マッシーの日本寸評

「日本を少しでもいい国に、住みやすい社会に」との思いから政治、経済、時事問題を感性の赴くまま自由に批評します。

近づく自民党総裁選に思う

2024-08-12 19:59:05 | 政治
自民党が総裁選に向けて動き出した。
若手議員諸兄が「世代交代」をスローガンに声を上げ始めたが果たしてどんな流れに繋がっていくのだろうか?
前回の総裁選当時も党の幹部たちは「自民党は変わらなければいけない」「日本を取り巻く環境は極めて厳しいものがある」を連呼していたが最近もまた総裁選管理委員会メンバーが同じフレーズを繰り返していた。
まるで壊れたテープレコーダーを聞いているようだ。(笑)
一体、自民党はこの3年間何を学びどう変わってきたのか?
「政治とカネ騒ぎ」があってもまだ何も変わっていない、いやそれどころか先祖帰りしているのでは?と思うくらいである。
参考までに3年前の当ブログ「自民若手の総裁選に向けた提言の動きに思う」の再掲するがまるで進展は見られないぜ。

(以下再掲)
自民党の若手議員40名が総裁選に向けて提言案をまとめているようだ。
その骨子の1つが「投票先を派閥単位で決めつけないように」というものだがこの内容については先月27日付けのこのブログ「総裁選に物申す」で述べたとおりである。
派閥のメンバーが自由投票を求める意思はよく分かるし今回の総裁選についていえばもうすでに流動化が進んでいるように思う。
これはこれで日本の政治にとって望ましい動きだろう。
「派閥均衡人事は組織を硬直化させる」という指摘もというのも先ほどの提言と表裏一体のものだ。
閣僚人事権は総裁にあるのだが論功行賞や大臣適齢期などという選定基準は完全に排除し真の「適材適所人事」が肝要である。
大臣ポストはもっと資質・適格性が重視されるべきだ。
自薦、他薦、公募制など何があってもいいのではないか。
衆人に「ああ、あの人なら・・・」と思わせる人事が当たり前になってほしいと思う。
そのためにも与党議員も野党議員もスペシャリティを研鑽していくことが必須になる。
今回の総裁選が日本の健全化、政界の活性化に繋がりますように・・・。



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