中国が日本に対し一般商用ビザの発給を停止したとのことだ。
理由はどうも日本のコロナウィルス水際対策が気に入らないということらしいが各国が自国民保護のために様々な措置を講じることは当たり前のことではないのか。
我が国の官房長官が早速「極めて遺憾」と中国側に抗議しビザ発給停止の即時撤回を要求していた。
それはそうとしてこのビザ発給停止という措置は必ずしも相手国に対するダメージということではなく双方にとってダメージがあるのではないかと考えている。
「経済制裁」もそうなのだが一方だけが損失を被るなんてことはないだろう。
いまや中国は日本にとってサプライチェーンの重要なパートナーなのだがこれが寸断されれば日本企業も中国企業も困るはずだ。
それに発注側と受注側の立場を考慮するとむしろ中国側のダメージがより大きいのではないかとさえ思われる。
「政治」の意地に「経済」が無理やり付き合わされている構図が浮かび上がってくるがそんなことはないのだろうか。
中国経済が中国政府にもっと声を上げビザ発給停止撤回を迫れないものか。
それが状況打開の一番の早道だのだが・・・、「まぁ、出来ないだろうなぁ」。(笑)
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