中国・上海の目抜き通りにあったあの伊勢丹が昨日6月30日をもって閉店、撤退するという。
このところ中国では日系デパートのみならず地元資本の百貨店も廃業に追い込まれているらしい。
理由としてネット経済の伸長や不動産不況に端を発した消費低迷などが挙げられているがそのために多くの百貨店が姿を消しているのか。
BtoC の伸長について中国は「物流インフラがネックになる」と言われていたが最近はそうでもないようだね。
消費低迷は単なる一過性のモノではなく「一人っ子政策」など人口問題も影を落としているので今後長期化する恐れは十分にありそうだ。
しかし習近平政権は民主化運動を抑圧するだけで経済対策に本気で取り組む気はない。
いやその方法論すら分かっていないのかもしれない。
さて日本も中国と置かれた環境はいささか異なるが共通項もありそうだ。
もって「他山の石」としなきゃあねえ。