装飾。とってもカラフル。

カラフルでちょと奇抜な衣装、
アクロバティックな演技、とても興味深かったけど、
正直演技と演技の間のつながりが悪くて、
ストーリー性とか全体を通じての一貫した世界観
なんていうものを期待していた私にはちょと物足りなかった。。。




全編を通じて登場するピエロ




こういうカラフルな衣装、見ててすごく楽しい。



帰り道、Chia-Yuと「どう思った???
「私達ちょっと期待しすぎてたのかもね。。
なんていう会話をしていました。。。

とはいえ、もちろん、悪くはなかったですよ!
自分の学校にこんな有名なショーが来てくれるだけで嬉しい


ミシガンの秋は短いです。アっという間に冬になります。
「芸術の秋もいつまで楽しめるか??