毎度のことだが、本を捨てるのは、なかなか難しい。
手放す本として、真っ先にターゲットとなるのはビジネス書だ。
本日、お別れした本は『39歳までに組織のリーダーになる』。
恥ずかしいが、あえて発表してみる。
“ピーターの法則”を心がけている現在とは真逆の方向性だ。
さて、本を処分する前には、ページの端を折ったところをざっと読む。
5、6年前に読んだのだが、どのページも全く感銘を受けない。
どうしてこんなところを折っているのだろうと不思議に思ったが、
「それも自分が成長した証でしょ」と奥さんに言われ納得した。
自分で既に消化している考えだから、新鮮さがないのだなと気付いた。
本が悪いということではなく、自分がマークした部分が
今の自分にとってピンとこない、ということです。
もう一冊は『クリティカル・ワーカーの仕事力』。
この本も6年くらい前に読んだが、当時、かなり感銘を受けた記憶がある。
本書では「ワークスアプリケーションズ」という会社を取り上げているが、
今も健在のようで、CEOの牧野さんのブログがあったのでチェックしておく。
「問題解決」こそ仕事
この本で「人間のかかりやすいバイアス」というところが参考になりそうなので
メモで残しておく。
経験:問題の見方が自分自身の経歴や経験の影響を受ける
他責:成功は自分自身の力であり、失敗は運が悪いか他人の間違いのために
起こると自分以外のせいにする。
固執:自分の考え(仮説)に固執して、その考えに反するものを無視する
保守:新たな情報や証拠を見つけても考えを変えることができない
錯覚:因果関係のない2つの変数の間に、因果関係があると考えたり、
明らかにパターン性があると信じ込んだりする
楽観:将来こうなってほしいという希望を予測に反映させる
短絡:すぐに思い出せる特定のことに依存し、その他の関連情報を排除する
OLD:初期情報が予測を立てるプロセスで重視され、予測に最も影響を与える
NEW:最も新しいものが優先され、それ以前のものは軽視、または無視する
いい機会なので「バイアス」について調べてみたら、いろいろあることが分かった。
詳しく紹介しているブログのエントリーも見つけた。
モジログ:さまざまな認知バイアス
その他、本書のページを折っていた部分から2箇所だけメモ。
リーダーシップについて。
相手のタイプを見て、状況をしっかり把握して、
どのようにすれば相手のモチベーションを高められたかを考えるということを
繰り返して、自分のやり方を身につけていったのです。
ブレークスルー発想について。
よく製品開発などで、「顧客の声を聞く」という言い方をしますが、
実はこれもちょっと違う気がしています。
先に顧客の声を聞いてしまったら、メーカーは顧客のニーズを先回りしていることにならない。
本当のブレークスルーを実現するためには、顧客も認識していなかったニーズを、
メーカー主導で、「こういうものが欲しかったんでしょ」と提示する必要がある。
顧客の声を聞き、製品にフィードバックするのは、その後の作業です。
この『クリティカル・ワーカーの仕事力』については、
ざっとのつもりが、ipadで遊ぶ幼児の傍らで30分近く読んでしまった。
さてさて、本日の本の処分、悩みつつも、そのほかに数冊を選び出す。
どの本も見返してみると「お世話になりました」という
感謝の気持ちが湧いてくる。
手放す本として、真っ先にターゲットとなるのはビジネス書だ。
本日、お別れした本は『39歳までに組織のリーダーになる』。
恥ずかしいが、あえて発表してみる。
“ピーターの法則”を心がけている現在とは真逆の方向性だ。
さて、本を処分する前には、ページの端を折ったところをざっと読む。
5、6年前に読んだのだが、どのページも全く感銘を受けない。
どうしてこんなところを折っているのだろうと不思議に思ったが、
「それも自分が成長した証でしょ」と奥さんに言われ納得した。
自分で既に消化している考えだから、新鮮さがないのだなと気付いた。
本が悪いということではなく、自分がマークした部分が
今の自分にとってピンとこない、ということです。
もう一冊は『クリティカル・ワーカーの仕事力』。
この本も6年くらい前に読んだが、当時、かなり感銘を受けた記憶がある。
本書では「ワークスアプリケーションズ」という会社を取り上げているが、
今も健在のようで、CEOの牧野さんのブログがあったのでチェックしておく。
「問題解決」こそ仕事
この本で「人間のかかりやすいバイアス」というところが参考になりそうなので
メモで残しておく。
経験:問題の見方が自分自身の経歴や経験の影響を受ける
他責:成功は自分自身の力であり、失敗は運が悪いか他人の間違いのために
起こると自分以外のせいにする。
固執:自分の考え(仮説)に固執して、その考えに反するものを無視する
保守:新たな情報や証拠を見つけても考えを変えることができない
錯覚:因果関係のない2つの変数の間に、因果関係があると考えたり、
明らかにパターン性があると信じ込んだりする
楽観:将来こうなってほしいという希望を予測に反映させる
短絡:すぐに思い出せる特定のことに依存し、その他の関連情報を排除する
OLD:初期情報が予測を立てるプロセスで重視され、予測に最も影響を与える
NEW:最も新しいものが優先され、それ以前のものは軽視、または無視する
いい機会なので「バイアス」について調べてみたら、いろいろあることが分かった。
詳しく紹介しているブログのエントリーも見つけた。
モジログ:さまざまな認知バイアス
その他、本書のページを折っていた部分から2箇所だけメモ。
リーダーシップについて。
相手のタイプを見て、状況をしっかり把握して、
どのようにすれば相手のモチベーションを高められたかを考えるということを
繰り返して、自分のやり方を身につけていったのです。
ブレークスルー発想について。
よく製品開発などで、「顧客の声を聞く」という言い方をしますが、
実はこれもちょっと違う気がしています。
先に顧客の声を聞いてしまったら、メーカーは顧客のニーズを先回りしていることにならない。
本当のブレークスルーを実現するためには、顧客も認識していなかったニーズを、
メーカー主導で、「こういうものが欲しかったんでしょ」と提示する必要がある。
顧客の声を聞き、製品にフィードバックするのは、その後の作業です。
この『クリティカル・ワーカーの仕事力』については、
ざっとのつもりが、ipadで遊ぶ幼児の傍らで30分近く読んでしまった。
さてさて、本日の本の処分、悩みつつも、そのほかに数冊を選び出す。
どの本も見返してみると「お世話になりました」という
感謝の気持ちが湧いてくる。