紅麹サプリで多数の健康被害者を生んだ小林製薬が記者会見を行っていた。
紅麹関連ビジネスからの撤退は当然だろうが気になったのは同社の実力者である前会長の処遇である。
なんと特別顧問に就任し月200万円の顧問料を受け取るという。
現社長は「(前会長は)我々の気づいていない着眼点を有している」として今後も同社の経営に関与していくことを示唆していたが逆に言えば元会長は本来経営者が具備していなければならない安全管理や危機対応に関する着眼点が欠落していたと言えなくはないだろうか。
これが経営責任というものだ。
説明責任の場にも出てこないで内規を超えた顧問報酬だけは要求する、・・・これではいくら現社長が「創業家に忖度することはない」と言っても世間に通用するものでない。
どうしても今後の同社の経営に関わりたい、とするのであれば無報酬でやったらいいと思う。
それが被害者や世間に対する罪滅ぼしだではないだろうか。
そうそう、記者会見で社長は「私の考えでは(前会長は)説明責任を果たすべきだと思う」と述べたとされるがまさかこれが出来レースなんてことはないだろうね?
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