かって総理補佐官を務めたこともある自民党の衆院議員が収支報告書の過少記載の疑い等で議員辞職のピンチに立たされている。
この元総理補佐官は「秘書が適正に処理するものと思っていた」と説明していたようだがその秘書が「収入の一部を除外することを事前に政治家本人に報告していた」と検察当局に供述したとあっては残念ながら勝負はあったということだろう。
客観的に見てどちらの言い分が正しいかと言えば答えは言うまでもないだろう。
1つ気になったのは政治家と秘書との微妙な関係変化だ。
以前はもう少し政治家に対する忠誠度が高かったように思うが最近はいささかドライになったように思う。
かっては政治家の疑惑に対し一切口を割らず自死すら拒まなかった秘書もいた。
今は両者間の絆が希薄になったのか、それとも秘書たちの社会的な正義感が強まったの・・・いとも容易く自白するようになった。
これはいいことなのか、それとも憂うべきことなのか・・・考えさせられるねぇ。