猛暑と東京オリンピックに思う

今日も全国多くの都道府県で熱中症アラートが発令されているようだ。
全く暑いねぇ・・・。
東京オリンピックは選手・コーチも運営関係者も大変だろう。
ふと思い出したのが7，8年前に東京招致活動に使ったパンフレットの一節だ。
なんでも「この季節の東京は晴れの天候が多く気温は温暖で競技には申し分ない」という意味合いのフレーズがあるようだ。
ん？温暖？・・・、いったいどこの話をしているのか、という感じである。
いくら誘致活動を有利に進めたいとい気持ちがあったといってもこれはもう意図的な虚偽広告に近いのではないのか。
今回の参加者の中に世界的テニスプレーヤのジョコビッチがいたが彼がこの猛暑に堪らず試合開始時間の繰り下げを申し出ていた。
結果いくつかの試合の開始時間繰り下げが実現したが開始時間の変更を発表していたのは五輪組織委ではなく国際テニス連盟だった。
どんないきさつがあったのか知る由もないが釈然としない気持ちが残ったのも事実である。
ちなみにマラソン競技は暑さを避けて札幌開催が決まっていたがその札幌が東京並みの暑さになっているのは皮肉な現象である。
願わくば１日も早く彼の地に本来の冷涼が訪れますように。