はい。じゃあ、この中で自分の生まれたときの天気を知っている人?
自分が生まれたとき晴れだったか、雨だったか、雪だったか。
知っている人、います?
実は、このCDの中に雨の音を入れてありました。
普通では聞き取れないくらい、ちぃ~さな音ですよ。
でも、無意識では、ちゃんと聞きとっているんですね。
このCDを聞いて、今日、この会に参加しようと思った人。
誕生日が雨だった可能性があります。
では、晴れだったのに参加した人。この人達はすごいですね。
この人達は…。
本田健さんのセミナーに出たら、健さんの夢を見てしまった。
夢は、もう少し続いていたのだが、書いていると幼児が起き出してしまったので、
すっ飛んでしまった。
幼児は、なぜか大泣きしていて、ひざに上に座ると、こう言った。
「エビ、怖かった」
「エビ?」
「うん、足についた」
どうやら怖い夢を見たらしい。
今までも子供が怖い夢を見て起き出すことがあったが、
言語化したのは聞いたのは、これが初めてだ。
成長を感じる。
自分の話に戻すと、夢ではないのだが、
朝、たまに、半分夢心地でアイデアが浮かぶことがある。
ただ、このアイデア、起きたとたんにスーっと逃げてしまう。
明らかに考えている脳の部分が違う。
起きて普段の意識が起動してしまうと、
それに覆い隠されて急速に消えていってしまう。
通常の意識で思い出そうとしても、そことはOSが違うので無理、という感覚。
起きた直後に薄れつつゆくアイデアをメモできるかどうかが勝負だが、
言語を使わない脳の部位で考えたことを、左脳を使って言語化するので
曲芸のような作業になる。
あるときなどは、起きてメモをとって、あー間に合ったと思ったら
まだ布団の中だった。一種の幻覚か。