N試作場

ジャンルにとらわれず、新しい組み合わせ、おもしろいことを考えていきます。

ディーター・ラムス展

2009年07月12日 | 日記
純粋なる形象 ディーター・ラムスの時代
―機能主義デザイン再考

府中市美術館(7月20日まで)



2005年に行った「ブラウン展」(AXISギャラリー)も良かったけど、
今回は規模も大きくて、見所満載で興奮しました。



図録もいいです。



会場では、ディータ・ラムスさんを追った
特別番組(45分)が流れていました。

「デザインは構造の設計。外観の設計」
…技術者との対話を最重視していたようです。

「人は強くあらねばならず、そのためにはよい私生活が必要だ」
…何気なく夫婦で座っているだけの画面から、
いかに仲睦まじいかが伝わってきました。

ご自宅も整然としていて美しい。



これは全部実現しなかったもの。
ボツになったもののほうが多いそうです。



ラフスケッチや模型もよかったです。



「レクトロン」という電気回路の教育玩具。



フォルムはもちろんですが、ボタンの形や色など
ディテールも見ごたえがありました。

一つひとつ、じっくり見ていったら、
あっという間に閉館時間でした。


あの『ブルータス』の鈴木さんが、この展覧会をブログで紹介されています。
http://fukuhen.lammfromm.jp/2009/07/post_654.html

2008年にサントリーミュージアム天保山で開催された同じ展覧会。
こちらのほうにも詳しく書かれています。
http://fukuhen.lammfromm.jp/2008/12/post_532.html


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