えみち in East Lansing, Michigan

Michigan State U. 大学院生えみちの怒濤の日々。(読逃&アドレスを第三者に教える事はご遠慮下さいませ)

Li-Chenお疲れ様会

2007年04月30日 | アメリカンライフ
今日は語学学校の課程を修了して一旦台湾に帰国する
Li-Chenのお疲れ様会をしました。
厳密には彼女がミシガンを発つのはまだ先なのですが、
私が5月いっぱい日本に帰国する予定なので、
今を逃すともう会えなくなってしまうのです

Li-ChenはもともとChia-Yuの友達でしたが、
で私の隣の隣の部屋に住んでいて、
Spring Break中に一緒にシカゴに行ったことで
仲良くなりました。
私とLi-Chenの間の部屋のコ(同じく台湾人)が
超変人で感じ悪くて(しかも幽霊みたいで気持ち悪いし)
我ら2人とも被害にあっていたので
それも私達が仲良くなった理由のひとつかも。
あのBitchにも感謝するところがひとつだけあったわけね。フン。

Li-Chenのリクエストで韓国料理のチャーリーカン
バブルアイランドに行きました。


チャーリーカンにてLi-Chenと。
全部の課題が終わってスッキリ顔のワタシ。



左)同じくLi-Chenと。バブルアイランドに場所を移して。
右)Chia-Yuと。

また近いうちに会えるといいね

Li-Chenと一緒に行ったシカゴ旅行記のリンクはこちら。
3/6のブログ「久しぶりの大都会:シカゴへ」
3/7のブログ「シカゴ2日目:水族館&博物館ほか」
3/8のブログ「シカゴ3日目:ついに晴れた!」
3/9のブログ「シカゴ最終日:シカゴのお台場など。。」

悪夢の今学期最終ペーパー

2007年04月29日 | 大学院授業
今学期最後の課題は4/30(月)14時締め切りの
Adv. & PR Researchのペーパー。
先日行ったプレゼンの内容を今度は
アカデミックペーパーの様式に則って執筆→提出します。
(→4/26のブログ「巻きで。」
これもホント辛かったなぁ。。
私ってつくづくリサーチ苦手なんだと思い知らされた。

アカデミックペーパーというのは通常以下のように構成されます
1)Intro:
取り上げるテーマの定義
なぜそのテーマを取り上げる必要性があるのかの説明。
2)Literature Review:
過去の研究が自分達のテーマに関連した
どんな結果を出しているのかを簡単にまとめる。
3)Hypotheses:
Literature Reviewを踏まえてどんなことを証明するのかの仮説を立てる。
4)Methodology:
どんな調査手法を使うのかを論じるパート。
5)Discussion:
以降はConclusionとかLimitationとかで独立することもありますが、
要するにどんな結果が出てそれをどう解釈するか、
またもしもこの調査手法に何か限界があるのであればそれを指摘、
次回以降の調査ではどうしたらよいかの提案。
6)Appendix:
図表とかそういう補足的なもの。
7)Reference:
参考文献リスト。

どのパートにおいても共通するのは自分の考えを裏付けるために
過去の研究の引用を行わなくてはいけないということ。
それはものすごい数の関連論文をどんどん読んでいくことにつながります。。


具体的に私達のAnti-corporate websitesプロジェクトで説明すると、
(→2/1のブログ「Anti-corporate Web Sites」
1)まず(過去の文献を使って)Anti-corporate websitesを定義します。
なぜ、そのテーマを取り上げるのかを説明します。
2)次、ただ漫然とLit. Reviewをやってもしょうがないので、
Anti-corporate websitesの信用度を高めるものは
a)情報の出所の信憑性
b)そのサイトで取り上げられている対象への好感度
c)サイトのメッセージトーン(ユーモラスかシリアスか)
である、とあらかじめアタリをつけました。
それらを論じている論文を探すわけです。

この作業がねー、すごく辛かったね。。。
DBでキーワードを入れてどんどん検索していくんだけど、
そう簡単にヒットしないし、必ずヒットする保証はない。
だってもしかしたらひとつも存在しないかも。
ヒットしても読み進めていくと全然使えないとか。
(そうわかった時の徒労感と言ったらないよ。。)
ヒットしたらしたで最後まで読んで使えるかどうかを判断する。
1本だけ見つかっても説得力がないので上記各a~cにつき
最低3つづつの論文を準備することが目標。
とにかくひたすら探して、そして読みました。。。

このLit. Reviewの後は3)仮説作りですが、
逆に言えばスムーズに仮説が立てられるような、
同じ結論を述べている論文を3つは見つけないといけないということ。
4)~7)は淡々と述べるのでそこまで面倒ではないけど、
SPSSを使っていろいろと分析が必要になってきます。
ただ、今回の課題では実際に調査はしなくてもよくて、
調査をするまでの内容の提案に留まり、少し楽です

今Referenceにリストアップされている文献を数えたら35本でした。
これは実際に「使えた」文献の数なだけで、
使えなかった文献も読んでますから
このペーパーのために読んだ論文は50本は下らないですね。
2人でペアを組んで分担しているので私ひとりで
50本を読んだわけではないのですが。

お陰で4日間くらいまともに眠れなかったです
徹夜ではなくって一応睡眠は取っているのだけど、
それはベッドに入ってちゃんと寝ていたわけではなく
文献読みながらOr文章書きながら
いつの間にか寝ているとかいう感じで
部屋の電気はつけっぱなしメガネはかけっぱなし。
机に座ったままの時もあればベッドでうつ伏せになって
文献に突っ伏してっていう時もありましたねぇ。
そうすると日にち感覚、曜日感覚が一切なくなってしまって、
パートナーから言い渡された個々のパートの締め切りに
間に合ってるのかどうかヒヤヒヤさせられました。
でも何とか終わって締め切りより1日前に提出できましたよ。。

あーホント悪夢のようだった
やっぱり私Ph.D(博士課程)に行くのは向いてないワ

でも明日から夏休み!ルン!

サンフランシスコからの指令

2007年04月28日 | Study Abroad
怒涛の1週間は木曜日のプレゼンで一応終わりましたが、
まだもうひとつペーパーの提出が残っていて
これに相当手こずらされています
(この件についてはまた改めて別稿で。)
なので毎日4時とか5時まで起きてるわけですが、
(まあこれはあんまり珍しいことでもないのだけど)
さすがにこの時間になるとアメリカからのメールはほぼ来ない。
それなのにただ1人、こんな時間にメールを送ってくる人がいます。。
Study Abroadその1のDr.Cです。。。

「ハイ、エミチ。会社訪問の件だけど、
I社がこの日ダメになっちゃったから次の日にしようかと思ってて。
1日に3社回って移動時間大丈夫かな?
「N社から断りのメールが来たみたい
(注:私に横流しする前に日本語メールをオンライン翻訳にかけてるんだけど、
日本的な表現がうまく翻訳されないことも多いから私に毎度確認を求めてくる。)
私以外にもこんな時間に活動してる人がいて嬉しいよ。。
そして私が即答するもんだからしまいには
「これ読んだらもう寝なさい!」っていう
メールが来ましたよ。。。Yes, sir...
でも教授、アナタのお仕事も確実に私の睡眠時間奪ってますが。。

Dr.Cは翌日からConference出席のために
サンフランシスコに行くことになっていて、
ELに戻ってくるのは私が日本に向けて出発した後。
だから水曜日にこちらでの最後の打ち合わせをやって、
懸案事項にカタをつけて「じゃあ次は東京でね!」って
握手して爽やかに別れたばかりだったので、
そりゃあ物理的に会ってはいないんだから
次に会うのは東京で間違いないんだけど、なんか変な感じでした。

もちろん彼がサンフランシスコに移動してからもメールは来る。。
曰く「こっちで日本の企業から来ている人に会って、
僕たちのプログラムのことを話したら
会社訪問を検討してくれることになったから、
レター準備してくれるかな?」
「D社のラボ見学の件、どうしたらいい?」
「時間ができてからでいいから
成田の待ち合わせスポットの地図よろしく。」
「この前送ってもらったあのレター、
見当たらないんだけど再送してくれない?」
など。。

えーと。
・・・私は彼の秘書かなんかでしょうか

でもペーパーにヒイコラ言っている現在
書いては消し、書いては消しで一文書くのにも時間がかかる
このストレスフルな状態にいると
いい気分転換になるしよっぽど楽しいので
ついいそいそ対応してしまいます。甘やかしすぎ?

<関連リンク>
2/7のブログ「Study Abroad in Japan コンサル受注」
2/21のブログ「立場逆転」
4/4のブログ「日本企業訪問依頼」
4/21のブログ「にわか日本語教師」

プログラムアシスタントの掛け持ち

2007年04月27日 | Study Abroad
私がDr.CのStudy Abroad Programの
プログラムアシスタントを務めていて
なんだかんだと手伝ってることはこのブログにも
何度か書いている通りです
(関連リンクは文末にまとめておきます。)

うちの学部にはもうひとつ日本に行くプログラムがあって、
それがDr.Liの主宰するAdvertising in Asiaというプログラム。
名前が示す通り日本だけではなくて韓国と中国にもいきます。
でも逆に言うと日本では東京だけの滞在
Dr.Cのプログラムは日本だけだけど東京以外にも行くからね。

去年Dr.Liのプログラムが日本に来たとき、
私はまだ日本にいて、既にMSUから合格が出ていたので
MSU同窓会から彼らとのディナーにお声がけいただきました。
場所がまだ決まってない、、ってことだったので、
幹事やりますよーと申し出て、
東京観光にもなるし、って勤務先のRヒルズで
蟹鍋のお店をアレンジし、その後展望台をご案内しました。
(教授にもしっかりRヒルズPRしときました。)


これが去年の写真。

Dr.Liはその時のことを意気に感じてくれていたみたいで、
(この辺が義理堅いアジア人よね
ミシガンに来てからランチをご馳走してくださったり、
キャンパス内で会うと親しく話かけてくれてたりしていました。
(彼の授業を取ってもいないのに
2006/8/4のブログ「Dr.Liとランチ」

今年も彼がこのプログラムを主宰することは知っていたので
何か手伝えることがないか連絡とってみよう、、
そうして会社訪問に同行させてもらえたら面白そう、、
と思っていました。忙しくてなかなかできなかったけど。
そしたら不思議なことに10日ほど前にバッタリ
CASビルっていううちの学部のビルでDr.Liと遭遇しました。
「あーDr.Li
「Oh, Emichi
そして挨拶もそこそこに。。。ほぼ同時に。。
「何か日本でお手伝いできることありますか?日程は?」
「エミチは5月に東京に戻るのかい?」
というやり取りがあって、
「少し調整が必要だけどそれが終わったら連絡する
と言われ、翌日に、
プログラムアシスタントをやってくれないかな?
お給料と東京での経費を出します。」とメールをもらいましたー。
もちろん、「喜んで!」と即答したのは言うまでもありません
(さすがに東京までの飛行機代は出なかったよ。苦笑)

そして今日は東京で私が何をすべきかを
すり合わせるための打ち合わせ。
Dr.Liのリクエストはクリアでした。
・ホテル⇔空港の送迎バスのチャーター
・初日の夕食のアレンジ
・企業訪問の際の引率&企業サイドとのコンタクト
・東京観光の企画・引率
・時間管理
・MSU同窓会とのコンタクト
・その他細かいこと
これらに関しては完全に私に丸投げしたい模様でした。

そりゃあ1ヶ月で3カ国もやんちゃ盛りの学生達を引率するなんて
片時も気が抜けなくてしんどいでしょう。。。
雑事は私が受け持ちますからご心配なく

5/7(月)~5/20(日)がDr.Cのプログラム
5/20(日)~5/27(日)がDr.Liのプログラム
とうまいことズレているので掛け持ちは問題ないのですが。。
そうすると日本でほとんど自分の時間持てないのよね。。
退屈せずにすむのはいいけども、
時間が足らずにバタバタしそうだなぁ。。

<関連リンク>
2/7のブログ「Study Abroad in Japan コンサル受注」
2/21のブログ「立場逆転」
4/4のブログ「日本企業訪問依頼」
4/21のブログ「にわか日本語教師」

巻きで。

2007年04月26日 | 大学院授業
火曜日のAdv.& PR ResearchのSPSSのテストの時にDr.Eが
「木曜日は全員がプレゼンをすると
時間が超過してしまうので8組だけが行うことにする。
まずはボランティアを募るけど、
それが8組に達しなかったら僕が無作為に選びます。」
と厳かに宣言しました。

ホっとして絶対やりたくない!と思った組も多かったけど、
私は逆で折角だからやりましょうよ、というスタンス。

だってもともとやるつもりでいたんだし。
全員がプレゼンをするとなると減点方式になるから
気が抜けないけども、ボランティアなら加点方式で、
何か失敗があってもペナルティは課されないはず。
ペーパー提出の前に教授のフィードバックをもらえるのは貴重だし、
それに提出の前に彼にポイントを押さえておいてもらえれば
より言いたいことが伝わりやすい。

そんなわけで
「なんでやらないことがあろうか、いやあるまい!」
(反語)

パートナーに相談するも彼女もほぼ同じ意見でした。
それで立候補したわけです。

あ、プレゼン内容は以前書いたこともありますが、
Anti-corporate Websiteについてです。
一体どんな要素が人々にAnti-corporate Web Sitesを信じさせるのか、
その度合いをどうやって測るのか、というのをまとめます。
2/1のブログ「Anti-corporate Web Sites」

このプロジェクトはリサーチがとんと苦手な私をあてにせず、
パートナーのコがガンガン進めてくれているので、
(ちょっと強引すぎるところが玉に瑕。。。
プレゼンの骨子も彼女が作ってくれました。
昨日打ち合わせの時にPPTの枚数を見てビックリ!
持ち時間は10分なのに、スライドが33枚(表紙含まず)も!!
「ちょ、ちょっと多すぎるんじゃないの。。。」と
さすがにやんわりと指摘したのですがどこ吹く風。
「どこも削れないよ、早口で喋れば大丈夫
うーん、、そうかなあ。。。。
それでも何とかがんばって3枚は削って30枚にしました。
その他私の担当している部分を足したり引いたり。

そうしてできあがったプレゼンは見事に字ばっかり、で
1個もビジュアルがありません。
本来であれば字ズラの代わりにビジュアルを使うのが
プレゼンの鉄則でなるべく字を減らすのですが、
その場合、プレゼンターはその内容を
完全に理解・記憶していないといけません。
そうやって話すとどうしてもスピードはゆっくりになります。
それに聴衆のことを考えても一本調子で早口の
プレゼンというのは聞き苦しいですから
ゆっくり、そしてメリハリをつけることになります。

ところが、スライドは10分で30枚。
単純計算にしても1分で3枚、つまり1枚20秒しかかけられない。
↑のようなやり方をしていたのではとてもじゃないけど
制限時間内に全てを収めることは不可能です。
だから、スライドにそのまま文章を載せて、
そのままそれを読み上げればいいようにしてしまったのです。
私はこういうスタイルは嫌いなのですが致し方ないです。。
(それに仮説の部分なんて、暗記するのは絶対ムリな長文!)

前半を私が、後半をパートナーがやることになり、
単純計算すれば各々持ち時間は5分、スライド15枚。
後半のパートの方が内容が多いので、
練習に練習を重ねて私は4分台前半で収められるようにしました。。
まずはスクリプトを作ります。
もうホントに必要な要素のみにしたので無味乾燥だったこと。。
普通はプレゼンの最初に
「今日はお時間ありがとうございます
(とか光栄ですとか何とか。)
本日はXXといったテーマでプレゼンを行います。
私はエミチでこちらはXXです。うんたらかんたら~」
っていうオープニングが入ってこれはかなり重要なのですが、
今回は「私はエミチでこちらはチンですっ。」だけ(笑)。
挨拶も普段はGood morningとかGood afternoonなのに
今回はたったの一言Hi! だからね。
普段のプレゼンだったらカジュアル過ぎてありえないです(笑)。

次に自分のパートの時間を計っては規定時間で収まるように
削って削って、あとはひたすら練習。
呼吸のポイントも考えないと。。
まるで早口言葉の練習をしているみたいで口の筋肉が疲れた。。

でもこの練習のお陰でスライドをチラ見することはあっても
棒読みにはならずに抑揚もつけたし、
ちゃんと聴衆の反応を見ながらできたので、
それなりによいプレゼンになったかなと思います。
もちろん、きっちり10分で終わらせられましたよ。
評価も上々でした。よかった。。。
教授の質問にもパートナー任せにせずちゃんと答えたので、
ちょっと引け目が解消されました。

でももうこういう口先だけのプレゼンはやりたくない。。。
自分がテープレコーダになっちゃったような気分がするよ。。

<ご参考>
上がUnited(ユナイテッド)本家のWebサイトで、
下がUntied(アンタイド)っていうAntiサイトです。
もちろんデザインは違うけどかなりトーン似せてるでしょ?
(ちなみに左上ロゴ部分のピンクの○印は私がつけたものです。)

*画像をクリックするとそれぞれのサイトにジャンプします。





トリプルヘッダーな日:後半

2007年04月24日 | 大学院授業
SPSSのテストが終わってホっと一息つく間もなく、
夜のレポート提出とプレゼンのツメに入ります。


このレポートとプレゼンは
あの、迷走中のMedia Relations用です。
4/15のブログ「8時間ミーティング」
4/16のブログ「落としどころ」

結局どうしたかといいますと、
もう時計の針は戻せないので、
厳密に言えばいろいろと問題はあるものの、
これまでの間私達が出した結果で強行することにして、
その結果をニコルがSPSSで分析してくれた。
私はその分析結果を使ってPPT作りを担当。
タランはレポート執筆の担当。
今回の件ではいろいろと引け目を感じてもどかしかったので、
PPT作りには全力を注ぎました。
そしたらメンバーにめちゃめちゃ褒められた
PPT職人の面目躍如でしょうか。ホっとしました

そして昨日まででやっとメドをつけて分担し、各自練習して
(お陰でテストの勉強がなかなかできなかった)
今日、テストの前にリハをしてテストが終わった後は
完成したレポートを私が引き取って体裁を整える、、
だけのはずが、部屋に戻って最初から読み返すと、
タラン!




このレポート
Conclusionがないじゃん!!!!!











真っ青になるワタシ
他にも抜けているところがチラホラ。。。

ていうかどうなの???自分の分担なんだからちゃんとやってよー!

今朝のリハでPPTに追加ページ入れることに決まったから
それもこれから作らないといけないし、
自分のプレゼン分担だって練習できてないのに!キー!

・・・・・あと4時間あるんだし、やれるとこまでやろう!

と、何とか言葉をひねくりだし、とってつけたような、
Conclusionを追加しました。。もう知らない。。。

さていよいよ本番になりました。
いつもの教室ではなくってうちの学部のビルの中にある
ゴージャスなプレゼンルームでの開催です。
ここは割と最近どなたかのご寄付でできたお部屋。
ゴージャスではあるけどこじんまりした居心地のいい空間で
どこかのお金持ちのお屋敷の一室みたいな感じなの。
偶然だけど、シックに黒で統一した我々のプレゼン
このお部屋の雰囲気によくマッチしたと思います
キャパが限られるので全員は入れず、何組かに分けられてプレゼンしました。
私達はラッキーにも一番最後の組だったので、
土壇場までいろいろ作業ができて助かった。。
(実際、Reference=参考文献リストもできてなくって、
ニコルが持ってきたのを最後にガチャンコしたくらいだもの。。)

リハの時はあまりに練習不足すぎてメンバーに
「エミチ、ここの説明はしょりすぎ。意味不明。」
「発音が不明瞭で聞き取りにくい」とダメだしの
オンパレードだったのでちょと緊張していましたが、
本番では落ち着いてスムーズにこなせました。。任せとけ!
(本番に強いのか度胸がいいのか。。。

客観的に見てもなかなか重厚なプレゼンになったと思うよ。
ゲストでいらしていた方にも感心されました。
そう、プレゼンだけみれば、、、ね。。。
その結果がどうやって出されたのか、
はたまたレポートとしてきちんとまとまってるのか、
という観点で言ったらまあお恥ずかしい限りです。。

ともかく終わったー!!!!!

と言ってもまだ折り返し地点。。。


プレゼン後に1枚。左からタラン・ニコル・エミチ。3人とも表情が晴れやか。
背後のスクリーンに映し出されているのが主に私が手がけた我々のプレゼンです。
アメフト選手の画像をあしらいました。


トリプルヘッダーな日:前半

2007年04月24日 | 大学院授業
さて、怒涛の1週間2日目にして最大のヤマ場、火曜日。

今日は12:40からAdv.& PR ResearchでSPSSのテスト
時間が少し空いて19:00からMedia Relationsのプレゼン、
そのプレゼンと同時にペーパーも提出、という流れです。

SPSSとは。。。→4/3のブログ「SPSS」

Media Relationsは相変わらずピンチですから
(→4/15のブログ「8時間ミーティング」
(→4/16のブログ「落としどころ」
そっちにばかり労力が割かれてしまい、
テストの準備ができなくてイライラ。。
昨日は深夜0時までその作業をしてました。
その後3時ぐらいまでこのSPSSのテストの準備。。
ひたすら練習問題を解きまくりました。
でも本番で新しい問題に冷静に対応できるか自信がない。。。
テストの前にはこれまたMedia Relationsの
プレゼンの練習をしていたので復習する時間も十分取れず、
本当に不安だらけのままPCの前に座って、、テスト開始!

問題は文章題で、ある状況が与えられており、
「こういう情報をゲットしたいときには
どの情報とどの情報をどう組み合わせて適当な情報を得るか」
を説明した後実際その数値(情報)を算出。
次にその結果(情報)をどう解釈すべきなのかを論述。
というスタイルで大問が3つか4つありました。

一番最初の質問がいきなり難問でてこずりました。。
しかもこれって先々週私自分で授業中に質問したのと
同じパターンの問題。。。
それなのにその時の教授の回答を曖昧にしか覚えておらず、
とってもとっても悔しい思いをしました。。キー
結局どーしても思い出せず、イチかバチかで回答。
(でも結局その賭けは外れて間違ったこと書いてましたー)
幸いなことにその後に続く問題は割と素直な問題ばかりで
落ち着いて解くことができました。。ホ

ひとつクリアー。今日は1日長いぞがんばろう。


<後日談>
結果的には教授は超大甘の採点をしてくれていて、
賭けが外れた最初の問題が減点されただけの97点取りました。
やったぁぁぁ。。(息も絶え絶え

怒涛の1週間の幕開け:Field Report発表から

2007年04月23日 | 大学院授業
今週は今学期最終週、まさに「怒涛」という言葉がピッタリ。


4/23(月)Strategic Communication Researchのプレゼンと提出物
4/24(火)午前 Adv. & PR Researchのテスト(SPSS)
4/24(火)夜 Media Relationsのプレゼン&ペーパー提出
4/26(木)Adv. & PR Researchのプレゼン
そして少し日にちが開いて4/30(月)が
Adv. & PR Researchのペーパーの提出日になります。
特に4/24(火)で複数重なってるのが痛い。。。
先学期は辛うじてこのダブルヘッダーは免れていたのですがねぇ。

まずは1発目のStrategic Communication Researchのプレゼンから。
4人に対してインタビューを行ったフィールドレポートの発表です。
各インタビューについては下記ご参照ください。

3/28のブログ「インタビュー1人目」
4/6のブログ「インタビュー2人目」
4/11のブログ「インタビュー3人目:GMへ!」
4/13のブログ「インタビュー4人目」

先週は通常の授業の代わりに各グループがDr.ChoiとMtgを持って
プレゼンの方向性を確認したのですが、
その際に各インタビュー内容の報告と、
それを踏まえた上でどういうプレゼン骨子にするかを
説明したところ「Good job」と合格点をもらえました。
その骨子を元にニコルがPPTのたたき台を作ってくれ、
(すっごく助かった、ありがとー
私がそれをもう少しVisualize、発表分担を決めて各自
アニメーション設定をしたりして最終版としました。

当日は「どうせやるなら一番にやって早く終わらせて
後は寛いでみんなの発表聞きたいよねー」と話していたので、
Dr.Choiが「トップバッターの志願者はいませんか?」
と聞いた時には勢いよく2人で同時に挙手しており、
Dr.Choiも周りの皆もそのハリキリ振りに驚いてました(笑)。
そうかなあ、一番手って人気あるかと思ってたけど。
(一番手の方が知らずに評価も甘くなるしオススメですよ。)

事前のMtgでDr.Choiから合格点をもらっていたし、
私達自身とてもクリアに内容を理解していたので、
2人で一緒に練習する時間は1回あるかないか、、でしたが、
全く心配してませんでした。。
その予想に違わず、プレゼン自体はもちろん、
プレゼン後のディスカッションやQAもうまくハンドルできた
なかなか活発な議論になったと思う。
お陰で初めてプレゼンを楽しめた気がします。
(もともとプレゼン自体キライじゃあなくむしろ好きだけど)
Dr.Choiからも「You guys did a GREAT jobと褒められたー

怒涛の1週間の初日としては幸先がいい!
これで1週間がんばって乗り切ります。


<その他の関連リンク>
3/21のブログ「フィールドレポート」
3/22のブログ「フィールドレポート2:依頼プロセス」
4/1のブログ「インタビューに不可欠なもの」

<本日の写真>

キャンパスにもやっと春が来た!
桜が見事に咲いています。キレイはキレイだけど。。
でもやっぱり日本で見るのに比べると風情が全然足りない
儚げな華やかさが感じられない。)
それに1本だけだと迫力もない

にわか日本語教師

2007年04月21日 | Study Abroad
Study Abroad in Japanにおける私のボスであるDr.Cから
「参加学生達を集めて出発前のプレ講義を始めた」
っていうメールをもらいました。
あっそ、って読み飛ばしていたんだけど、
その中に「簡単な日本語講座をやろうと思ってて。
やっぱりネイティブの日本語を聞かせたいから
もしもよかったら教室に来てもらえないかな
何も準備いらないから。ただ来てくれるだけでOK」とのこと。

うーん、、これまでに何度も書いてますが教授、
今って学期中で一番忙しい学期末なんですケド。。。
私がそう思うのはお見通しのようで、
その後の彼の文面は以下のように続く。
「君が今週来週でどれだけたくさんDue(締め切り)があるか
よくわかってるので、もしもムリでも僕は100%理解してるよ!」

でもさー、何かそう言われるとさ、
「行けません」っていうのがデキないヤツみたいに見えるし。
どんな学生達が参加するのか見てみたい気持ちもあるし、
日本語教えるの面白そうだし、、、、、、
結局、グループMtgがあるまでの間の1時間だけ参加することにした
(さすがは教授、私の性格よくわかってらっしゃる。。

このプレ講義は昨日も一昨日もやってたみたいで、
今日なんて土曜日ですよ?
参加学生だって期末だというのに気の毒なこと。。

初めて彼らと顔を合わせました。全部で14名。
テーマがモバイルとかゲームだけに男子12名、女子2名。
韓国人の女の子が1人いたけどあとは全員アメリカ人。

さて、私の即席日本語授業が始まりました。。。
と言っても教授が役に立ちそうな表現をピックアップしてきてて、
私がそれを発音して皆も真似するっていうもの。
たまに教授間違えてるからそれを指摘してあげたり。
最初は数の数え方から。。。
100の台の数え方になって
「ひゃく」「さんびゃく」「ろっぴゃく」と変化することに
「何でピャクなの?という質問が来てうろたえる
「発音がしやすいように自然に変化したのよ」と
堂々と答えたら「なるほどー!と納得してもらえた。ホ
(でもきっとホントにそれが理由だよね?)

よく外人さんが日本語を勉強する時にネックになるのが
英語にはあって日本語にはない「アクセント」。
例えば彼らが「コンニチハって言おうとすると
どうしても「コチハになるでしょ?
一音一音同じ強さで発音するのができないのよね。
だから、「日本語のコツ!」とかいって
「とにかくフラットに一音づつ発音すること
って言って練習しました。

そのうち、学生のひとりが
「ナチュラルスピードで喋ってみて!」って言うから
「5570円です(何でそんなセリフだったんだろ?笑)
って普通のスピードで話したら学生達、
「うぉぉおおお!
「スゴーイ(なぜかこの日本語は知ってる)
とどよめいてしまって、こっちがビックリしました。
いや、私もう生まれてこの方長いことこの言葉喋ってますし、、。
(ちなみに「スゴーイ」はお気に入りの言葉みたいで彼ら
今日も、そして日本に行ってからもしょっちゅう連発してました。)

他にもいろいろ挨拶など練習した。
あとは去年参加した学生が役に立つ言葉として
「どうも」と「スミマセン」を挙げてくれたので、
どんな時に使うかとか。
結構難しいよ、英語で説明するの

あとは「きれいですね」とか「愛してるとかが
教授のスライドに現れてきてちょっと苦笑い。
つい、「一体(日本滞在中の)いつ使うんですか、これ!」
って突っ込んでしまったよ。
バーで使うんだよ♪とは教授の弁。ハイハイ。。)
ついでに「かわいい」も教えてあげた。
けど、くれぐれも「こわい」と間違えないように
とクギをさしてもおいた。
ほかにも変な言葉ピックアップしてたなー。
なぜか「だるま」とかあったし(笑)。

何人か日本語を齧ったことのあるコがいたんだけど、
教授の持ち出す例文の一人称が全部「わたし」になってたから
男性の場合は『ボク』の方がいいんでしょ
って指摘してくれて助かった。
自分が女なだけにそこには気付かなかったわー。

そんなこんなであっと言う間に1時間経ってしまった。
結構楽しかったしいい気分転換になりました。
皆、また日本で会いましょうねー

<おまけ>




これは去年の参加学生のアドバイスを下に
Dr.Cが皆に薦めて全員が日本滞在中肌身離さず携帯していた
ロンリープラネットのPhrase Book日本語バージョン
結構充実した内容でしたよ。
ナンパの仕方とかも書いてあったし、
そのあとの「イザ」という時のこともいろいろと。。。
でも全体的にダイレクトすぎてあまり使えないと思います。
(そう言ったら何か皆すごい喜んでましたけど。)
あ、普通の、日常的な会話の部分はすごくお役立ちです

<関連リンク>
2/7のブログ「Study Abroad in Japan コンサル受注」
2/21のブログ「立場逆転」
4/4のブログ「日本企業訪問依頼」



落としどころ

2007年04月16日 | 大学院授業
さて、昨日の8時間Mtgを受けて指導教授にSOS発信をし、
今日のお昼に時間をもらうことができました。
でもねー、どうもねー、私達の言ってることと
教授の言ってることが平行線なんだよね。。
現状を打破すべく自分の案を提示するも、
(いつまでも「べき論」をかざして堂々巡りするよりも、
私は現実的だから落としどころを見つけたいのよ!)
「Not appropriate, you shouldn't do that」と言われた。
なぜ、してはいけないのか結局納得がいかなかった。
アメリカ人のチームメイトですら「」って顔でした。
結局結論は出ず。。まったく、、ナンなのよ。。。

この面会の前に、割と親しくしている教授にバッタリと会い、
「グループプロジェクトどうよ?」と聞かれて
自分達の直面している問題をサラっと話した。

指導教授との面会の後、もう放心状態でロビーでボンヤリしていると、
その親しくしている教授がまた通りかかった。
「ハロー」と挨拶した後その教授は自分のオフィスに戻ったみたいだけど
心配してくれたみたいで20分後くらいにまた下りてきて
「Tell me about your problemと話を聞いてくれました。
私の顔がよっぽどヤバかったんでしょうねぇ。。。
でもとてもありがたく思いました。

いろいろ改善策を提案してくれたんだけど、
その改善策って私の考え付いたアイディアと同じ。
それを指導教授に却下されたこと話したらふぅむ、とうなってしまった。
しまいには「ま、所詮学校だからあんまり気にしない!
教授らしからぬお言葉!ちょっと苦笑い。
「取れる点は確実に取る」作戦に転換しなさい、って言われた。

でもなんかグチってたら少し気が楽になりました
その教授も外国人なので自分の経験を話してくれたりして
それはそれで興味深かったです。

最終的な発表とペーパーの提出は約1週間後。
さぁ、この1週間でどこに落としどころを見つけましょうか。

<今日の写真>
この時期、期末で皆勉強に忙しい。
寮のスタディラウンジで一緒に勉強したりしています。


リーチェンはレポート用に調べ物をしています。
ホントはGameやってんじゃないのー??という疑惑を晴らすためPCディスプレイも撮影(笑)



私とジャーイーもいつの間にか撮られてた。私達は2人とも論文を読み込んでいるところ。

8時間ミーティング

2007年04月15日 | 大学院授業
何だか結構前のことなので大分忘れており、
思い出したくないことも有り(苦笑)、
あんまり書いてませんがホントにこの春学期は辛かった。。
例えば。。

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Media Relationsの授業。
「スポーツにおけるマイノリティへのステレオタイプ(偏見)は
メディアによってどのように強化(reinforce)されるのか」
1/23のブログ「授業紹介:Media Relations」

手法としては
1)とある大手新聞を選んで
2)そこのスポーツコラムを一定期間チェックし、
3)人種関連する内容があればピックアップし、
4)さらにそのピックアップしたものを分類し、
5)どのように扱われているかを分析するという流れ。
こういう風に文脈を機械的に分類していくのを
コンテンツアナリシスといいます。

最初図書館にいってマイクロフィルムを
いちいちチェックする方法を選んだんだけど、
気が遠くなるような作業でして。
教授に相談したら図書館経由でDBチェックできるでしょ、、
というわけで、ネットでゲットできました。
その数、130超。
それを三等分して人種に関連したトピックがあるか
それぞれが持ち帰って読み込むことに。
いやさー、言いたくないけどさー、
私だけNon-Nativeなわけよ。
ちょとはさー、加減してくれてもいいんじゃないのかな。。
まあね、、甘えたこと言ってちゃいけないんですけどね。。

で、その作業が終わった後はコーディングシート
っていうシート(自分達で作る)に基づいて
内容を解読っていうか分類。

でも、ここで大きな問題が。。。
私はやっぱり英語はNon-Nativeなわけで、
明らかなものはともかく、人種問題を暗示、
程度だとどうしても見逃してしまう。
そして非アメリカ人なわけで、
やっぱりこのトピックへの感度はどうしても劣る。
かたや、チームメンバーの2人が2人とも
アフリカンアメリカンなので普通のアメリカ人よりも
さらにこのトピックについては感度が高い。
なのでいろいろ不一致が発覚したんだよね。。
こういう調査は調査する人個人の資質が影響してはいけないので
調査する3人が3人とも同じ解読結果が出せないといけないのです。
そうするとこの不一致は見過ごせない。

それを解消すべく教授に相談したり
他のグループがどうやってるか参考にしたりしたんだけど。
一向にラチがあかず。
なんていうか新しいそれっぽい方向が見つかると
あまり考えもせずにそれ!っとばかりそっちに猛進し、
壁に突き当たって「やっぱダメだった
スゴスゴ戻ってきて結局一歩も進めてない、そんな感じでした。
まさに迷走っていうのがピッタリ。

一番の問題はグループ全体でBigPictureを共有できてなかったこと。
アメリカ人の学生は学業以外にいろんなことをやってて忙しいので
例えば教授からアドバイスをもらって
じゃあそれを元にどうするか考えようよ、って言っても
「あ、これから仕事」「これから練習だから。また次回
と言って次に会う時までに何も進んでない、
そしてすっかり忘れられてる、、という始末。
じゃあ、打ち合わせしないまでもメールでやり取りしよう、
って私が叩き台を作ったりしても
見る時間がなかったとかで結局当日までお預け。
もしくは「これ、いいじゃん!」と返答がきても
次回の打ち合わせにはそれをコロって忘れてる。
(大して深く考えもせずに「いいじゃん」って言ってるだけなのよ)
私は私でトピックに関しての引け目があるので
なかなか強いことは言い出しにくく。。
(方針を打ち出してもやるのは私でなくて彼女達になるので)

そして本日、もう今日こそ何とかしようと
ニコル家に集まってあーでもないこーでもないと
検討を重ねるもやっぱり大した進展なし。
結局今日費やした時間、8時間。。

もう限界っ!

ということで今日は解散。。。

出口が見えないまま真っ暗なトンネルの中でもがいている
っていうこの状況がどうにもストレスが溜まります。

こんなんでこの授業ホントに乗り切れるんでしょうか、、、、

インタビュー4人目(ラスト)

2007年04月13日 | 大学院授業
今日は4人目、そしてラストインタビューです。
ランシング市内のアドボカシーコミュニケーション会社に
4人目にして初の男性、デイブを訪ねました。
アドボカシーってどう定義するのがいいのかわからないけど、
一言で言ってしまうと「政策提言」かな?
(ウィキには「アドボカシーを『社会問題に対処するために
政府や自治体及びそれに準ずる機関に影響をもたらし、
公共政策の形成及び変容を促すことを目的とした活動である』
と定義する専門家もいる。」って書いてあった。)
ランシングはこんなちっさい街ですが一応州都なので、
アドボカシーを生業にしている会社は結構あります。

実は私もニコルもデイブのことは一方的に知っていた。
以前、我々2人ともメンバーになっている
PRSSAの例会に来て講演をしてくれたから。
でも、、その時の講演がメチャクチャ棒読みで
声も小さくてつまんなかったから、
今日のインタビューもそんなだったらどうしよう、
ってちょっと心配だったのよね。

そんな予想・想像・心配に反して、
インタビューではデイブは超陽気なおじさん
声も大きくよく笑い、あの講演は一体なんだったの
っていうくらい別人でした。。
まあ、よかったけど。

デイブがよく使うリサーチ手法は電話だそうです。
「Webはどうなんですか?時間もかからないし安いし」
と聞いてみたらバッサリと一言
「ボクはインターネットは信用してない。」
その理由はネットにアクセスできる人、
つまりはPCを持っている人っていうのは
それだけで既に選別されちゃってるから
一般的な有権者の意見を反映したことにはならない、から。
うーん、、それはそうだ。。
逆に私も反論をぶっつけてみた。
「でも電話も最近携帯が普及してきて
家の電話出ないとか、そもそも家にいないとか
っていうことも考えられますよね。」
実はこれ、授業中も私が質問して議論したトピックでした。
まあ結局どっちも一長一短なんですよね。
今の時点ではデイブのような内容の仕事の場合には
やっぱり電話の方がより正確なリサーチができる
ということに私も異論はありませんです。

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これで4人全員のインタビューが終わりました
もう一度その4人のプロフィルを整理すると
1) PR会社(バーバラ)
2) インハウス(NPO)のマーケティングマネジャー(トーニャ)
3) インハウス(事業会社)のリサーチディレクター(キャシー)
4) アドボカシーコミュニケーション会社(デイブ)

ニコルとも相談した結果、トーニャのケースを中心に
プレゼンを組み立てようということになりました。
彼女はリサーチをうまく活用していたし、
それにインハウスなのでアウトソースしているとは言え、
最初から最後まで自分がOwnership持っているし、
自分がDecision Makerだからバーバラやデイブのように
「クライアントの予算が。。」
「クライアントの理解が。。」っていう壁もないから。
(同じくインハウスでも、先だって書いたように、
キャシーはリサーチのスペシャリストなので、
今回のフォーカスからは外してあります。)

3日後の月曜日にはプレゼンの大まかな構成について
Dr.ChoiのApprovalを得なくてはなりません。
つまりヤマなんですけど、ま、何とかなるかなー
(その翌週、再来週の月曜日がプレゼン本番)

デトロイト

2007年04月12日 | アメリカンライフ
4/11付のエントリーではインタビューのことのみ書いたので
今回はデトロイトの街中の様子とインタビュー後について。


まずはデトロイトに来た証拠写真を撮る。GMビルがでかすぎて構図取るの大変。。

去年参加したデトロイトPR会社ツアーで
デトロイトに行ったと思ってたけど、
あそこはデトロイトの郊外のエリアとも言うべきところだったので、
今回が初ダウンタウンデトロイト
2006/11/17のブログ「デトロイトPR会社ツアー」

デトロイトはミシガン州最大の都市
そしてデトロイト=自動車産業ですが、
その自動車産業が近年傾いていることもあって、
街が荒廃し、全米危険度ランキングでここ数年常に
1位か2位かに入っているというデンジャラスな都市。。
最近は大分よくなってきたと聞いてはいたけど、
実際街に車を乗り入れると雰囲気が。。。怖い。。。
平日の昼間なのに、道を歩いてる人ほとんどいません。。
たまに人がいても目つきの危ない黒人さん。。
(ちなみにデトロイトの人口の8割はアフリカンアメリカン)
ピープルムーバーというモノレールが走ってるけど、
駅にも誰もいないし、車内に乗ってる人も見かけない。。
私達は今回は目撃していないけど、
友人によると商店の窓口のガラスに鉄格子がはめ込まれてたそう。
金銭受け渡しの時に襲われないように。。らしい。
怖いよぅ。。

GMでジェニファーに「デトロイトの印象はどう?」と聞かれ、
ニコルが「誰も外を歩いてないんですね。。」と素直に答え、
苦笑されてしまいました(笑)。
確かジェニファーは「寒いからね」とか何とか答えたと思うけど、
いやー、そうじゃあるまい。。。
とにかく街の雰囲気はピリピリとしており、
平和なELからやってきた私達は落ち着きませんでした。

インタビュー後はランチをしにハードロックカフェへ!
(地図を持って来てはいたものの、
心配になってジェニファーに場所を聞いたら
ご丁寧にも地図をプリントアウトしてくれて恐縮。)


これ、BLTサンド。おいしかった♪

そして食後はもちろんピンを物色


左がイースター限定ピン。なので卵型。
デトロイトにはカジノがあるので右はそのカジノを表してます。


ニコルに「日本人って何かを集めるの好きだよねぇ。」
と半ば感心、半ば呆れられる(笑)。

その後はまっすぐELに戻りました
(だって怖いんだもん)
帰り道、ハイウェイで大雪に見舞われ、
ニコルに初めて車に乗せてもらった日に
その年の初雪(しかも吹雪)が降ったことを思い出しました。
あれはあれで懐かしい思い出。

2006/10/12のブログ「10月の初雪」

インタビュー3人目:GMへ!

2007年04月11日 | 大学院授業
インタビューも3人目となると段々慣れてきて調子も出てきました。
それでもやっぱり今日は少し緊張しました
なんたってアメリカを代表する大企業、
GMのディレクター氏へのインタビューですから!
(GM=General Motors。自動車会社

何で学生風情の私達がそんな機会に恵まれたのか。
最初から狙ってたわけではなくてほんの偶然でした。
インタビューOKの返事が何通か戻って来た後、
ちょっと欲が出てきた私は
ランシングローカルな企業だけじゃなくって
もっと世界的な規模の会社にも話を聞きたい。。
と思っていくつか当たってみたんです。
(その中にはGMは入ってませんでした。)
お返事の中に、「自社は受けられないけど
この人なら受けてくれると思う」と言って
GMを紹介しれくれたのがありまして。。。
それで改めてダメモトでGMへ依頼のメールを出したところ、
ご快諾いただけたのでした!

その時すでに十分な人数のインタビューは確保できていたけど、
こんなチャンス滅多にないからねーと決行することに。
ニコルがGMの総本山、デトロイトまで運転してくれました。
指定された時間は午前10時。早いって。。。
私達は余裕を持ってELを7時過ぎに出発しました。

デトロイトは空港は行ったことがあるけど市内は初めて。
街の印象については改めて別項で書きますので本日は割愛

駐車場の場所だけ迷ったけどスムーズに到着しました。
(遠くからでもすごく目立つ!)


GM村の入り口。モノレールの橋げたにGeneral Mortorsって書いてあって驚く


↑の写真から視線をあげるとこうなります。ドドーンと高層ビルが固まって建つGM村。

7時出発って早すぎるかと思ったけどちょうどよかった。。
建物はでっかいからすぐに見つかったものの、
たくさんの建物が隣接して建っているので、
私達が目指す建物がどこなのかわからず。。
大分迷ってしまったので。

内部はショールーム有、レストラン有、ホテル有、
ショッピングモール(というには小さいけど)有、
ひとつの複合施設の様相でした。






川に面したカフェ。すてきー。

そしてやっとのことで目的地(受付)に到着。
今日対応してくださるキャシーの部下の
ジェニファーが迎えに来てくれました。
そのままエレベータに乗って20Fだったかな?
キャシーのオフィスに通してもらいました。
でもそのオフィスはこじんまりしていて、
今までで一番パーソナルな雰囲気になれました。
キャシーは50代と思しきオバさまで、
真っ赤なジャケットにショートカット、
何だかいかにもバリキャリな感じ。
ど、どーしよー、変なこと言ったら怒られるかも。。
でもそんなのは杞憂でアッハッハーと笑う
とっても豪快な方でした。よかった

彼女の仕事内容を聞いていくうちに、
今日のインタビューは私達の課題にフィットしないかも、、
って思うようになった。
まず、彼女の仕事内容がリサーチそのものであること。
そのリサーチ結果を元にコミュニケーション部門が
戦略の策定をしたり、レビューをしたりする。
今回の課題は「コミュニケーションのスペシャリストが
どのようにリサーチを活用しているのか」なわけで、
主語はあくまでも「コミュニケーションのスペシャリスト」。
「リサーチのスペシャリスト」ではないのです。
キャシー自身のバックグラウンドも統計学だと推察。
「I love SPSS!」って言ってたもん。。
(SPSSがない時代からこの仕事をしていたけど、
SPSSが出来てからものすごい楽になったって言ってた。)
4/3のブログ「SPSS」

大企業になればなるほど
1)職務が細分化・専門化されてくる
2)通常アウトソースする業務も社内に抱えている
という傾向が見られるわけだけど、
それがGMにも当てはまるということが分かったともいえますね。

課題に合致しないとは言っても、
メインフォーカスにしないだけでレポはするつもりです。
これはこれで貴重な気付きでしたから。

イースター(復活祭)

2007年04月08日 | アメリカンライフ
今日はイースターでした。
イースターとは復活祭ともいい、
十字架にかけられて死んだキリストが復活したことを祝うもので、
キリスト教では最も重要なお祝いのひとつ。
「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」と決まっており、
年によって日付が変わります。
今年は本日、4/8というわけです。
(ちなみに来年は3/23だそうです。)

私高校の時はミッションスクールで、毎日礼拝があり、
イースターにも毎年イースター礼拝があったし、
聖歌隊に入ってもいたのでその時は
4月になると「イースターかあ」って実感があったのだけど、
(イースターの音楽はどれも華やかで好きだった。
クリスマスの音楽はもっと荘厳なんだよね。
それもそれでもちろん好きだったけど。)
大学になったら同じミッションスクールなのに
全然そんな行事もなくすっかり忘れてました。
だから今回イースターのエッグ・カラリングをしましょ、
って誘われた時には何だか懐かしかったです。

とはいえ、エッグカラリングは初めての経験
ハロウィンのパンプキンカーヴィング同様、
キットが販売されているのでそれを使いました。
2006/10/22のブログ「Pumpkin Carving」

まず、水の中に絵の具を溶かしてお酢を入れます。
そしてその中に卵を入れると色が定着する


手前の黄色いに卵が入ってるの見えますか?

あとは付属の筆やらスポンジやらを使って
模様をつけたり絵を描いたりしていきます。


水分が多くて折角描いても垂れて滲んでしまう。。
オレンジ地にナンチャッテ桜描いたんだけど案の定垂れた。



いろんな色を混ぜると思いもかけない色になって面白い
深い色のは大抵複数の色を混ぜた結果。



この目玉はおまけについてきたシール。他にもコミカルなシールいろいろあった。

というわけで完成した我々の作品


右下のピンクのカゴのが私の作品たちです。

童心にかえれて楽しかったです