マッシーの日本寸評

「日本」を少しでもいい国にしたい、との思いから政治、経済、時事問題を感じたまま(忖度なく)コメントします。

政府の「コロナ重症者以外は自宅療養を基本にする」に思う

2021-08-03 11:47:23 | 政治
政府は昨日、急拡大しているコロナウィルス感染症の医療対策として重症者以外は自宅治療を基本にする旨方針の変更を発表した。
本来あらゆる疾病の治療はそれなりの体制の下で行われるべきなのだがこれだけ急速な感染者の拡大には医療機関や宿泊施設だけでは対応できないということだろう。
なぜ政府はここまでに至った経緯をキチンと説明し国民に理解を求めないのか。
過去に見通しや政策に落ち度があったのなら反省とともに一度総括すべきなのに昨日の発表は何事もなかったかのように淡々と行われた。
これでは国民の協力など得られるはずもない。
政府は国民を敵に回していることにもっとセンシティブになってほしい。
知事会ですら「ロックダウン」を口に出し始めている。
欧米と同様のロックダウンは見込めないにしても日本版ロックダウンの姿や実施方法を早急に検討すべきである。
当然その折には東京オリ・バラの中止が視野に入ってくるだろう。
自宅での医療体制にも懸念材料は山積している。
とてもパルスオキシメータの配布では済まないと思う。
インターネットがこれだけ普及しているのだから遠隔診療が大いに期待されるが受け皿組織が構築できるのか・・・?
そのためにもオリパラを取りやめ延べ7000人と言われるオリパラ向け医療要員を振り向けたらいいと思うのだが如何だろう。
オリンピックの感動とパンデミックの抑制(ひいては人命)のどちらを選ぶかということだ。


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